ソフトバンクで「機種購入サポート」が始まっていた!次期iPhone発売前の在庫一掃セール?

ソフトバンクが2019年9月13日から2年契約や契約解除料がかからない新プランを開始する発表をしたことに伴い、契約縛りや解除料のあるプランや「機種購入サポート」を含む各種キャンペーンが2019年9月12日で終了することになってしまいました。
以下は2019年9月12日までの「機種購入サポート」に関する解説記事です。
たまたまソフトバンクのキャンペーンページを眺めていたところ「機種購入サポート」が2019年7月17日から始まっていました。(特にニュースやお知らせなども無かったので少し驚き・・・)
キャンペーンの期間は2019年7月17日から2019年9月30日までとなっていて、特典内容は一部のAndroidスマホやiPhoneが値引き価格(最大43,200円引き→10,800円引き)で購入できるといったものでした。期間から考えるとキャンペーンが終わる頃に次のiPhoneが登場してきそうな時期を設定しているので、新しいiPhone発売前の在庫一掃セール的なキャンペーンの立ち位置だと考えられます。
【悲報です】割引金額がサイレント修正されていました。キャンペーン開始時点では最大43,200円の割引でしたが、26日から対象の機種が一律の10,800円割引に割引額が減額されていました。(どこかから横槍が入ったのでしょうか・・・)
ただ、このタイミングと同時(?)にソフトバンクオンラインショップで購入した場合もこの割引が適用できるようになっているようです。

ラインナップをチェックしたところ、最近発売した高性能スマホも値引きになっていたので、(多分)高い新しいiPhoneではなく、安くて良いスマホを手に入れたいという人にとっては、このキャンペーンは非常に良いかもしれません。
ただし、対象者はMNPまたは番号移行(ワイモバイルからソフトバンクにすること)の人で、新規契約、機種変更の人は利用できません。。。
今回はこの「機種購入サポート」について対象機種のラインナップや利用条件などについて解説していきます。
機種購入サポートとは
簡単にまとめると、ソフトバンク以外からののりかえで、最低12ヶ月間(請求月末まで)継続利用などを条件として、「ウルトラギガモンスター+」に加入し、対象機種を購入すると機種代金が最大で43,200円→10,800円割引された割引価格で購入できるキャンペーンです。
※7月26日から10,800円に割引金額が減額に・・・
(細かい条件や注意書きは後半で説明します)
キャンペーン期間
「機種購入サポート」のキャンペーン期間は2019年7月17日(水)から2019年9月30日(月)までです。
適用条件
「機種購入サポート」の適用条件は以下の6つの条件を満たす必要があります。
- ほかの携帯会社からののりかえ(MNP/番号移行)
※番号移行はワイモバイルからソフトバンクにのりかえることです。 - 端末代金の支払いは48回の分割払い(割賦払い)であること
※一括購入ではない - 「データ定額 50GBプラス」または「データ定額50GBプラス(データシェアプラス)」に加入
※データ定額50GBプラスはウルトラギガモンスター+(プラス)を指しています。
※データ量が少ないプランのミニモンスターやスマホデビュープランは対象外 - 通話基本プランは以下のいずれかで加入すること
※ハートフレンド割引以外は2年縛りは付ける必要があります。- 2年契約
- 2年契約(フリープラン)
- ハートフレンド割引
- 個人名義であること
※法人契約は対象外です。 - 対象機種の購入日から12ヶ月後の属する請求月末まで利用すること
※最低利用期間の条件が設定されています。
最後の最低利用期間の説明の意味が非常に分かりづらいですが、購入した12ヶ月後の請求の締め日まで(例:月末締めの場合、7月18日に購入したら翌年の7月31日まで)利用してくださいという感じなのですが、ソフトバンクの締め日は3種類存在し、ソフトバンク側で締め日を指定され、締め日がよく分からなくなる要素があるので、最低でも13ヶ月間は利用すると考えておくと無難かもしれません。
プログラム解除料が発生する条件
「機種購入サポート」は最低利用期間が設けられているので、お気づきの方もいると思いますが、適用条件を満たさなくなった場合には、「機種購入サポート」のプログラム解除料が別途発生するペナルティがあります。
※2年契約の契約解除料とは別のものです。
プログラム解除料が発生する条件は最低利用期間以内で以下のいずれかに該当してしまった場合です。
- データ50GBプラス」または「データ定額50GBプラス(データシェアプラス)」以外のプランに変更した場合
- 別の機種に機種変更した場合
- 解約や別の携帯会社にMNPをしてしまった場合
- 「機種購入サポート」提供条件書に違反した場合
※契約内容に嘘の内容があったり、支払いをしなかったりなど普通の利用をしている分には気にしなくても良い内容です。(参考:ソフトバンク公式:提供条件書(PDFファイル))
申し込み方法
全国のソフトバンクショップで申し込みができます。
ソフトバンクオンラインショップでは、現状申し込みはできないようです。

