久しぶりの新機種!2020年1月発売のドコモの「キッズケータイ SH-03M」の機能や料金などを解説。

2020年1月の新機種「キッズケータイ SH-03M」の機能・料金は?

久しぶりにドコモからキッズケータイの新機種が発売されました。2020年1月17日に発売したキッズケータイの新機種は「キッズケータイ SH-03M」(シャープ製)で、前回のキッズケータイ F-03J(富士通コネクテッドテクノロジーズ製)は2017年3月発売なので、約3年ぶりに新機種が出てきた形です。

この機種はキッズケータイなので12歳以下の利用者が申し込める「キッズケータイプラン」向けの機種です。

今回はこのキッズケータイ SH-03Mについて機能や料金など詳しく解説していきます。

デザイン・カラー

今回のドコモの「キッズケータイ SH-03M」は3色のラインナップで、イエロー・ブルー・ピンクのカラーバリエーションがあります。

サイズは横54mm×高さ101mm×厚さ12.6mmのコンパクトサイズで、重さも約94gと非常に軽量です。

また、別売りになりますが、キッズケータイ SH-03M用のアクセサリーで専用ケースもドコモオンラインショップで購入することも可能です。

本体価格

キッズケータイ SH-03Mの本体価格は税込14,256円で、格安スマホやケータイ機種よりも本体価格が安く設定されています。

端末本体価格

機種名機種代金(税込)
キッズケータイ SH-03M
(2020年1月17日発売)
14,256円
参考:キッズケータイ F-03J
(2017年3月3日発売)
11,880円
先生

以前の機種(F-03J)と比べると3,000円程度高い機種になっています。

機種代金の支払い方法一括払いのほか分割払いの場合は36回払い24回払い12回払いの中から選択可能です。

分割払いで購入するなら月額1,000円前後で利用できる

キッズケータイ SH-03Mで使用する料金プランはキッズケータイプランを利用する形になりますが、このプランの基本料金は月額500円(税抜)です。

キッズケータイプランの月額料金500円(税抜)

このキッズケータイプランに機種代金を合わせる形になりますが、24回払いや36回払いにした場合、通話・機種代金込みで月額1,000円前後で利用することが可能です。
(機種代金の支払いが終われば、月額500円で利用できます。)

キッズケータイ SH-03Mの機種代金(分割払いの場合)+キッズケータイプランの基本料金
※税込。月額数円レベルのユニバーサルサービス料は含まれていません。

 36回払いの場合24回払いの場合12回払いの場合
分割払い期間中に
月に支払う機種代金
396円 × 36回594円 × 24回1,188円 × 12回
キッズケータイプラン
月額基本料金
550円550円550円
合計
※機種代金支払い期間中
946円1,144円1,738円
合計
※機種代金支払い終了後
550円

※ドコモの端末代割引としては「スマホおかえしプログラム」がありますが、これは一部のスマホ機種が対象のため、キッズケータイ SH-03Mではこのプログラムが利用できません。

キッズケータイプランについて

ドコモのキッズケータイプランは月額料金が非常に安く、2019年10月以降に契約したキッズケータイプランは2年契約の期間縛りがなく、解約などで発生する契約解除料はありません。

ただし、申込時の利用者の年齢が12歳以下の場合で利用できるプランで、対象者1人あたり1回線までの制限があり、キッズケータイプラン単独では契約できず、必ず同じファミリー割引に属するドコモの親回線が必要といった条件もあり、また、機能面としては通話が中心でデータ通信に関してはSMS程度しかできないなど、色々制約もあるプランです。

キッズケータイプランの詳しい内容についてはこちらの記事で解説しています。

機能・特徴

ドコモのキッズケータイ SH-03Mの機能や特徴ですが、気になると思われる内容をピックアップすると以下のようなものがあります。

タッチパネルディスプレイになった

過去のドコモのキッズケータイの機種ではディスプレイの下側の方に物理ボタンがあり、操作はこの画面で行う形でしたが、今回のキッズケータイ SH-03Mは物理ボタンがなくなり、最近のスマホ機種のようにタッチパネルディスプレイになり、画面から操作する形になりました。

新しいキッズケータイ SH-03Mはまるでスマホみたいな見た目になりましたが、機能面では色々な制約を受けていることもあり、できることは従来のキッズケータイと同じような感じです。

キッズケータイ系ではディスプレイサイズが最大級

キッズケータイ系の商品はドコモに限らず、auやソフトバンクでも展開されていますが、各社のキッズケータイ系の端末の中で、キッズケータイ SH-03Mのディスプレイサイズは最大級のものです。

