ソフトバンクのSIMロック解除、3つの方法を詳しく解説します!

キャリアの端末にはSIMロックが掛かっているというのはご存知の方も多いと思います。
端末を購入したキャリア内で使う分にはSIMロックが掛かっていても不都合は基本的には生じません。
しかし、別のキャリアや格安スマホといった乗り換え(MNP)を検討した時、このSIMロックが問題になるのです。

ソフトバンクのSIMロック解除に関しての話題としては2019年10月の改正電気通信事業法の施行の絡みで、ソフトバンクの端末購入サポートの「半額サポートプラス(2019年10月10日からは「トクするサポート」に名称変更)」が2019年9月から新たに始まりましたが、そこでソフトバンクのSIMロック解除に関する問題・SIMロック解除条件の緩和などの動きがありました。

今回は、ソフトバンクのSIMロックを解除する方法を具体的に解説したいと思います。

SIMロックが掛かっているとどうなる?

キャリアで購入した端末には、そのキャリアのSIMロックが掛かっています。
SIMロックとは、他の事業者のSIMカードを入れても音声通話やデータ通信といったスマホの基本的な機能を使えなくするための制限です。

「そもそもSIMカードって何?」という方もいらっしゃると思いますので、今回は一から説明していきます。

SIMカードとは?

SIMカード

スマホの内部にはSIMカードと呼ばれる小さなチップが入っています。

キャリアでスマホを購入すると、ショップのスタッフがSIMカードを入れてくれますので、存在を知らないという方もいらっしゃるかも知れません。

実は、スマホというのは機種が同じであれば、ソフトバンクで買ってもドコモで買っても基本的には同じです。
また、最近ではSIMフリー端末が市場で出回るようになりましたが、SIMフリー端末もキャリアの端末もスペックや機能はほぼ同じ状態で販売されています。

「SIMフリー端末」とは?

先に出てきた「SIMフリー端末」という言葉、SIMロックと同じくらいに出てくる単語でもあります。

SIMフリー端末というのは、通信規格や周波数が対応していれば、世界中どの国のSIMカードを入れても音声通話やデータ通信が使える端末のことです。
海外旅行や出張によく行く方にとっては、SIMフリー端末は無くてはならない存在です。

ところで、SIMカードとはどのようなチップなのでしょうか?

前項で、スマホというのは機種が同じであれば中身も基本的には同じという話をしました。
自分のスマホと他人のスマホの区別を付けるために、SIMカードがあるのです。
SIMカードには電話番号や通信事業者との契約に関する情報が記録されているので、スマホにはSIMカードを入れて初めて自分のスマホということになります。

SIMカード

SIMロックとは?

さて、スマホにSIMロックが掛かっているとどうなるのでしょうか?

他社のSIMカードを入れて使えないということは、他のキャリアや格安スマホに乗り換える際にその端末を使い回せないということです。
つまり、SIMロックというのは実質的にユーザーの他社への流出を阻止するためのものといえます

2010年以降、総務省はSIMロックがスマホユーザーの流動性を失わせ、そのことがキャリアの料金が高止まりしている要因としてキャリア各社へ解除を促すようになりました。
その結果として、2015年5月以降にキャリアから発売されたスマホは基本的に全てSIMロックが解除できるようになった、という経緯があります。

SIMロックの影響範囲

SIMロックが掛かった端末では、次のような使い方ができなくなります。

  • 海外で現地のSIMカードを入れて使うことができない
  • 他のキャリアに端末を持ち込んで使うことができない
  • 格安スマホの乗り換え先がソフトバンク系の回線に限られてしまう

特に、3つめの格安スマホの乗り換え先が限定されてしまうのは大きな問題です。

格安スマホにはドコモ系、au系、ソフトバンク系の3タイプの事業者があります。
現在、ソフトバンク系の事業者は限られる程度しかありませんので、ドコモやauのユーザーと比べて選択肢がかなり少なくなってしまいます。