7月26日からソフトバンクオンラインショップでも申し込みができるようになっているようです。

対象端末・割引金額
「機種購入サポート」の対象機種や割引金額・プログラム解除料を表にまとめてみました。
(2019年7月26日時点の価格です)
7月26日から割引額は税込10,800円引きに、プログラム解除料は5,000円(不課税)と一律に変更されています。
対象機種 発売日 通常本体価格 | 割引後本体価格 (税込) |
---|---|
iPhone8(64GB) 2017年9月22日発売 86,400円 | 75,600円 |
iPhone8(256GB) 2017年9月22日発売 104,640円 | 93,840円 |
iPhone8 Plus(64GB) 2017年9月22日発売 98,160円 | 87,360円 |
iPhone8 Plus(256GB) 2017年9月22日発売 116,640円 | 105,840円 |
Google Pixel 3a 2019年5月17日発売 57,120円 | 46,320円 |
Google Pixel 3a XL 2019年5月17日発売 67,680円 | 56,880円 |
Google Pixel 3(64GB) 2018年11月1日発売 57,120円 | 46,320円 |
Google Pixel 3(128GB) 2018年11月1日発売 64,800円 | 54,000円 |
Google Pixel 3 XL(64GB) 2018年11月1日発売 67,680円 | 56,880円 |
Google Pixel 3 XL(128GB) 2018年11月1日発売 75,360円 | 64,560円 |
Xperia 1 2019年6月14日発売 136,320円 | 125,520円 |
Xperia XZ3 2018年11月9日発売 64,800円 | 54,000円 |
AQUOS zero 2018年12月21日発売 64,800円 | 54,000円 |
AQUOS R3 2019年5月24日発売 113,760円 | 102,960円 |
AQUOS R2 2018年6月8日発売 64,800円 | 54,000円 |
AQUOS R2 compact 2019年1月18日発売 82,080円 | 71,280円 |
HUAWEI Mate 20 Pro 2019年1月11日発売 99,840円 | 89,040円 |
iPhone XS(64GB) 2018年9月21日発売 136,800円 | 126,000円 |
iPhone XS(256GB) 2018年9月21日発売 155,040円 | 144,240円 |
iPhone XS(512GB) 2018年9月21日発売 180,000円 | 169,200円 |
iPhone XS Max(64GB) 2018年9月21日発売 149,760円 | 138,960円 |
iPhone XS Max(256GB) 2018年9月21日発売 168,000円 | 157,200円 |
iPhone XS Max(512GB) 2018年9月21日発売 192,960円 | 182,160円 |
iPhone XR(64GB) 2018年10月26日発売 106,560円 | 95,760円 |
iPhone XR(128GB) 2018年10月26日発売 112,800円 | 102,000円 |
iPhone XR(256GB) 2018年10月26日発売 124,800円 | 114,000円 |
※iPhoneXRについては、iPhoneXRハッピープライスキャンペーンも適用されるので端末代金が上記の価格からさらに10,800円追加値引きされます。
機種購入サポートについて詳しくは
ソフトバンク公式:機種購入サポート
後日「半額サポート」利用でさらに安くなる
ソフトバンクには、半額サポートというサービスがあります。
こちらは48回の割賦契約で機種を購入し、後日の機種変更をする際に、旧機種の回収が必要になりますが、25カ月目以降に機種変更をすると、以降の残割賦代金の支払いがなくなる特典です。
つまり25カ月目に機種変更する場合、48回中24回分の支払いのみで済む形になります。
(今回の機種購入サポートを利用している場合、機種購入サポートの割引後の価格の半分の負担で済む形になります)
ただし、25カ月目以降に機種変更せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になります。
また、旧機種は回収されてしまうため、下取りプログラム(機種変更)は利用できない点は考慮しておく必要があります。
↓関連記事:半額サポート徹底解説おすすめ機種
今回の「機種購入サポート」にラインナップのiPhone、Android機種の中でイチオシをあげるとすると筆者は「AQUOS zero」をイチ押しします。
AQUOS zero

