ソフトバンク「学割先生」が良くわかる完全ガイド!2018年学割の料金は?

↓2019年度のソフトバンクの学割「学割放題」の記事を掲載しました。
追記:学割先生は2018年5月31日で受付が終了しました。
↓ここより下は提供が終了したキャンペーンの記事になりますのでご注意ください。
今年も携帯キャリアの学割の季節がやって来ましたね!
ソフトバンクからも1月15日の発表会で新しい学割を発表。受付が開始されました。2018年の学割の名称は学割先生(がくわりせんせい)。
本来、学割といえば学生など若い年齢層だけに限定されていましたが、今年のソフトバンクにおいては学校の先生つまり教員であっても学割の対象となるキャンペーンとなります。
ここではソフトバンクの「学割先生」のキャンペーン内容を公式よりも更に分かりやすく解説。実際にお得なのかを検証していきます。
「スマホの先生」による「学割先生」解説・・それではいってみましょう!
ソフトバンク「学割先生」とは

ソフトバンク「学割先生」のキャンペーンを簡単に一言で表すと、
25歳以下の若者もしくは先生(教員免許所持者)が対象の1年間有効な割引キャンペーン。
毎月1,020円(12回)が通信料から割引されます。
「学割先生」の対象となる方

学割先生の対象者は「25歳以下の方」および「教育に携わる方」が対象となります。では、それぞれ見ていきましょう。
その1:25歳以下の方

学生じゃなくても25歳以下なら対象に。
学割と言うからには学生しか入れない?と思われるかもしれませんが、中学生・高校生・大学生はもちろん、会社員であっても25歳以下であれば「学割先生」の対象となります。
その2:教育に携わる方
基本的に「先生」と呼ばれる人でなくてもOK。
「学割先生」はその名の通り学校の先生も対象となります。小・中・高校などの教師だけでなく「教育に携わる人」であればOK。具体的には下記のいずれかの証明を持っていれば対象となります。
必要となる証明
1.公立学校共済組合組合員証
公立学校共済組合員の範囲とは、公立学校の職員(共同調理場に常時勤務する県費負担教職員含む。)並びに県教育委員会及びその所管に属する教育機関の職員をいいます。
2.文部科学省共済組合組合員証
文部科学省共済組合は、文部科学省・スポーツ庁・文化庁などに常時勤務する国家公務員と国立大学法人・大学共同利用機関法人・文部科学省の所管する独立行政法人に常時勤務する役職員。
3.私立学校教職員共済加入者証
私立学校教職員共済は私立学校の教職員が加入する国の年金制度。学校法人、準学校法人の私立の幼稚園から大学、盲・ろう学校などの教職員が対象になります。
つまり実際に教壇に立っている、いわゆる先生(ティーチャー)でなくても上記の証明を所持している方であれば対象者となるわけです。
これらいずれかに当てはまった方は学割先生の対象となります。
適用にはさらに条件が!
さらに、第二の関門として学割の適用には、どの料金プランでも良いというわけではありません。つまり「指定したプランじゃないとダメよ」という条件が付きます。
上記の対象者であることに加え、学割特典を受けるための条件は以下の通り。
1.データ定額50GB(ウルトラギガモンスター)への加入

