「Rakuten UN-LIMIT」と「スーパーホーダイ」や「ピタットプラン 4G LTE」との違いは?

2020年3月9日

Rakuten UN-LIMITとスーパーホーダイなどのプランとの違いは?

楽天モバイルのMNOとしての初のプラン「Rakuten UN-LIMIT(楽天アンリミット)」サービス開始は2020年4月8日からですが、新規契約の人については現在先行申込みを受付をしている段階です。

【2020年3月13日加筆】他社からのMNPやMVNOの楽天モバイルからの移行(無料サポータープログラム利用者は除く)についても2020年3月12日から先行申込み受付を開始しました。

ただ、楽天モバイルには2020年4月7日まで新規申込ができるMVNOのプラン「スーパーホーダイ」があります。新プランの「Rakuten UN-LIMIT」とまもなく新規受付が終了する「スーパーホーダイ」の両プランはどう違うのか気になる人も多いのではないでしょうか?

今回は、Rakuten UN-LIMITとスーパーホーダイの違いをはじめ、Rakuten UN-LIMITで楽天モバイルの回線が利用できない場合にはau回線を利用していることもあり、auのライトユーザー向けのプラン「新auピタットプランN」との違いについても解説してみたいと思います。

Rakuten UN-LIMIT自体の詳しいプラン内容の解説については

今回はプランの違いについて解説がメインの内容になっていて、新プランRakuten UN-LIMIT自体の詳しいプラン内容にまでは触れていません。詳しいプラン内容については、別記事で解説していますので、気になる人は別記事をご覧ください。

2020年4月9日更新

Rakuten UN-LIMIT 2.0の内容に更新

  • 国内パートナー回線エリアのデータ容量2GB→5GBに増量(4/22以降)
  • 国内のパートナー回線で速度制限時の通信速度最大128kbps→最大1Mbpsにアップグレード

スーパーホーダイとの違い

スーパーホーダイ

最初は楽天モバイルの新旧プランの違いについて解説します。

Rakuten UN-LIMITはMNO(自社の回線を提供している)としてのプランですが、スーパーホーダイはMVNO(他社の回線を借りて提供している)としてのプランで、以下のような違いがあります。

Rakuten UN-LIMITとスーパーホーダイとの主な違い
※2020年4月9日時点

 Rakuten UN-LIMIT
(MNO)
スーパーホーダイ
(MVNO)
受付期間サービス開始は2020年4月8日から
※新規契約の人限定で先行申込受付は2020年3月3日(店頭は4日)から開始
※他社からのMNP・MVNOの楽天モバイルからの移行の場合も2020年3月12日から先行申込受付開始。(無料サポータープログラム利用者は除く)
新規申込受付は2020年4月7日まで
※サービス提供終了日は未定
利用している回線楽天モバイルの自社回線(一部エリア限定)
※楽天モバイルの回線が利用できない場合はデータローミングでau回線(パートナー回線)を利用する
ドコモ回線を利用
プラン数1プラン4プラン
月額基本料金(税抜)2,980円・プランS:2,980円
・プランM:3,980円
・プランL:5,980円
・プランLL:6,980円
月に利用できる
高速データ通信量
・楽天モバイル回線利用時:無制限
・国内au回線:2GBまで
2020年4月22日以降は5GBまでに増量
・海外での利用時:2GBまで
※海外は66の国と地域での利用
・プランS:2GBまで
・プランM:6GBまで
・プランL:14GBまで
・プランLL:26GBまで
上限までデータを
使い切った場合の
速度制限時の通信速度
最大1Mbps
※海外は最大128kbps
最大1Mbps
国内通話料
※専用アプリ使用の場合
※0570などの有料通話は除く
24時間いつでもかけ放題1回10分以内の通話無料
 通話用専用アプリRakuten Link
※iOSは非対応
 楽天でんわ
※iOS、Android対応
その他利用する専用アプリmy 楽天モバイル
※iOSは非対応
楽天モバイル SIMアプリ
※iOS、Android対応
使い切れない
データの繰り越し
繰り越し不可翌月まで繰り越し可能
適用可能な
キャンペーン・割引

