ドコモ『シンプルプラン』は本当にシンプルか?分かりやすく解説!

シンプル?

2017年5月からドコモの新料金プランがスタートしました。

その名も「シンプルプラン」

シンプルプランは家族以外の通話をほとんどしない方、または自分からは電話をかけない(待受のみ)方のためのプランといえるでしょう。加入には条件がいくつかあります。

シンプルと名が付いてはいますが、そのプラン内容が良くわからないという方も多いはず。ここではドコモの「シンプルプラン」の中身を分かりやすく簡単に解説します。

ドコモ「シンプルプラン」とは

シンプルプランは基本使用料、つまり「通話のための料金」月額980円家族間通話が無料になるプランです。(スマホ・ガラケー両方に対応しています。)

シンプルプランはシェアパック専用プランのため、ドコモの「シェアパック」への加入が必要となります。

まずは「シェアパック」とは何かをおさらいしましょう。

シェアパックへの加入が必須

ドコモの「シェアパック」は定額のデータ容量を家族で分け合えることができるプラン。

代表となる回線「親回線」のデータ容量を「子回線」とシェアすることにより、「子回線」はデータ通信料が不要となります。

そのかわり子回線には「シェアオプション料(500円/月)」が必要です(下図参照)。

ドコモの「シェアパック」とは

家族で分け合うことでデータを無駄なく使うことができ、家族トータルでの月額料金を抑えることができるというわけ。

ドコモ「シンプルプラン」のしくみ

上図のように携帯電話料金の内訳は「基本料金・ウェブ使用料・データ通信料」で構成されていますが、ドコモのシンプルプランは「基本料金」プランのひとつになります。

ドコモ「シンプルプラン」のしくみ

ドコモの「シェアパック」で家族同士データをシェアしていて、さらに「シンプルプラン」に加入している人がいれば、その人の家族への通話は無料となります。

シンプルプランは親回線と子回線のどちらでも加入ができます。家族全員がシェアプランに加入できますし、一人だけ加入することもできます。

家族以外は料金がかかるので注意!

ここまで読んでいただければもうお分かりの事と思いますが、「シンプルプラン」で無料になるのはシェアパックグループ内の家族のみ。じゃあそれ以外はどうなるのかというと、もちろん通話料がかかります。

それも定額ではなく通話時間ごとに料金がかかるので注意が必要です。

家族以外の通話料は30秒あたり20円

うっかり友人と1時間通話してしまった!という場合は通話料だけで2,400円もかかってしまう計算になります。

シェアパックできる「家族」の範囲は?

シンプルプランで無料通話ができる家族、つまりシェアパックが可能な家族の範囲(ドコモが定めた)三親等までとなっています。

あくまで法律上の「三親等」ではない点に注意してくださいね。(下図参照)

●ドコモの定める三親等の範囲
ドコモの定める三親等の範囲

図を見ると、それなりに範囲は広そうな気がしますね。。

シンプルプラン加入時の料金は?

親回線と子回線が両方シンプルプランに加入した場合の月額料金の一例です。

下記のような条件で算出しました。

  • iPhone7を購入
  • 他社から乗り換え(MNP)
  • シェアパック15GB(標準プラン)を選択
  • 2年定期契約(2年縛り)あり

親回線の場合(税込表示)

月額15,530円(税込)
●基本使用料(通話料)
シンプルプラン
1,058円
●ウェブ使用料
SPモード
324円
●データ通信料
シェアパック15GB(標準)
13,500円
●購入端末
iPhone7(32GB)
(24回)3,429円
月月サポート -2,781円

親回線の場合月額15,530円となりました。
ただし家族以外の通話がある場合は、ここに通話時間ごとの料金が上乗せされます。

子回線の場合

月額3,429円(税込)
●基本使用料(通話料)
シンプルプラン
1,058円
●ウェブ使用料
SPモード
324円
シェアオプション料 540円
●購入端末
iPhone7(32GB)
(24回)3,429円
月月サポート -2,781円→-1,922円
※対象料金を超えた割引はできないため

子回線の場合月額3,429円となりました。
ただし家族以外の通話がある場合は、ここに通話時間ごとの料金が上乗せされます。

月月サポートは割引対象となる料金以上の割引が不可のため割引額が少なくなっています。

●割引対象となる料金
基本料1,058円+SPモード324円+シェアオプション料540円1,922円

引ききれなかった割引額はシェアグループの代表回線の割引対象料金から割引きます。

シンプルプランに加入する前の注意点

  • シンプルプランは、はじめてスマホ割・ドコモにチェンジ割・ドコモの学割などの料金割引キャンペーンと併用できません
  • シンプルプランの契約は1人につき2回線までとなっています。

他社との違いは?

シンプルプランの

  • 通話料が従量制で一定の条件を満たす人同士での通話が無料
  • 税抜900円代の基本料プラン

という特長を見ると、気が付く方もいるかと思いますが、ソフトバンクの「ホワイトプラン」やauの「LTEプラン」に似ていますよね。

ではシンプルプランと他社プランとの違いについて見てみましょう。ホワイトプラン(ソフトバンク)シンプルプラン(ドコモ)で特長を比較してみました。

シンプルプランとホワイトプランの違い

特長 シンプルプラン
(ドコモ)
ホワイトプラン
(ソフトバンク)
料金 980円 934円
無料通話 家族(シェアパックのグループ)同士の通話が無料 ソフトバンク同士の通話が無料
(午前1時~午後9時まで)
加入条件 シェアパックプランに加入 パケットし放題パケットし放題フラットなどのデータプランとのセット加入
対象の端末 スマホ・ガラケー スマホ・ガラケー
メリット 基本使用料が安い 基本使用料が安い
デメリット 家族以外への通話は話した分だけかかる(30秒/20円) ソフトバンク以外・午前1時~午後9時以外の通話は話した分だけかかる(30秒/20円)

なんとなく似たプランですが、決定的に違うのはドコモは家族向けのプラン、ソフトバンクやauは個人寄りのプランであるということでしょう。