※ワイモバイルはソフトバンク系ですが例外的にソフトバンクのSIMロックがかかっている場合には利用できず、ソフトバンクのSIMロックを解除する必要があります。

先生

SIMロックを解除すればドコモ系、au系の格安スマホにも乗り換えられるので、自分がベストだと思う事業者を選ぶことができるのです。
※ただし、各携帯会社で対応する周波数帯が違うので、端末が利用したい周波数帯を利用できるかは確認しておきましょう。

【ソフトバンク版】スマホをSIMロック解除できる条件

SIMカード

ここまで、SIMロックについての基礎知識を解説しました。
ソフトバンクでも2015年5月以降に発売された端末であれば基本的にSIMロック解除が出来ます。
ただし、SIMロック解除にはいくつかの条件がありますので、確認しておきましょう。

  • SIMロック解除機能が搭載されていること
  • 「分割払い」の端末の場合、購入から101日が経過していること
  • 「一括払い」の端末の場合、支払いが完了していること
  • 代金の滞納や盗難品などでネットワーク制限がかかっていないこと

以上の条件を全て満たしていれば、SIMロックの解除が可能です。

また、機種変更前の同じ回線でSIMロックを解除したことがある場合は100日以内でもSIMロック解除ができます。

例外規定として、「一括払い」の端末でも一部の「一括販売キャンペーン」で購入した機種の場合はSIMロック解除を断られる場合があります。

分割払いでも100日以内のSIMロック解除する方法(ソフトバンク回線契約をしていない場合のみ)

2019年10月1日から条件緩和で適用になった条件で、ソフトバンクの回線なしでスマホ端末のみを購入、およびソフトバンク回線解約済の人のみが適用対象になりますが、クレジットカードの支払いで端末を購入した場合には100日以内でもソフトバンクショップのみですが、即日のSIMロック解除の手続きが可能です。

ただし、ソフトバンクショップでSIMロック解除の手続きには3,000円の手数料が必要です。

これは、2019年9月からソフトバンクで始まった端末購入サポートプログラムの「半額サポートプラス(2019年10月10日からトクするサポートに名称変更)」が関係しています。

この割引はソフトバンク以外の携帯会社を利用している人でも利用できるプログラムですが、このプログラムを利用してソフトバンクで端末を購入しても、ソフトバンクで購入した端末にはソフトバンクのSIMロックがかけられているため、ほかの携帯会社の回線を利用している人にとってはソフトバンクのSIMロックがかかっている状態では、すぐに購入した端末を利用できない問題点がありました。

ソフトバンクでは2019年10月1日に100日以内のSIMロックを解除できる例外条件にこの条件を加え、クレジットカード払いで購入することで、即日SIMロック解除をすることができるようになりました。

トクするサポート(半額サポートプラス)の詳細はこちらの記事をご覧ください。
そのほかSIMロック解除に関する注意点

中古品や譲渡された端末など本人ではない使用者の端末のSIMロック解除は、ソフトバンク店頭でのみ受付が可能(My SoftBankではできない)であることのほかに、1日2台までの条件が付いてきます。

ソフトバンク公式:ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除

ソフトバンクのスマホをSIMロック解除する3つの方法とは?

ソフトバンクのスマホは「1. スマホ」、「2. パソコン」、「3. ソフトバンクショップ」の3つの方法でSIMロックを解除することができます。

ここでは、3つの方法をそれぞれ具体的に解説していきます。

事前に準備すべき物

まずは、事前の準備として「IMEI番号」を確認しなくてはなりません。

IMEI番号というのは端末を識別する個体番号で、この番号をもとにSIMロック解除の手続きを行います。

IMEI番号の確認のやり方

iPhoneの場合 Android端末の場合
「設定」→「一般」→「情報」→「IMEI番号」 「設定」→「端末情報」→「機器の状態」→「IMEI番号」→「IMEI」

