ドコモの「ahamo(アハモ)」徹底解説!20GB・月額2980円の新プランの特徴は

2020年12月17日

ドコモの「ahamo(アハモ)」徹底解説

国が継続して行われているスマホ通信料値下げ圧力の結果、ドコモが「ahamo(アハモ)」の新プランの発表をしました。ahamoは2021年3月サービス開始予定で、まだ開始まで日数があるものの、月20GBまで高速データ通信が利用できるものの月額2,980円(税抜)といったかつてのドコモのプランには無いくらいの非常にコスパの良いプランになっています。

現時点では、サービスの全容が判明していませんが、今回は現時点で分かる範囲内で「ahamo(アハモ)」のプランについて徹底的に詳しく解説していきます。

現在のドコモスマホ向けプランリスト

現在、ドコモで契約できる(または開始予定の)スマホ向けプランは以下のプランです。

5G専用プラン

4G LTE専用プラン

5G/4G LTE共通プラン

  • ahamo(アハモ) ※この記事のプランです。
    ※2021年3月開始予定
    ※オンライン限定プラン!

いつから

ahamo(アハモ)のサービス開始は2021年3月予定です。

サービスはまだ開始していないものの、事前申し込みの先行エントリー受付は既に開始していて、ahamoの専用受付ページからエントリーすることが可能です。

先行エントリーは各携帯会社の対抗プランを待った方がよいかも

ahamoは非常にコスパの良い魅力的なサービスで早速エントリーしたくなる人もいるかもしれませんが、サービス開始までにまだ時間があります。この間にau・ソフトバンクをはじめ、一部のMVNOでも対抗プランを打ち出してくることが予想されるので、サービス開始のギリギリまで待ってみた方が良いかもしれません。

ahamo(アハモ)とは

ahamoロゴ

ドコモのahamo(アハモ)は、スマホ契約に必要な要素である、

  • 基本料金
    (電話にかかる料金)
  • ウェブ使用料
    (ウェブを使用するための料金)
  • データ通信料
    (通信にかかる料金)

セットでコミコミになった料金プランで、使えるデータ容量が月20GBまでかつ5G/4Gスマホ向けのプランです。

先生

既存のギガホ系プランよりはデータ量は少なく、ギガライト系プランよりはデータ量が多いプランになっています。(料金もシンプルで安い!分かりやすい!)

ahamo(アハモ)に込められた思い

新プランahamo(アハモ)に込められた3つの思いがドコモの報道発表資料にあり、以下のような思いで作ったプランのようです。

  1. 「未知の物事を瞬時に理解すること」を意味する「アハモーメント」
  2. 「なるほど」という相づちの英語表現「Aha」
  3. 「楽しい時にアハハと笑う」感嘆詞としての「アハ」

料金

ahamo(アハモ)の月額料金は税抜2,980円です。

期間限定の割引キャンペーンや家族割やネット回線とのセット割は無く、シンプルに月額2,980円です。

主要なキャリアでよく謳われているプラン料金は色々な割引適用後の価格をアピールすることがありますが、ahamoは割引要素を考える必要がなくシンプルに月額2,980円なので非常に費用感が分かりやすいです。

他のプラン解説では月ごとの料金シミュレーションをしたりもしますが、ahamoはそのようなシミュレーションも不要です。

先生

ただし、月額数円レベルのユニバーサルサービス料は別途かかります。(他のプランでも同様ですが…)

定番の「みんなドコモ割」「ドコモ光セット割」は使えない

ahamoは月額2,980円と安価であるものの、ギガホ、ギガライトなどでは利用できた「みんなドコモ割」の家族複数回線による割引や「ドコモ光セット割」のドコモ光とのセット契約による割引を受けることができない点には注意しましょう。

契約期間の縛りもなし

ahamo(アハモ)は契約期間の縛りがないプランのため、いつ解約や他社へのMNPをしても契約解除料が発生することはありません。

各種手数料が無料

ahamo(アハモ)は以下の各種手数料が無料です。

  • 新規契約事務手数料
    ※新たにahamoを契約した場合に発生する手数料
  • 機種変更手数料
    ※ahamo回線を利用している端末の機種変更をした場合に発生する手数料
  • MNP転出手数料
    ※ahamo回線を別の携帯会社に乗り換えを行った場合に発生する手数料

※契約期間の縛りが無いので、契約解除料も無料です。

現在ドコモ利用者も2021年5月まではMNPの手続きが必要になる

ahamoは元々サブブランドとしての展開を想定していた影響か、現在ドコモを利用している人がahamoにプラン変更したい場合でも、2021年5月までのシステム対応が完了するまでは、MNPの手続きを行う必要があり、ひと手間かかります。(ただし、MNP転出手数料等はかかりません)

