ドコモの「5Gギガライト」徹底解説。4G版ギガライトなどとの違い・料金・特徴は【2021年版】

2021年はドコモをはじめ各携帯会社のプランに色々変動のある年になりそうです。ドコモではahamoの発表を皮切りに5Gギガホ プレミアなどの新プラン投入を行う予定になっています。
今回はドコモの以前からあるプランですがデータをあまり使わない人向けの5Gスマホ向けプラン「5Gギガライト」の料金や特徴、適用可能なキャンペーンやメリット・デメリット、ahamoなどのプランの違いについて徹底的に詳しく解説していきます。
現在、ドコモで契約できる(または開始予定の)スマホ向けプランは以下のプランです。
5G専用プラン
- 5Gギガライト ※この記事のプランです。
- 5Gギガホ ※2021年3月31日で新規申し込み受付が終了
- 5Gギガホプレミア ※2021年4月開始予定
4G LTE専用プラン
5G/4G LTE共通プラン
- ahamo(アハモ)
※2021年3月開始予定
※オンライン限定プラン! - はじめてスマホプラン
※2021年4月開始予定
※FOMAや3G回線からの乗り換え時のみ申し込み可能
はじめてスマホ割の内容・条件の一部修正しました。
5Gギガライトとは
「5Gギガライト」とは、プラン名にあるように5Gに対応し、スマホ契約に必要な要素である、
- 基本料金
(電話にかかる料金) - ウェブ使用料
(ウェブを使用するための料金) - データ通信料
(通信にかかる料金)
がセットでコミコミになった料金プランで、使えるデータ容量があまり多くないスマホライトユーザー向けのその月に利用したデータ量に応じて4段階に基本料金が変動する5Gスマホ向けプランです。

ドコモの別の5G向けスマホプランである中~大容量データを利用する人向けの「5Gギガホ」や「5Gギガホ プレミア」と内容が主に違う点は「データ通信料」に当たる部分で使えるデータ容量と料金が違います。
プランのタイプとしては競合キャリアであるauの「ピタットプラン 5G」やソフトバンクの「ミニフィットプラン」に比較的近い感じのデータ容量が多いタイプのプラン内容になっています。後ほど、解説に登場しますが、期間限定の割引や家のネット回線とのセット割や家族割などキャンペーンの特性もauやソフトバンクの同系統のプランと似た感じの構成になっています。
主な特徴
5Gギガライトの主な特徴ですが、以下のような特徴があります。
データプランは4段階制の定額プラン

5Gギガライトのデータプランは使ったデータ量に応じて4つのステップに分かれた段階性の定額料金プランです。最大で7GBまで高速通信ができます。
段階 | 月のデータ容量 |
---|---|
ステップ1 | ~1GB |
ステップ2 | ~3GB |
ステップ3 | ~5GB |
ステップ4 | ~7GB |
2021年3月1日以降はオプションでステップ1までの利用に留めることも可能に
5Gギガライトは利用したデータ容量に応じて段階的に月額料金が増えてきますが、任意のステップまでのデータ利用にシステム的に抑えるといったことができないプランだったのですが、2020年3月開始のahamoの登場による影響で、2021年3月1日から「ギガプラン上限設定オプション」の無料オプションを適用することで、ステップ1(月1GBまで)まで高速データ通信ができるようにシステム的に抑えることができるようになります。
このオプションは料金はかかりませんが、申込は必要です。

システム的に抑えることができるステップはステップ1のみで、ステップ2やステップ3でシステム的に止めることはできない点には注意しましょう。
速度制限時の通信速度は最大128kbpsのまま
「ドコモの新プランでは速度制限時の通信速度が極端に遅くならない!」といったニュースや記事を見かけた方もいらっしゃるかもしれませんが、極端に遅くならないのは別のプランの「5Gギガホ(最大3Mbps)」や「ahamo(最大1Mbps)」といった容量の多いプランで、「5Gギガライト」については最大128kbpsの速度制限のままで大幅に減速されるので注意しましょう。