以上の手順で15桁のIMEI番号が表示されます。

simロック解除3つの方法

1. スマホを使ってSIMロックを解除する方法

この方法はスマホで手軽にできる上に、手数料も無料なのでおすすめです。

  1. 「MySoftbank」のページにアクセスしてログインを行いましょう。
  2. ページ右上のメニューを選択し、「契約・オプション管理」→画面の下の方にある「SIMロック解除手続き」と進みます。
  3. 先ほど控えた「IMEI番号」を入力する欄が表示されますので、15桁の番号を入力しましょう。
  4. 表示される「解除キー」をメモに控えたら、「SIMロック解除方法を見る」をタップしてSIMロック解除手続きは完了です。

機種本体SIMロック解除方法

SIMロック解除の手続きの後は、機種本体にかかっているロックを解除しなくてはなりません。これには、iPhoneとAndroidで大きな違いがありますので、それぞれ紹介していきましょう。

Androidやその他ケータイの機種でSIMロック解除する方法

  1. 他社発行のSIMカードを機種に設置し、電源を入れる
  2. SIMロック解除キー入力画面が表示される
  3. 解除キーを入力後、「ロック解除」を選択する
  4. 画面が切り替わって解除完了

最初の過程で電源を入れた直後、アラートが表示される事もありますが、自動的に入力画面に切り替わります。

Galaxy S6 edgeでの設定画面
iPhone機種でSIMロック解除する方法

iPhone機種の場合には、SIMカードを差し替えると自動的にロック解除設定が完了します。
この時、エラーが出るような場合には以下の手順で対応できます。

  1. 工場出荷時の設定に復元する
  2. ソフトバンクにロック解除が適用されているのか確認する
  3. バックアップからiPhoneを復元させる

2. パソコンを使ってSIMロックを解除する方法

この方法では、SIMロックを解除したいスマホを操作しながらパソコンで手続きを進められるので、スマホで手続きを行うよりも簡単です。

また、パソコンでの手続きも手数料はかかりません。

  1. 「MySoftbank」のページにアクセスしてログインを行いましょう。
  2. 「料金プラン/オプションの確認・変更」→「SIMロック解除対象機種の手続き」と画面を進めていきます。
  3. ここからはスマホの場合と共通です。
    15桁の「IMEI番号」を入力し、「解除手続きをする」をクリック
  4. 表示される「解除キー」を控えたら、「SIMロック解除方法を見る」を選択しましょう。
  5. 後は、先ほどと同じように他社のSIMカードをセットすることで端末のSIMロック解除と、新しいSIMカードの設定が完了します。
先生

5.の機種本体にかかるロック解除に関しては、前項に記載した方法で対応できます。

3. ソフトバンクショップに行ってSIMロックを解除する方法

スマホやパソコンを使って自分で手続きをするのは不安という方は、ソフトバンクショップでの手続きをおすすめします。

先生

ソフトバンク回線を契約していない(解約やトクするサポートを利用する他の携帯会社の回線利用者)がSIMロック解除する場合は、ソフトバンクショップでのみ手続きが可能です。

ソフトバンクショップではスタッフが全て操作してくれますので、手続きに失敗する心配がありません。

デメリットとしては3,000円の手数料が掛かるのと、ショップの混雑状況によっては長時間の待ち時間が発生する可能性があります。

また、ソフトバンクショップで手続きする場合は、以下の持ち物を用意しましょう。

  • SIMロック解除したいソフトバンクの端末
  • 他社のSIMカード
  • 身分証明書
  • 手数料3,000円

ソフトバンクのSIMロック解除、3つの方法を詳しく解説します!まとめ

  • キャリアで契約したスマホ端末にはSIMロックがかかっている。
  • SIMロックは条件を満たすことで解除が可能
  • ソフトバンクでは「スマホ」「パソコン」「ショップ」でSIMロック解除ができる

いかがでしたでしょうか?
次回もまたお楽しみに!

おすすめの関連記事
MNP関連の注目記事まとめソフトバンクからMNP予約番号を発行・取得する方法MNP(乗り換え)の手順と得する携帯ショップの選び方