プラン料金1年間無料
300万名限定で開通日から1年間プラン基本料金が無料になるキャンペーン
※複数回線契約でも1回線のみ対象
楽天会員割
楽天会員であれば、最初の1年間1,500円引きになるキャンペーン
事務手数料3,300円分ポイントプレゼント
300万名限定で開通日の翌月末までに専用アプリ「Rakuten Link」のアクティベート(SMS認証完了)を行うと事務手数料分を楽天ポイントで還元されるキャンペーン
※複数回線契約でも1回線のみ対象
ダイヤモンド会員割
最初の1年間で楽天会員のステージがダイヤモンドランクであれば、楽天会員割とは別にさらに500円引きになるキャンペーン
オンライン契約で3,000ポイントプレゼント
2020年6月末までにRakuten UN-LIMITをウェブで申込み2020年7月末までに開通させ、2020年8月末までに「Rakuten Link」のアクティベート(SMS認証完了)で楽天ポイント3,000ポイントがもらえるキャンペーン
※複数回線契約でも1回線のみ対象
プラス割
2回線目以降の契約については最大で5,000円のキャッシュバックまたは端末代割引になるキャンペーン
※1回線目は適用対象外
※キャンペーンは2020年3月19日 9:59で終了
Rakuten UN-LIMIT対象製品購入サポートキャンペーン
2020年4月末までにRakuten UN-LIMITを契約(2020年5月末までに開通が必要)し、特典対象製品を購入した場合、楽天ポイントが最大14,500ポイントがもらえるキャンペーン
※特典は1回線につき1回のみ(1回線で対象機種を2台以上購入の場合は一番ポイントが多くもらえる機種のポイントがもらえる)
 

楽天モバイルの両プランではかなりの違いがあります。

料金面で見ると「Rakuten UN-LIMIT」はスーパーホーダイで一番料金が安いプランSの価格帯で利用できるプランで非常に魅力的なプランではありますが、新プランの恩恵を完全に受けるためには以下の条件を満たす必要があります。

  • 楽天モバイルの回線エリアに入っていること(2020年3月時点では東名阪の都市部に限定)
    回線エリア外の場合は月2GB(5GB)までのパートナー回線と使える容量が少ないプランになってしまいます。
    徐々に楽天モバイルの回線エリアは拡大していきますが、対象エリアに入るまではあまり恩恵を受けるのは困難です。
  • 利用可能なAndroid機種を使用すること
    iOS(iPhone)についてはサービス開始時点では専用アプリの楽天Linkが対応していません(通話料に関するメリットが無くなります)。また、Androidでも利用できる機種は一部に限られています。
先生

Rakuten UN-LIMITのサービス開始時点では利用できる対象者はかなり限定されているものの、対象に含まれている人であれば、非常に魅力的なプランになっています。(iPhoneユーザーは対応するまで待つ必要がある…)

Rakuten UN-LIMITの回線エリア

2020年1月31日時点の楽天モバイルの回線が入るエリアについては楽天モバイル内の公式ページに掲載されています。以下の都道府県の一部が対象エリアです。

  • 東京都
  • 神奈川県
  • 千葉県
  • 埼玉県
  • 愛知県
  • 大阪府
  • 京都府
  • 兵庫県

※対象の都道府県でも全域ではなく一部のみ(下の図の色の濃いエリアの範囲)が対象となっています。

対応エリアは非常に狭いものの他の道県も楽天回線エリア化している所もある

2020年4月7日のサービス開始時点になり、東名阪以外の道県にも楽天回線が利用できるエリアが出てきました。(ただし、非常にエリアは狭いですが…)

先生

2020年3月の時点は東名阪の都市部がデータ無制限の楽天モバイルの回線が利用できるエリアで、多くは月2GBまで(2020年4月22日以降は5GBまで)のau回線を利用するエリアになっています。

※ただ、基地局は増やしている状況なので、徐々に楽天モバイルの対応エリアは広がっていく感じではあります。

パートナー回線はドコモではない点には注意

MVNOとしての楽天モバイルの主要プランは「スーパーホーダイ」で、ドコモの回線を利用したサービスでしたが、今回のRakuten UN-LIMITは楽天モバイルの自社回線とau回線を利用するサービスでドコモ回線は使用していないので、勘違いをしないように注意しましょう。