主な特徴

ahamoの主な特徴は以下のようなものがあります。

月20GBまで高速データ通信が可能

ahamoは月20GBまで高速データ通信ができます

月7GBまでのギガライト系プラン、最低でも月30GB以上(今はキャンペーン中で4Gのギガホなら60GB、5Gギガホなら無制限)は利用可能なギガホ系プランと比べるとちょうど間の立ち位置で、程よくデータ通信をしたい人に合うプランになっています。

速度制限時の通信速度は最大1Mbps

ahamoで月20GBのデータ量を使い切った場合は速度制限が発生し通信速度が落ちますが、それでも最大1Mbpsの通信速度でギガライト系のプランをはじめとした一般的な最大128kbpsと比べれば、極端には通信速度は落ちることはなく、データ量が多い動画でも画質を落とした形であれば視聴できるレベルの通信速度になっています。

速度制限時の最大1Mbpsの通信速度はサブブランド系の定番速度

ahamoは(特に)楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Vやサブブランドであるワイモバイル・UQモバイルのプランを相当意識しているようで、速度制限時の最大1Mbpsの通信速度の設定も、これらのプランの基準に合わせ対抗してきた感じのプラン設定になっています。

ahamoは元々ドコモのサブブランドの位置付けになる予定だったようですが、国からのサブブランドではなくメインキャリアで値下げをさせるといった圧力があったようで、今回サブブランドではなく、ドコモとしてahamoのプランを増やしたといった感じになったようです。

1GBにつき500円でデータ追加購入可能

ahamoで速度制限になったとしても1GBにつき500円で利用可能な高速データ容量を追加購入することも可能です。最大1Mbpsの通信速度に我慢できなくなった場合には、有料ですが追加データを購入しましょう。

海外82の国々・地域でも利用可能

ahamo(アハモ)の20GBのデータ容量は海外82の国々・地域であれば追加料金なく利用することが可能です。

対象エリア

アイルランド、アゾレス諸島、アメリカ、アラスカ、アンドラ、イギリス、イスラエル、イタリア・バチカン、インド、インドネシア、エクアドル、エジプト、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オマーン、オランダ、カタール、カナダ、カナリア諸島、韓国、カンボジア、キプロス、ギリシャ、グアム、クロアチア、サイパン、サウジアラビア、サンマリノ、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スペイン領北アフリカ、スロバキア、タイ、台湾、チェコ、中国、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、ナウル、ニュージーランド、ノルウェー、米領バージン諸島、バチカン、アメリカ(ハワイ)、ハンガリー、バングラデシュ、フィジー、フィリピン、フィンランド、プエルトリコ、ブラジル、フランス、ブルガリア、ブルネイ、ベトナム、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マカオ、マディラ諸島、マレーシア、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ、モナコ、モロッコ、ヨルダン、ラオス、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、レソト、ロシア

※注意点)15日を超えた長期での海外滞在の場合には速度制限を受ける点は注意が必要です。

5Gにも4Gにも対応

いままでのドコモのスマホ向けプランは5G回線対応のスマホには5G対応プラン、5G回線未対応のプランの場合には4G対応プランといった形の専用プランでしたが、今回のahamo(アハモ)は5Gスマホにも4Gスマホにも対応したプランになっています。

料金面も5Gになったからといっても月額料金が上がらず5Gでも4Gでも同じ月額2,980円です。

先生

このあたりは楽天モバイルの楽天アンリミットVに対抗してきた感じになっています。

1回5分以内の国内通話かけ放題が標準

通話料金に関してはahamo(アハモ)の場合、1回5分以内の国内通話かけ放題が標準になっていて、一般的な30秒につき20円の従量課金型の通話タイプよりお得です。

また、月額で追加1,000円プラスすることで国内通話24時間いつでもかけ放題になる「かけ放題オプション」を付けることも可能です。

ahamo(アハモ)で利用できる2種類の通話タイプ

通話オプション追加月額料金
(税抜)
内容
(標準)1回5分以内の国内通話が無料
(5分以降は30秒につき20円の通話料が発生)
※月額2,980円の標準タイプ
かけ放題オプション+1,000円国内通話が24時間いつでも無料
※月額3,980円なら国内通話かけ放題に
例外:無料通話の対象外になるもの

無料通話はあくまで通常の国内通話のみが対象なので、海外への通話0570番号などの有料電話サービスへの通話無料通話の対象外になります。

特に一部海外のデータ利用が月額料金に含む点と混同して海外通話も無料になると勘違いしないように注意しましょう!

