ドコモ・au・ソフトバンクの「家族割」徹底比較。何か違いはあるのか?

ドコモ・au・ソフトバンクの「家族割」徹底比較

ドコモの「みんなドコモ割」auの「家族割プラス」ソフトバンクの「みんな家族割+(プラス)」といった各キャリア(携帯会社)、いま主力となっているプランを利用し、家族複数台契約することで月額利用料金を値下げする割引サービスをご存知でしょうか。

家族割の割引名称もどの携帯会社も微妙に似たようなネーミングになっていて、割引内容も同じと思いきや実は一部違う点があります

今回はドコモ・au・ソフトバンクの家族割サービスの違いや適用条件など徹底的に比較・解説していきます。

※今回の内容は家族間の国内通話が無料になる家族割ではなく、月額料金が割引になる家族割サービスについて比較しています。

ワイモバイル、UQモバイル、楽天モバイルの家族割比較を見たい方はこちらの記事をご覧ください。

割引方法のトレンド(3大キャリアの場合)

各キャリアの家族割を比較する前にいまの割引方法のトレンドについて簡単に触れておきます。

ドコモ・au・ソフトバンクの現在の主力プランに対する割引は以下の2つの組み合わせによる割引方法がいまのトレンドになっています。

  • 家族複数台契約による月額料金割引
    • ドコモ:みんなドコモ割
    • au:家族割プラス
    • ソフトバンク:みんな家族割+
  • 家のネット回線とのセット契約による月額料金割引

家のネット回線のセット割は、3大キャリアでは以前から用いられている定番の割引でしたが、家族複数台契約による月額料金割引についてはソフトバンクの「みんな家族割+」が最初に登場し、2019年6月のドコモ、auの新プランの開始に伴い、「みんなドコモ割」「家族割プラス」が追随して登場した感じになっています。

先生

上記の割引のほかにも併用されるキャリア独自の割引はもちろんあります。

ドコモ「みんなドコモ割」

みんなドコモ割
出典:ドコモ

ドコモの「みんなドコモ割」は、現在のドコモの主力スマホプランである「ギガホ」「ギガライト」に対応し、家族3人以上で利用すると最大1,000円月額料金が安くなります。同居していない家族にも適用でき、3つのキャリアの中では標準的でバランスがとれているタイプです。

主な特徴

  • ライトユーザー向けスマホプラン(ギガライト)にも適用可能
  • 家族3人以上で利用すると月額1,000円引き
  • 同居していない家族も対象三親等以内の親族)
  • 最大20回線まで(au・ソフトバンクの2倍の回線数までOK)

割引対象プラン

「みんなドコモ割」は2つのスマホプランで適用できます。

先生

あくまでスマホの新プランが対象で、ケータイ(フィーチャーフォン)向けなどのほかのプランについては割引の対象外です。

割引金額

「みんなドコモ割」の割引金額は適用する家族割の人数(回線数)により変わり、2回線で500円引き3回線以上なら1,000円引きされるようになります。

1回線 割引なし
2回線 毎月500円引き/回線
3回線以上 毎月1,000円引き/回線

回線数のカウント対象について

「みんなドコモ割」で直接的に割引される対象は「ギガホ」「ギガライト」の2つのスマホプランですが、回線数のカウントに含まれるプランは2つの対象プラン以外にも様々なプランを選択していても回線カウント数には含まれます。

  • ケータイプラン
  • カケホーダイプラン(スマホ/タブ)/カケホーダイプラン(スマホ/タブ)【iPhone】/カケホーダイプラン(スマホ/タブ)(SIMフリー)/カケホーダイプラン(ケータイ)
  • カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)/カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)(SIMフリー)/カケホーダイライトプラン(ケータイ)
  • シンプルプラン(スマホ)/シンプルプラン(ケータイ)
  • タイプXi/タイプXiにねん
  • タイプLL/タイプL/タイプM/タイプS/タイプSS
  • タイプシンプル/タイプリミット/タイプビジネス
  • ファミリーワイド/ファミリーワイドリミット
  • リミットプラス/ビジネスプラン
  • FOMAプラン39/FOMAプラン49/FOMAプラン67/FOMAプラン100/FOMAプラン150

※2in1、キッズケータイプラス、キッズケータイプランはカウント対象外です。

みんなドコモ割の割引例
上記イメージの事例だと、割引は「ギガライト」と「ギガホ」の2回線分のみですが、家族割の回線数カウント数は「カケホーダイプラン(ケータイ)」も含まれているため、1,000円引き×2回線分といった形の割引額は3回線以上のときの割引金額が適用されます。