データ定額は50GBプランへの加入が必須となります。つまり「学割先生」はデータをガッツリ使うヘビーユーザー向けの学割であるといえます。
ほとんど動画も観ないしアプリも使わないので、少ないギガ数のプランで充分。という方には不向きなキャンペーンかもしれません。
2.ソフトバンクにMNP・新規契約、または機種変更を行うこと
他社からソフトバンクへのMNPや新規契約はもちろん、現在ソフトバンクで利用中の方が機種を購入(変更)する場合にも「学割先生」が適用できます。
USIM単体契約、すなわち端末を持ち込んで契約する場合も適用されます。
ただし現在ソフトバンクをお使いの方が機種を変更せずにプラン変更のみという場合は適用不可ととなります。
3.「指定の基本料プラン」+「2年契約」への加入
下表1~4いずれかの基本料(通話にかかる料金)の「2年契約」または「2年契約(フリープラン)」に加入する必要があります。
※対象となるのは通話が定額のプランのみ。つまり定額でない「ホワイトプラン」などは適用対象外となります。
対象の通話定額プラン
プラン | 料金名 |
---|---|
スマ放題 ※完全にかけ放題 | 1.通話定額基本料 |
2.通話定額基本料(ケータイ) | |
スマ放題ライト ※5分以内の通話がかけ放題 | 3.通話定額ライト基本料 |
4.通話定額ライト基本料(ケータイ) |
●2年契約とは?
2年契約は俗に「2年縛り」とも呼ばれます。これはソフトバンクで最低2年間は使いますよ!という契約。もし2年以内に解約した場合は違約金(9,500円)がかかる仕組みです。
●「2年契約」と「2年契約(フリープラン)」の違い
通常の「2年契約」の場合、2年ごとに訪れる「更新月」と呼ばれる2ヶ月間以外に解約した場合は違約金がかかってしまいますが、「2年契約(フリープラン)」だと3年目以降はいつ解約しても違約金はかかりません。
ただし「2年契約(フリープラン)」のほうが300円ほど月額料金が高くなります。
以前に学割に加入していた場合も加入できる?
上記の適用条件を満たしている場合は「学割先生」へ加入することができます。
家族を誘うと追加特典
学割先生加入者の「家族」がソフトバンクに新規契約した場合は、さらに以下のような割引があります。
「学割先生」加入の方の通信料金から毎月1,000円を割引(1年間)
とどのつまり、25歳以下の方や教育に携わる方が「学割先生」に加入し、さらに自分の家族をソフトバンクに誘うと、誘った本人が割引を受けられるというキャンペーンです。
「誘われる側」の条件
- 「学割先生(家族)」に申し込みする。
- 「学割先生」加入者と同一の家族グループに加入し割引を受ける人を指定する。
- 端末を購入して新規契約する。
- データ定額50GB(ウルトラギガモンスター)に加入する。
※学割先生の適用条件と同じ - 「指定の基本料プラン」+「2年契約」への加入
※学割先生の適用条件と同じ
さらにキャッシュバックも
2018年3月31日までの申し込みで「みんな家族ご紹介キャンペーン」により、自分の家族を紹介した方に10,000円キャッシュバックされます。
「家族」の定義が意外と広い
ソフトバンク契約の際の「家族」の定義は、単に親兄弟だけでなく、遠くの親戚や同居人の場合も「家族」と見なされます。
注意すべき点
家族データシェアは対象外
「学割先生」はデータ定額50GBへの加入が必須ですが、家族データシェアは対象外です。
↓家族データシェアの詳細はこちら
データシェアプラス(ケータイとタブレット等でデータをシェア)加入者は適用されます。
「学割先生」の受付期間・適用期間は?
2018年1月17日~5月31日まで
※受付した次の請求月から1年間割引が適用されます。
月額料金シミュレーション
では「学割先生」を適用した場合の毎月の支払い金額を試算してみましょう。
月額3,980円は本当に可能か?
あらかじめお伝えしておきますと、ソフトバンクの公式で利用料が「月々3,980円~」と表記されています。もちろん間違いではないのですが、これは機種の購入代金を含まない金額だということにまずご注意ください。(消費税も別途)
さらに下表の特典をすべて適用した場合に実現する価格になります。
おうち割光セット指定のインターネット回線とソフトバンク携帯電話を同時契約した場合
1,000円/月割引(2年間)
※3年目以降は-500円
●「月々3,980円」を実現させるための特典
家族追加特典 | 学割先生の加入者の「家族」がソフトバンクに新規契約した場合 (1年間)1,000円/月割引 |
---|---|
みんな家族割 | 家族がソフトバンクを利用している場合 2,000円/月割引(永年) ※4人利用の場合 |
上記を踏まえたうえで、まずは学割に加入した場合のごく一般的な料金からシミュレーションしてみましょう。
一般的な月額料金(その1)
半額サポートを利用した場合
iPhone8を「半額サポート」を利用して新規契約。5分以内の通話かけ放題でおうち割・家族割引なしの場合。
●基本使用料(通話料) 通話定額ライト基本料 | 1,700円 |
●ウェブ使用料 | 300円 |
●データ通信料 ウルトラギガモンスター | 7,000円 |
●学割先生 | (1年間)-1,020円 |
●購入端末(半額サポートを利用) iPhone8(64GB) | (48回払)1,965円/月 ※25ヶ月目以降に機種変更した場合は残りの支払分が不要 |
●月月割(新規・MNP) | (48回)-1,605円 |
月額8,340円 |
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※全て税抜表示
半額サポートは一見、端末が安く購入できる印象がありますが、48回払いが必須で、機種変更時に端末を返却することが前提です。よく内容を確かめた上でプラン選択することをオススメします。
↓「半額サポート for iPhone」の詳細はこちら。
一般的な月額料金(その2)
半額サポートを利用しない場合
iPhone8を購入して新規契約。5分以内の通話かけ放題でおうち割・家族割引なしの場合。
●基本使用料(通話料) 通話定額ライト基本料 | 1,700円 |
●ウェブ使用料 | 300円 |
●データ通信料 ウルトラギガモンスター | 7,000円 |
●学割先生 | (1年間)-1,020円 |
●購入端末 iPhone8(64GB) | (24回払)3,930円/月 |
●月月割(新規・MNP) | (24回)-3,210円 |
月額8,700円 |
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※全て税抜表示
特典をフル活用した月額料金
家族割・おうち割を適用した場合
iPhone8を購入して新規契約。5分以内の通話かけ放題ででおうち割・家族割引を適用した場合。
●基本使用料(通話料) 通話定額ライト基本料 | 1,700円 |
●ウェブ使用料 | 300円 |
●データ通信料 ウルトラギガモンスター | 7,000円 |
●学割先生 | (1年間)-1,020円 |
●学割先生(家族追加特典) | -1,000円 |
●みんな家族割(家族4人利用時) | -2,000円 |
●おうち割光セット | -1,000円 |
●購入端末 iPhone8(64GB) | (24回払)3,930円/月 |
●月月割(新規・MNP) | (24回)-3,210円 |
月額4,700円 |
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※全て税抜表示
家族割やおうち割をフル活用した場合は端末購入代金を含め50GBの大容量でありながらも4,000円台での運用が可能に。ただし、条件的にはインターネット回線と家族の携帯電話をすべてソフトバンクにする必要があります。
条件しだいでは学割よりもこちらがオススメ!?