各社のキッズケータイ機種のディスプレイサイズ比較

機種名ディスプレイサイズ
キッズケータイ SH-03M
(ドコモ)
約3.4インチ
キッズフォン2
(ソフトバンク)
約3.1インチ
mamorino5
(au)
約2.8インチ
キッズケータイ F-03J
(ドコモ)
約2.0インチ

初のXi対応のキッズケータイ機種

前のモデル「キッズケータイ F-03J」を含む過去のキッズケータイの機種は3G(FOMA)タイプの機種でしたが、今回の「キッズケータイ SH-03M」については、4G(Xi)タイプでキッズケータイ初の機種でVoLTEにも対応しています。

FOMAとXiの違い

FOMAとXiの違いは、通信規格が違います。FOMAは3Gタイプの規格で、Xiは4Gタイプの規格です。3Gサービスはキッズケータイに限らず、新規受付が終了しているものが多く、現在3Gを利用している人も3Gサービス提供自体が数年以内にサービス終了をする予定になっています。
ドコモのFOMAは2026年3月31日でサービス終了予定になっています。

XiタイプのSH-03MはVoLTE対応で通話の音質もFOMAタイプのものより良くなっています。

参考:3G音声とVoLTEの性能比較(キッズケータイで影響しそうな点を抜粋)

要素3G音声
(CSフォールバック)
VoLTE
※SH-03Mは対応
高音質
(音声周波数帯域)
300~3,400Hz50~7,000Hz
※高音域がよりクリア
すぐつながる通話
(接続時間)
約6~8秒約2~3秒
※VoLTE発VoLTE着の場合

キッズケータイプランは厳密には2種類になった

今回のXi対応の機種が登場したことで、キッズケータイプランは以下の2つのプランに分かれました。

  • キッズケータイプラン(FOMA)
  • キッズケータイプラン(Xi)

※月額料金といった価格設定はどちらも同じです。

ただし、2種類になったといっても、これはあまり長い期間というわけではなく、3Gタイプの「キッズケータイプラン(FOMA)」については新規受付は2020年3月31日で終了してしまうので、以降はキッズケータイプラン(Xi)のみ新規申し込みができる形になります。

子供(利用者)の視点に立った機能

キッズケータイ SH-03Mは利用者が小学生というまだまだ幼い子供がメインユーザーとなっています。そのため、機能面でそれを意識したものがいくつかあります。

とにかく頑丈

子供はものを乱暴に扱いがちで、ケータイ機種も落としたりぶつけたりすることもしばしばあると思います。キッズケータイ SH-03Mは米国国防総省が制定したMIL-STD-810G Method 516.7:Shock-ProcedureIVに対応しています。

MIL-STD-810G Method 516.7:Shock-ProcedureIVの内容

高さ1.22mから合板(ラワン材)に製品を26方向で落下させる試験を実施した耐久テストで、キッズケータイSH-03Mはこれに対応しています。

泡タイプのハンドソープで洗えるレベルの防水・防塵性能

子供はものを乱暴に扱うのと関連していますが、色々なものを汚すと思います。ケータイ機種であっても同様に汚してしまう可能性は高いはず。

キッズケータイ SH-03Mは防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)に対応で最高クラスの防水・防塵性能です。さらに何と泡タイプのハンドソープであれば、洗うことも可能です。

ハンドソープで洗えるけど、泡はしっかり落としましょう

キッズケータイ SH-03Mはハンドソープで洗えるくらいの防水・防塵性能を誇りますが、泡を付けた状態が続くと故障する可能性があるので、水道水でしっかりとすすぐ必要があります。

スマホ機種などで強固な防水・防塵性能があるものでも、水(水道水)以外の環境の状態にすると動作保証はしていないので、注意しましょう。

▼NG例

  • 海での利用(海水・砂)
  • プールでの利用(塩素)
  • イヤホン利用時に雨(イヤホンマイク差込口からの浸水)
  • キッチンでの料理中(調味料・洗剤・熱湯など)

↓参考情報
ドコモ公式:防水ケータイをご利用のお客様へ

防水等級表(水の侵入に対する保護)

等級保護の程度テスト方法
IPX0水の侵入に対して特には保護されていないテストなし
IPX1垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない200mmの高さより
3~5mm/分の水滴、10分
IPX2垂直より左右15度以内からの降雨によって有害な影響を受けない200mmの高さより15度の範囲
3~5mm/分の水滴、10分
IPX3垂直より左右60度以内からの降雨によって有害な影響を受けない200mmの高さより60度の範囲
10リットル/分の放水、10分
IPX4いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない300~500mmの高さより
全方向に10リットル/分の放水、10分
IPX5
いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない3mの距離から全方向に
12.5リットル/分・30kpaの噴流水、3分間
IPX6いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない3mの距離から全方向に
100リットル/分・100kpaの噴流水、3分間
IPX7規定の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない水面下・15cm~1m、30分間
IPX8水面下での使用が可能メーカーと機器の使用者間の取り決めによる
先生

