『スマホ首』が原因?多くの症状をストレッチで予防・改善しよう!

スマホ首とは?
ここ最近、スマホの普及により『スマホ首』と呼ばれる現代病が急増しています。これは長時間スマホを見続けることによる首の痛みや肩こり、頭痛などの症状です。
また、本来は湾曲している首の骨がまっすぐになってしまう『ストレートネック』と呼ばれる症状もスマホのやり過ぎが原因である場合も多いようです。
スマホを見るときは誰でもうつむいた姿勢になりますよね。これを長時間続けると頭の重さで首や肩にかかる負担が大きくなり、首の周りの筋肉が緊張により固くなることで肩こりや首の痛みの原因となります。

首は血管や神経が多く通っていることもあり、そこを圧迫してしまうことで様々な症状を引き起こすのです。こういった症状は、筋肉が少ない人(女性など)に症状が多く出やすい傾向にあります。
ストレートネック
スマホ首(スマホが原因とみられる悪影響)の中に『ストレートネック』があります。これは、うつむいた姿勢を長時間続けることにより本来アーチ状になっている頚椎がまっすぐな状態になってしまいます。近年スマホのやり過ぎが原因とみられるストレートネックが急増しています。

『スマホ首』の症状には下記のようなものがあります。
- 肩こり
- 首の痛み
- 頭痛
- 腰痛
- 吐き気
- めまい
- 手のしびれや痛み
- うつ
- 不眠
- 自律神経失調症 など
あなたはスマホ首?セルフチェック
- 猫背気味である
- 1日に5時間以上はスマホ(パソコン)を使っている
- スマホ中に首や肩がつらくなる
- 上を向くと首が痛い
- よく頭痛がする
もし2つでも当てはまるようならスマホ首の可能性があります。
スマホ首を予防・改善するには?
定期的に固まっている首や肩の筋肉をほぐすことが大切です。暇をみてストレッチなどを行うと良いでしょう。そして何より大切なのはスマホを利用する際の姿勢を改善することです。
スマホ首に効果的なストレッチ
首と肩をほぐすストレッチを立った状態で行います。後ろで手を組み、息を吐きながら組んだ手を上へ持ち上げます。同時に首を上にむけながら上半身を後ろにそらします。その状態を5秒くらい維持し、ゆっくりと元の姿勢に戻します。
くれぐれも無理のないように自分の可能な範囲でゆっくりと行ってください。座った状態の場合、首を上にむけて上体を反らすだけでも効果的です。

スマホ使用時の姿勢を改善
首を下に曲げすぎないようにスマホをなるべく目の高さに近いところまで上げて使用します。なかなか辛そうに感じますが、両手で使う場合は脇をしめるとだいぶ楽になります。片手の場合はスマホを持たない方の腕を曲げ、スマホを持つ側の肘の下に添えるようにし、支えにすれば楽になります。

スマホを利用する時に正しい姿勢だとスマホ首の予防になりますし、何より美しく見えますので常に意識することをおすすめします。そして長時間スマホを見るときはたまに上を向いたり、ストレッチをするなどして筋肉をほぐしましょう。リフレッシュにもなりますよ!