意外と知られていない?ソフトバンク最強のキャンペーン
18歳以下の方や他社のガラケーをお使いの方であれば、「スマホデビュー割」を検討してみるのも良いかもしれません。こちらはデータ定額の縛りがなく、小容量(1GB)でも適用されます。
さらに次回機種変更するまで割引が続き、対象の端末であれば格安で購入できるというダブルの特典があります。(スマホデビュー割の対象端末にiPhone8が追加されています!)
スマホデビュー割は学割や月月割との併用はできませんが、これらを利用すれば月額料金をかなり抑えることができます。
「50ギガもいらねぇ」という比較的ライトなユーザーにぴったりのキャンペーンです。
ただしスマホデビュー割に加入するには以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- 他社ガラケーからソフトバンクのスマホに「MNP(乗り換え)」する方
- ソフトバンクガラケーから同スマホに「機種変更」する方
- 18歳以下でソフトバンクのスマホに「新規契約」する方
スマホデビュー割を利用した月額料金
iPhone8を購入し「スマホデビュー割」を適用。データ定額小容量(1GB)を選択。5分以内の通話かけ放題でおうち割・家族割引なしの場合。
●基本使用料(通話料) 通話定額ライト基本料 | 1,700円 |
●ウェブ使用料 | 300円 |
●データ通信料 データ定額ミニ 1GB | 2,900円 |
●スマホデビュー割 | -2,420円 |
●購入端末(半額サポートを利用) iPhone8(64GB) | (24回払)3,930円/月 |
●スマホデビュー割(機種特別割引) | (24回)-1,430円 |
(税抜)月額4,980円 |
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データ定額1GBで対象機種を選択した場合、スマホデビュー割なら税抜4,000円台で運用することが可能なのです。しかも2,420円の割引分は次回機種変更するまで続きます。
↓スマホデビュー割の詳細はこちら。
まとめ
上述したことを簡単にまとめますと、
ソフトバンク「学割先生」の対象となるのは、
【1】25歳以下の方。
【2】教育に携わっていてその証明をお持ちの方。
データ定額50GBの選択が必須のため、ヘビーユーザー向けのプランといえます。割引額は1,020円(1年間)とあまりインパクトはありませんが、家族割引やおうち割により大幅に料金を抑えることが可能。
逆に言えば、家族割などを活用しない場合は、あまりお得感がありませんね。。
比較的ライトユーザーの場合、条件が合うなら税抜4,000円台も普通に可能な「スマホデビュー割」のほうが個人的にはオススメです。
学割だけにこだわらず、自分に最適のプラン&キャンペーンを見つけてみてくださいね。
それではまた~。