キッズケータイ SH-03Mは、水に沈めた場合はIPX8の保護性能を持ち、噴流水に対してはIPX5の保護性能があり、特に静水に対しての保護性能は最高ランクです。

キッズケータイ SH-03MのIPX8のテスト内容は常温で水道水、かつ静水の水深1.5mのところに携帯電話を静かに沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有することを意味しています。

防塵等級表(人体・固形物体に対する保護)

等級保護の程度テスト方法
IP0X保護なしテストなし
IP1X手の接近からの保護直径50mm以上の固形物体
(手など)が内部に侵入しない
IP2X指の接近からの保護直径12mm以上の固形物体
(指など)が内部に侵入しない
IP3X工具の先端からの保護直径2.5mm以上の工具先端や
固形物体が内部に侵入しない
IP4Xワイヤーなどからの保護直径1.0mm以上のワイヤーや
固形物体が内部に侵入しない
IP5X粉塵からの保護機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の料の粉塵が内部に侵入しない
IP6X完全な防塵構造粉塵の侵入が完全に防護されている
先生

キッズケータイ SH-03Mの防塵性能は最高ランクのIP6Xです。

IP規格について

IPXXのIPは(International Protection)」の頭文字を取ったもので和訳すると「侵入に対する保護」を表しています。IPの後にXXがありますが、それぞれ等級を表す数字が入ります。前半のXには防塵等級が入り、後半のXには防水等級が入ります。

例えば、IP68であれば、「(IP)侵入に対する保護」は「(6)完全な防塵構造」で「(8)水面下での使用が可能」ということになります。

IP規格は国際電気標準会議(IEC(International Electrotechnical Commission))で定められた規格で、スマホをはじめとした機器の保護構造について防塵・防水性を等級に分類して、そのテスト方法を規定したもので、世界各国で使用されているものです。

学年に応じた文字変換が可能

学年に合わせて習っている感じで変換候補を表示

小学生では学年に応じて徐々に漢字を覚えます。小学1年生と小学6年生では当然使える漢字の種類は大きく異なります。

キッズケータイ SH-03Mでは学年に応じて文字変換の候補が変わるようになっています。

親の視点であんしんできる機能

外出した子供の安否が心配、子供には不必要な機能は利用させたくないといった親の視点がありますが、キッズケータイ SH-03Mはそういったニーズに応えた機能がいくつかあります。

機能は必要最低限

キッズケータイ SH-03Mは見た目はスマホっぽいですが、機能としてはケータイに近いもので

  • 通話機能
  • メッセージ(SMS)機能

が基本で、SNSなどのアプリやインターネット閲覧といったことはできないようになっています。また、カメラやワンセグ機能なども付いていません。

先生

便利機能として、めざまし、連絡先、予定といったケータイに用意されているアプリは利用できます。

連絡先制限が設けられています

トラブルの防止のため、子供側から電話をかけたり、メッセージを送ることができるのは登録した人にだけです。

防犯ブザーは標準装備

キッズケータイのお約束といえば、防犯ブザーですが、キッズケータイ SH-03Mにも標準装備されています。

事前設定が必要になりますが、防犯ブザーに連動して、電話をかけたり、居場所を伝えたりすることもできます。
※居場所を伝える場合は、有料オプションの「イマドコサーチ」の契約も必要です。

イマドコサーチに対応

イマドコサーチ

イマドコサーチは、保護者がスマートフォンで居場所を確認できる月額200円の有料オプションサービスです。
※月額料金のほかに1回の居場所検索につき5円の検索料金がかかります。

キッズケータイのGPS機能を使って、お子様の居場所を確認することができるようになります。学校や塾、習い事の行き帰り時の居場所を確認するといった使い方ができます。

親への通知機能

キッズケータイ SH-03Mではほかにもアプリや別途機器が必要になりますが、以下のような親への通知機能などもあります。

  • おかえり通知
    自宅のWi-FiやTomoru(別売)などのBluetoothビーコンを検知して、お子さまの帰宅を保護者のスマホに自動的に通知する機能
  • みまもりアラート
    お子さまが保護者から離れると、保護者のスマホとキッズケータイに通知する機能
    (保護者のスマホに「キッズつながるリンク」アプリのインストールが必要)

↓キッズケータイ SH-03Mについての詳しい内容は
ドコモ公式:キッズケータイ SH-03M

※機能面についての詳しい内容はドコモよりメーカーサイトの方が詳しいです。
シャープ公式:キッズケータイ SH-03M

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