最大128kbpsは一般的な携帯会社が採用している速度制限時の通信速度なので、5Gギガライトが極端に遅いというわけではありません。(ただし、最大128kbps自体は非常に通信速度は遅いです。動画視聴とかは絶望的…)
5G対応の機種利用時のみプラン利用が可能
5Gギガライトは5G専用の料金プランです。そのため、プランを利用するためには5Gに対応した機種であることが前提となっていて、5G対応の機種が無い場合には申し込むことができません。
「5Gギガホ」「5Gギガライト」「5Gデータプラス」(以下、「料金プラン(5Gギガホなど)」)には、5G対応機種のご利用が必要です。「料金プラン(5Gギガホなど)」の申込み時に5G対応機種の購入を伴う場合、5G対応機種をご利用中であることを当社が確認できた場合は、本料金プランをお申込みになれます。
ドコモ公式:5Gギガライト「ご注意事項」より

5G対応の機種はドコモ以外で購入した機種でも可能なようですが、ドコモ側での確認が必要です。
5Gの対応エリアはまだ少ない
5Gギガライトのサービス開始時点での5Gに対応したエリアは非常に少なく全国150か所(都市全域ではなく、個別の施設レベルで150か所)のみです。ただし、2021年3月末に全国500都市以上に5Gに対応する計画になっています。
↓現在のドコモ5G対応エリアの詳細については
ドコモ公式:5G
※5G提供エリアの項目でPDFファイルのリンクがあります。
月額1980円の正体は?