AQUOS zeroは2018年12月21日発売のシャープ製Androidスマホですが、発売当時は税抜80,000円でしたが、2019年7月5日に2万円値下がりし、ミドルクラスの価格帯の税抜60,000円にまで大幅値下がりしました。
ここから機種購入サポートも利用できると税抜50,000円で購入できる形になり、後日半額サポートを25ヶ月目で利用し、別機種に機種変更すると実質25,000円の端末代金負担で端末利用ができ、コストパフォーマンスが非常に良過ぎる端末になる結果になりました。
発売日 | 2018年12月21日 |
---|---|
製造メーカー | シャープ |
端末価格 (税抜) |
|
カラー | アドバンスドブラック |
OS | Android 9 Pie |
ディスプレイサイズ | 約6.2インチ ワイドクアッドHD+ |
重さ | 約146g |
CPU | Qualcomm Snapdragon 845 2.6GHz×4コア+1.7GHz×4コア |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
メインカメラ画素数 | 約2,260万画素 |
AQUOS zeroの特徴
AQUOS zeroの特徴としては大きく2つのことが挙げられます。
特徴1:とにかく軽い
近年のスマホは大型で比例して重量も重くなりがちですが、このAQUOS zeroは世界最軽量と謳われるように約146グラムと非常に軽く作られているのは、日頃スマホを持ち歩くうえで、かなり大きなメリットだといえます。
特徴2:高性能CPU搭載(Snapdragon845)
スマホの頭脳(計算処理)にあたるSnapdragon845は高性能スマホで搭載されている800番台のCPUで2018年の段階では一番処理の速いタイプのCPUでした。現在は後継のSnapdragon855(最新モデルのAQUOS R3にも搭載)が登場していますが、値引き後のAQUOS zeroのコストパフォーマンスは下手な格安スマホやミドルクラスのスマホとコストパフォーマンスと比較しても非常に良い機種になっています。
速いCPUが搭載されているということはさまざまなアプリの動作が高速になるため、スマホ利用が非常に快適になります。非常に負荷のかかる3Dグラフィックを駆使するようなゲームなどもこのCPUであれば快適に動作します。
「機種」ラインナップには同時期のスマホでXperia XZ3も候補に挙がってきますがCPU以外の要素(RAMやROM、軽さなど)では性能はAQUOS zeroの方が性能が上回っています。

AQUOSスマホの最新モデルは2019年5月24日に発売のAQUOS R3がありますが機種購入サポートの割引後でも8万円を超す高値の機種なので、コストパフォーマンスを考えるとAQUOS zeroは非常に魅力的な機種となっています。
まとめ
ソフトバンクの「機種購入サポート」は2019年7月17日から2019年9月30日までの期間に他社からソフトバンクにのりかえ、ウルトラギガモンスター+を選択、ソフトバンク指定の高性能スマホを購入する際の端末代金が値引きされるキャンペーンになっています。
最低利用期間が1年間は継続する必要があるものの、一部の機種については格安スマホ価格で高性能機種を利用できるため、現在ソフトバンク以外のキャリアを利用している場合で少しでも安く良いスマホを利用したい人には非常に魅力的なキャンペーンといえるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか?
また、次回もお楽しみに!
↓ソフトバンクを利用したくなった人はこちら
↓ソフトバンクにMNPするならこちらの携帯ショップもすすめ
※おとくケータイの独自キャンペーンは「機種購入サポート」と併用はできないみたいですが、機種購入サポートの割引価格より多くの還元を受けられます。