また、メール系についても(メールアドレス宛に送信する)MMSの送受信はデータ容量の範囲内ですが、(電話番号宛に送信する)SMS送信については1通3円の料金がかかります。(SMS受信は無料)

オンライン限定プラン

ahamo(アハモ)はオンライン限定のプランになっていて、いままでのドコモのプランとは異なり、近くのドコモショップやドコモ取扱店といった実店舗では契約できないプランになっています。

また、ahamoの契約を行う際にはdアカウントが必須なので、dアカウントを持っていない人はあらかじめ用意しておきましょう。

超重要:ahamoの対応はすべてオンラインのみの対応になります

ahamoは契約だけでなく、各種手続きやサポート、困った時の相談など、諸々の対応がすべてオンラインや専用アプリのみでの対応となり、何か困った時に近くのドコモショップでサポートを受けることができません。

そのため、ショップ店員のサポートなく、ある程度スマホを使いこなせる上級者向けのプランで、スマホにあまり詳しくないショップ店員のサポートが欲しい人には向いていません。(通信回線の提供のみで諸々のサポートが付かないため安価を実現したと考えましょう)

「ahamoはドコモのプランですが、ドコモショップやドコモインフォメーションセンターなどでサポートは受けられません!」(とても重要)

先生

通信回線の提供のみで手厚いサポートを付けないことで安価なサービスを提供しているトレードオフの関係になっている点は留意しておきましょう。(スマホ初心者にはおススメできない!)

そのほか契約できない対象

ahamo(アハモ)はオンラインでしか契約できない他にも以下に該当する人は契約ができません。既存のプランのよりも契約できる人の対象は狭いので注意しましょう。

  • 法人契約の場合
    ahamoは個人契約が対象で、法人契約をすることができません。
  • 20歳未満の場合
    契約は結婚の有無に関わらず20歳以上の場合のみ可能です。ただし、契約者ではなく利用する人が20歳未満の人で登録することは可能です。(例:契約者は父。利用者は子供みたいな形ならOK)

キャリアメールは付かない

ahamo(アハモ)はドコモのキャリアメールが利用できません。いままでドコモのプランを利用していた人でもahamoにするとドコモのメールアドレスは無くなるので、ahamoにプラン変更を考えている人は、事前にgmailなどの汎用的なメールアドレスに変更しておきましょう。

dポイント特典

ahamo(アハモ)には割引特典はありませんが、利用特典はあり、dポイントがもらえる以下の特典が付いています。2つのうち1つは期間限定特典です。

1000円利用につき10ポイント

この特典は常設のもので毎月支払うahamo(アハモ)の利用料金で1,000円の利用につき、dポイントが10ポイントもらえます

先行エントリー特典

この特典は先行エントリー期間中のみの特典で期間限定です。

ahamoのキャンペーンサイトから先行エントリー(電話番号・メールアドレスの登録)を行い、ahamoを契約するとdポイント(期間・用途限定)が3,000ポイントもらえます。
※ポイントの進呈タイミングは条件を満たした月の翌月15日頃

期間

先行エントリーとahamo契約の2つの条件がありますが、それぞれ対象となる期間が違います。

  • 先行エントリー期間:2020年12月3日~ahamo提供開始日前日
  • 契約対象期間:ahamo提供開始日~2021年5月31日

※契約手続きはあくまでサービス開始後にならないとできない点に注意!

メリット

ahamo(アハモ)を利用するメリットをまとめると以下のようなものがあげられます。

  • 月額料金が3,000円以下でコストパフォーマンスが非常に高い
    • 月額2,980円(税抜)
    • 高速データ通信は月20GBまで(速度制限になっても最大1Mbps。海外82の国・エリアでも利用可能)
    • 1回5分以内の国内通話かけ放題
  • 5Gスマホ・4Gスマホのどちらにも対応
  • 対応エリアがドコモ回線なので広い
    楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Vは対応エリアが狭い課題がありますが、ahamoは対応エリアについてはドコモ回線を利用しているのでこのような問題はありません。

デメリット

ahamo(アハモ)を利用した場合のデメリットをまとめると以下のようなものがあげられます。

  • キャリアメールアドレスが利用できない
    ドコモのプランですがドコモのメールアドレスは利用できません。
  • 契約・解約・サポート対応など近くのドコモショップやドコモインフォメーションセンターなどでは対応してもらえない
    スマホへのSIMカードのセットなどの対応も自己対応になるので、ある程度スマホやプランを理解している人でないと厳しいです(対応レベルが店舗をもたないMVNOと同じくらいの感じになると考えると良いです。)
  • 3G回線には未対応
    近々サービス終了をしてしまう3G回線ではあるもののahamoの場合は初めから3G回線は利用できません。(山間部など3G回線しか届かない場所は電波が入らなくなります)

まとめ

今回は2021年3月開始予定のドコモのahamo(アハモ)について現段階で判明していることについて詳しく解説していきました。

月20GBまで、1回5分以内の国内通話かけ放題にも関わらず月額2,980円の非常にコストパフォーマンスの良いプランを打ち出してきました。

ただし、キャリアメールが利用できない、オンライン限定で一切合切の対応を近くのドコモショップなどでは受けてもらえなくなるといった玄人向けプランでもある点には注意しましょう。

携帯各社も今回のahamoに対抗したプランを出してくる流れになってきそうですね。

↓ahamoについて詳しい内容は
ドコモ公式:ahamo
ドコモ公式:報道発表資料|新料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表

今回の内容はいかがでしたでしょうか。
また、次回もお楽しみに。

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