家族定義・適用人数は「ファミリー割引」基準

「みんなドコモ割」でドコモに家族として認定される適用人数の最大回線数や割引に組み込める家族の範囲は元々ドコモにある家族間の国内通話が無料になる「ファミリー割引」の基準で、三親等以内、20回線までとなっています。

ファミリー割引の対象
別居の家族もファミリー割引の対象に含まれます。

ファミリー割引に申し込む際の必要な書類
ドコモ公式:ファミリー割引「お申し込み方法」
※「みんなドコモ割」自体は申し込み不要ですが、前提となる「ファミリー割引」には申し込みが必要だったりします。(ややこしい)

みんなドコモ割について詳しくは
ドコモ公式:みんなドコモ割

au「家族割プラス」

auの家族割プラス
出典:au

auの「家族割プラス」は、2019年6月1日以降に始まったスマホプランから登場した家族割で、現在は「新auピタットプランN」「auフラットプラン7プラスN」「auデータMAXプランPro」「auデータMAXプラン Netflixパック」に対応し、家族3人以上で利用すると最大1,000円月額料金とが安くなる点はドコモと同じですが、同居している家族に限定されている分、ドコモより条件が厳しくなっています

主な特徴

  • ライトユーザー向けスマホプラン(新auピタットプランN)にも適用可能
    ※ただし、一部のプラン(auフラットプラン20Nなど)は割引されないプランもある点には注意
  • 家族3人以上で利用すると月額1,000円引き
    auデータMAXプランNetflixパックは例外的に2人以上で月額1,000円引き
  • 同居している家族のみが対象
    ※ただし2019年9月以前に家のネット回線とのセット割のauスマートバリューに加入している回線は別居家族でも対象
  • 最大10回線まで

割引対象プラン

auの「家族割プラス」で現在新規受付可能なプランは4つのスマホプランがあります。

※現在は新規受付が終了しているプランにも「家族割プラス」が適用可能なプランもあります。
(該当プラン:新auピタットプラン、auフラットプラン7プラス、auデータMAXプラン)

似た名称でも割引対象外になるプラン

似た名称のプランでもauピタットプランN(s)やauフラットプラン20N、auフラットプラン25 NetflixパックNなどは「家族割プラス」の割引対象外で、勘違いしやすい要素です。昔からあるケータイプランなども割引対象外です。

割引金額

auの「家族割プラス」の割引金額は適用する家族割の人数(回線数)により変わり、2回線で500円引き3回線以上なら1,000円引きとドコモと条件は同じです。

ただし、例外として「auデータMAXプラン Netflixパック」の場合は2回線以上で1,000円割引/回線と割引額が多くなります。

1回線 割引なし
2回線 毎月500円引き/回線
※例外:auデータMAXプランNetflixパックの場合は毎月1,000円引き/回線に
3回線以上 毎月1,000円引き/回線

回線数のカウント対象について

新規申し込みができるプランの中で「家族割プラス」の割引対象は「新auピタットプランN」「auフラットプラン7プラスN」「auデータMAXプランPro」「auデータMAXプラン Netflixパック」の4つですが、回線数のカウントに含まれるプランは4つのプラン以外の以下のプランを選択していても回線カウント数には含まれます。

先生

たとえば「新auピタットプランN」と「auフラットプラン20N」の2回線で家族割を組むと、割引は1回線のみですが、カウントは2回線分の扱いになるので、毎月の割引は500円×1回線と2回線の時の割引単価が適用されます。

auの「家族割を申し込む際に必要な確認書類

↓家族割プラスについて詳しくは
au公式:家族割プラス

ソフトバンク「みんな家族割+」

「みんな家族割+」の家族とは
出典:ソフトバンク

ソフトバンクの「みんな家族割+」は、データを多く使う大容量データ定額プラン「ウルトラギガモンスター+」「ウルトラギガモンスター(現在は新規受付を終了)」のみの対応で、ライトユーザー向けの「ミニモンスター」などは割引の適用対象外になり、割引対象プランの範囲がドコモ・auと比べ狭いものの、家族4人以上で利用すると最大2,000円月額料金が安くなるといった形で割引金額が多く(3人以上の割引額はドコモ・auより多い)同居していない家族や親族でない場合でも同居している場合も適用できる非常に条件が緩く3つのキャリアの中ではかなり尖った割引になっています。