↓関連記事:楽天モバイルの「スーパーホーダイ」の詳しい内容はこちらの記事で解説しています。

楽天モバイルを利用したくなった人はこちら

楽天モバイル

ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)との違い

新auピタットプランN

次に「Rakuten UN-LIMIT」とauのライトユーザー向けのプラン「ピタットプラン 4G LTE」の違いについて解説していきます。

※元々は新auピタットプランNという名称でしたが、auの5Gサービス開始に伴いプラン名が「ピタットプラン 4G LTE」に変わりました。

Rakuten UN-LIMITは楽天モバイルの回線エリア外についてはパートナー回線としてデータローミングでau回線を利用しますが2GB(5GB)までの上限があります。ただし、上限があるものの1GBあたり500円(税抜)でデータの追加購入が可能です。

そうなるとauのライトユーザー向けプランの「ピタットプラン 4G LTE」と比べるとどうなるか気になる人もいるのではないでしょうか?

ピタットプラン 4G LTEと比べると以下のような違いがあります。

Rakuten UN-LIMITとピタットプラン 4G LTEとの主な違い
※2020年4月9日時点

 Rakuten UN-LIMIT
(楽天モバイル)
ピタットプラン 4G LTE
(au)
受付期間サービス開始は2020年4月8日から
※新規契約の人限定で先行申込受付は2020年3月3日(店頭は4日)から開始
※他社からのMNP・MVNOの楽天モバイルからの移行の場合も2020年3月12日から先行申込受付開始。(無料サポータープログラム利用者は除く)
新規申込受付は2020年4月7日まで
※サービス提供終了日は未定
料金タイプ完全定額制利用したデータ量に応じた
3段階の定額制
月額基本料金(税抜)2,980円
・1段階目:2,980円
・2段階目:4,480円
・3段階目:5,980円
月に利用できる
高速データ通信量
・楽天モバイル回線利用時:無制限
・国内au回線:2GBまで
2020年4月22日以降は5GBまでに増量
・海外での利用時:2GBまで
※海外は66の国と地域での利用
・1段階目:1GBまで
・2段階目:4GBまで
・3段階目:7GBまで
上限までデータを
使い切った場合の
速度制限時の通信速度
 最大1Mbps
※海外は最大128kbps
最大128kbps
国内通話料
※0570などの有料通話は除く
24時間いつでもかけ放題
※専用アプリ使用の場合
30秒につき20円
iPhone(iOS)
への対応
非対応対応
契約期間の縛り契約期間の縛りなし2年間の契約期間の縛りあり
※更新月以外の解約などで契約解除料1,000円が必要
※期間縛りを付けない場合は月額+170円
適用可能な
キャンペーン・割引

プラン料金1年間無料
300万名限定で開通日から1年間プラン基本料金が無料になるキャンペーン
※複数回線契約でも1回線のみ対象
家族割プラス
複数回線契約がある場合に割引が適用
・2回線:1回線あたり500円/月割引
・3回線以上:1回線あたり1,000円/月割引
事務手数料3,300円分ポイントプレゼント
300万名限定で開通日の翌月末までに専用アプリ「Rakuten Link」のアクティベート(SMS認証完了)を行うと事務手数料分を楽天ポイントで還元されるキャンペーン
※複数回線契約でも1回線のみ対象
auスマートバリュー
家のネット回線をau指定の回線にした場合に適用可能な割引(1回線あたり500円/月割引)
※ただし1段階目(1GB未満)の場合は割引なし
オンライン契約で3,000ポイントプレゼント
2020年6月末までにRakuten UN-LIMITをウェブで申込み2020年7月末までに開通させ、2020年8月末までに「Rakuten Link」のアクティベート(SMS認証完了)で楽天ポイント3,000ポイントがもらえるキャンペーン
※複数回線契約でも1回線のみ対象
 
Rakuten UN-LIMIT対象製品購入サポートキャンペーン
2020年4月末までにRakuten UN-LIMITを契約(2020年5月末までに開通が必要)し、特典対象製品を購入した場合、楽天ポイントが最大14,500ポイントがもらえるキャンペーン
※特典は1回線につき1回のみ(1回線で対象機種を2台以上購入の場合は一番ポイントが多くもらえる機種のポイントがもらえる)
 