主な特徴

  • ライトユーザー向けスマホプラン(ミニモンスター、スマホデビュープラン)には適用できない
    ※ただし、ウルトラギガモンスタープラスを利用するケータイプランも割引対象に含まれる
  • 家族4人以上で利用すると月額2,000円引き
  • 同居していない家族、親族以外でも同居していれば対象(3大キャリアで一番条件がゆるい)
  • 最大10回線まで

割引対象プラン

「みんな家族割+」は2つのプランで適用できます。
※現在新規受付可能な対象プランは1プランのみです。

  • ウルトラギガモンスター+(プラス)
    ※厳密には「データプラン50GB+ ※2019年9月13日以降のウルトラギガモンスタープラスのデータプラン名」「データ定額50GBプラス ※2019年9月12日までのウルトラギガモンスタープラスのデータプラン名」が対象
  • ウルトラギガモンスター(現在新規受付終了)
    ※厳密には「データ定額50GB ※ウルトラギガモンスターのデータプラン名」
先生

ドコモやauではライトユーザー向けのスマホ新プランは割引対象でしたが、ソフトバンクについては割引対象外になっています。昔からあるプランも同様に割引対象外です。

割引金額

「みんな家族割+」の割引金額は適用する家族割の人数(回線数)により変わり、ウルトラギガモンスター+であれば、2回線で500円引き3回線なら1,500円引き4回線以上なら2,000円引きれるようになります。

  ウルトラギガモンスター+  ウルトラギガモンスター
※4G系スマホでは現在新規加入はできない
1回線 割引なし
2回線 毎月500円引き/回線
3回線 毎月1,500円引き/回線 毎月1,800円引き/回線
4回線以上 毎月2,000円引き/回線

※参考:ドコモ・auの3回線以上の割引額は毎月1,000円引き/回線。(「auデータMAXプラン Netflixパック」は2回線以上で毎月1,000円引き/回線)

回線数のカウント対象について

「みんな家族割+」で割引の対象は「ウルトラギガモンスター+」「ウルトラギガモンスター」ですが、回線数のカウントに含まれるプランは2つのプラン以外の一部のプランを選択していても回線カウント数には含まれます。

  • ミニモンスター
    ※厳密には「データプランミニ」「データ定額ミニモンスター」のデータプランが対象
  • スマホデビュープラン
    ※厳密には「データプラン1GB(スマホ)」「データプラン1GB(ケータイ)」「データ定額スマホデビュー」のデータプランが対象
  • データプラン100MB
    ※ケータイ向けデータプラン

※「家族データシェア」「データシェアプラス(子回線)」はカウント対象外

先生

たとえば「ウルトラギガモンスター+」と「ミニモンスター」の2回線で家族割を組むと、割引は1回線のみですが、カウントは2回線分の扱いになるので、毎月の割引は500円×1回線と2回線の時の割引単価が適用されます。

緩い家族割の定義

ソフトバンクの家族割に組み込める家族形態は同居・別居の親族のほか、同居している友人・知人でも家族割に組み込めるといった、ドコモ、auよりも対象が広く緩い定義になっています。

いずれも家族割の対象になります。

  • 同居している家族・親族
  • 離れて暮らす家族・親族
  • 同居しているパートナー・友人・シェアハウスなどの仲間
ソフトバンクの家族割を申し込む際に必要な確認書類

↓みんな家族割+について詳しくは
ソフトバンク公式:みんな家族割+

まとめ

ドコモ、au、ソフトバンクのそれぞれの家族割サービスについてご紹介しました。

ドコモの「みんなドコモ割」は3キャリアの中では標準的データ利用量が少ないライトユーザー向けのスマホプランでも利用でき同居していない家族でも利用できる家族割引で、苦手とするユーザー層が少ないのが特徴としてあります。

auの「家族割プラス」基本的にはドコモとほぼ同じですが、同居している家族に限定していたり、似たような名称のプランでも割引適用されないプランが存在する点があり、ドコモより適用範囲が狭くなっています。

ソフトバンクの「みんな家族割+」ライトユーザー向けのプランには割引適用できない苦手とする点もありますが、3回線以上であれば割引額が3キャリアの中で一番多く同居している知人・友人でも家族割の対象にできるという特徴があります。

複数回線で契約を検討している人は家族割の割引も意識して、携帯会社、プランを選択しましょう。

今回の内容はいかがでしたでしょうか?
また、次回もお楽しみに!

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