Rakuten UN-LIMITでは1つの料金しかありませんが、ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)では使用したデータ量に応じて3段階に料金が変わる料金体系になっていて、さらに家族複数回線での契約や家のネット回線をau指定のものにするとセット割が適用され、月額料金が下がる仕組みになっています。

上の表だとイメージしづらいかもしれませんが、Rakuten UN-LIMITで2GB(5GB)の上限までデータを使ってしまった場合で、データ追加購入した場合(1GBごとに都度購入が必要になる手間はありますが…)でも、ピタットプラン 4G LTEと結構戦える月額料金になっています。

Rakuten UN-LIMITとピタットプラン 4G LTEの月額料金の違い(その1)
※税抜。1回線あたりの月額料金。2020年4月9日時点。国内でのみ利用した場合。
Rakuten UN-LIMITの料金内の< >は2020年4月22日以降の料金
ピタットプラン 4G LTEは「家族割プラス」適用で、「auスマートバリュー」非適用時

月に利用した
データ量
(au回線)
Rakuten UN-LIMITピタットプラン 4G LTE
1回線のみ2回線3回線以上
~1GB2,980円
<2,980円>
2,980円2,480円1,980円
~2GB2,980円
<2,980円>
4,480円3,980円3,480円
~3GB3,480円
※1GB追加購入
<2,980円>
4,480円3,980円3,480円
~4GB3,980円
※2GB追加購入
<2,980円>
4,480円3,980円3,480円
~5GB4,480円
※3GB追加購入
<2,980円>
5,980円5,480円4,980円
~6GB4,980円
※4GB追加購入
<3,480円>
※1GB追加購入
5,980円5,480円4,980円
~7GB5,480円
※5GB追加購入
<3,980円>
※2GB追加購入
5,980円5,480円4,980円

Rakuten UN-LIMITとピタットプラン 4G LTEの月額料金の違い(その2)
※税抜。1回線あたりの月額料金。2020年4月9日時点。国内でのみ利用した場合。
Rakuten UN-LIMITの料金内の< >は2020年4月22日以降の料金
新auピタットプランNは「家族割プラス」「auスマートバリュー」適用時

月に利用した
データ量
(au回線)
Rakuten UN-LIMITピタットプラン 4G LTE
1回線のみ2回線3回線以上
~1GB2,980円
<2,980円>
2,980円2,480円1,980円
~2GB2,980円
<2,980円>
3,980円3,480円2,980円
~3GB3,480円
※1GB追加購入
<2,980円>
3,980円3,480円2,980円
~4GB3,980円
※2GB追加購入
<2,980円>
3,980円3,480円2,980円
~5GB4,480円
※3GB追加購入
<2,980円>
5,480円4,980円4,480円
~6GB4,980円
※4GB追加購入
<3,480円>
※1GB追加購入
5,480円4,980円4,480円
~7GB5,480円
※5GB追加購入
<3,980円>
※2GB追加購入
5,480円4,980円4,480円
先生

Rakuten UN-LIMITでau回線を高速データ通信で2GB(5GB)以上使用したい場合にはデータの追加購入が都度必要になります。データの追加購入は高いイメージはあるものの最終的な月額料金は実はピタットプラン 4G LTEとも戦える料金になっています。

※Rakuten UN-LIMITで楽天モバイル回線を利用している場合にはデータ無制限で利用できます。

料金面ではRakuten UN-LIMITはピタットプラン 4G LTEに負けない価格帯ですが、iPhone(iOS)にサービス開始時点ではアプリが未対応であり、同じau回線を利用するといっても、Rakuten UN-LIMITでのパートナー回線についてはMVNOみたいな形での利用だと思いますので、安定した通信回線になるかは微妙かもしれません。

↓関連記事:auの「ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)」の詳しい内容はこちらの記事で解説しています。

楽天モバイルを利用したくなった人はこちら

楽天モバイル

おすすめの関連記事
Rakuten UN-LIMIT(楽天アンリミット)解説スマホ料金プランのしくみ(初心者向けガイド)MNPの手順と得する携帯ショップの探し方