ドコモ公式サイト「5Gギガライト」のページに書かれている「1,980円」。
かなり安く見えますが、本来の5Gギガライトの定価は3,150円~6,150円です。これは特定の条件に当てはまれば実現できる料金で、最小限の通話タイプを選択し、データを最小限に利用し、家族3人以上で契約し、割引キャンペーンを適用させた結果、ようやく実現できる価格になります。
カンタンに「1,980円」になる条件をまとめると以下の通りで、とても難易度が高いです。
- 支払方法をdカード払いにする(dカードお支払割を適用)
- 1ヶ月に使用するデータは1GB未満に抑える
- 通話プランはオプションなしの従量課金型(国内通話なら30秒につき20円)で、別途通話料が発生する通話やSMS送信は一切しない(ただし、同じドコモ回線の家族への通話はOK)
- ドコモに家族3人以上で契約し、「みんなドコモ割」を適用する
支払方法をdカード払いにする
最近のドコモのプランで月額料金を抑える方法としては、「2年の期間縛りのある契約にする」か「支払い方法をdカード払いにする」かの2つの方法がありましたが、今回の5Gギガホについては支払い方法をdカード払いにした「dカードお支払割」のみで2年契約の選択肢はなくなってしまいました。(2年契約の割引がなくなりましたが、2年契約の縛りもありません。)
月額1,980円で5Gギガライトを利用するためには、1ヶ月で利用するデータ量は1GBまでに抑え、この「dカードお支払割」を適用する必要があります。
「dカードお支払割」を適用しなかった場合には、月額170円の割引適用が無くなります。
●「dカードお支払割」の割引金額(税抜)
毎月の割引金額 | |
---|---|
dカードお支払割 | 170円割引 |
●5Gギガライトの月額料金表(定価)
※税抜。2021年1月時点。
1ヶ月の 利用可能データ量 | dカードお支払割なし ※定価 | dカードお支払割あり ※170円引き |
---|---|---|
~1GB (ステップ1) | 3,150円 | 2,980円 |
~3GB (ステップ2) | 4,150円 | 3,980円 |
~5GB (ステップ3) | 5,150円 | 4,980円 |
~7GB (ステップ4) | 6,150円 | 5,980円 |
dカードお支払割の適用条件(以下の二つの条件を満たすこと)
- 定期契約なしの「5Gギガライト」「ギガライト」「ギガホ」「5Gギガホ」「ギガホ プレミア」「5Gギガホ プレミア」「ケータイプラン」「はじめてスマホプラン」を契約
- 利用料金の支払方法を「dカード/dカード GOLD(家族カード含む)」に設定(定期クレジット)
これからdカードを作る場合のおすすめ
ドコモの「5Gギガライト」利用を検討している人で、現在dカードをもってなく、新しくdカードを作ろうと思っている人は「dカード GOLD」をおすすめします。
普通のdカードでも「dカードお支払割」が適用されますが、「dカード GOLD」にすると年会費が10,000円(税抜)必要になるものの以下のような追加特典が付くので、年会費以上の還元を受けやすくなります。
- 毎月のドコモのケータイ/ドコモ光の利用料金1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%ポイント還元が付く
※dアカウントがカードや回線に紐づける必要があります。
※端末代金や事務手数料など一部は還元対象外のものがあります。
▼ポイント還元一例
毎月のドコモのプラン利用料金が月9,000円(税抜)の場合、年間10,800円分のポイント還元になる。 - 端末購入から3年間最大10万円補償付き
※紛失・盗難・修理不能(水濡れ・全損)などに対応
※期間内に紛失等が発生し、同一機種・同一カラーの端末をドコモショップでdカード GOLDで購入すると最大10万円を後日返金されます。 - 国内・ハワイの主要空港ラウンジが利用無料
※ラウンジ入り口でdカード GOLDと当日のフライトチケットの半券の提示で利用可能。 - 海外旅行保険の補償額が最大1億円
- 国内旅行保険の補償額が最大5,000万円
など、ほかにも特典があります。
↓dカード GOLD利用したくなった人はこちら
↓年会費がかからない方のdカードを利用したくなった人はこちら
通話タイプは3タイプで一番安いタイプを選択
5Gギガライトで利用できる通話のタイプは3種類あり、標準の通話プランは国内通話であれば30秒につき20円の通話料が発生するタイプで、残りの2つは通話オプションという形で選択します。
●5Gギガライトで利用できる3種類の通話タイプ
通話オプション | 月額料金 (税抜) | 内容 |
---|---|---|
(標準) | - | 国内通話30秒につき20円の従量課金型 ※ただし家族内通話は無料 |
5分通話無料オプション | +700円 | 1回5分以内の国内通話が無料 |
かけ放題オプション | +1,700円 | 国内通話が24時間いつでも無料 |
月額1,980円にするためには、通話オプションを付けない従量課金型の通話タイプを選択し、別途料金の発生するSMS送信や家族内通話以外の通話を一切せず、追加の通話料がかからないようにする必要があります。
5Gギガライトの通話タイプをひと昔前の通話プランに置き換えると以下のような構図になります。
●通話プラン名の対照表
ひと昔前の 通話プラン名 ※現在は新規受付終了 | 5Gギガライトの 通話オプション名 | 内容 |
---|---|---|
シンプルプラン | (標準) | 国内通話30秒につき20円の従量課金型 ※ただし家族内通話は無料 |
カケホーダイライトプラン | 5分通話無料オプション | 1回5分以内の通話が無料 |
カケホーダイプラン | かけ放題オプション | 国内通話が24時間いつでも無料 |
データプラン | - | 通話なし。データ通信のみ利用のプラン |

ひと昔前の通話プランのデータプランにあたる通話オプションが5Gギガライトにはありません。
家族3人以上で「みんなドコモ割」を適用している
ドコモの家族割引サービスの「ファミリー割引」を5Gギガライトで適用すると「みんなドコモ割」の割引を受けられるようになります。「みんなドコモ割」は新プランの「5Gギガライト」や「5Gギガホ」で使える割引で、「5Gギガライト」の場合、家族人数によって以下の割引金額が毎月適用されるようになります。
(みんなドコモ割は4Gタイプのギガライトやギガホでも利用可能です。)

段階制タイプのプランの場合家族割回線数で割引が入らないキャリアもありますが、ドコモの5Gギガライトではしっかりと割引が入るので、この点はプランの強みの一つといえます。
●「みんなドコモ割」適用時の1台あたりの割引金額
ファミリー割引の 家族回線数 | 毎月の割引金額 (税抜) |
---|---|
1回線 | 割引なし |
2回線 | 500円引き |
3回線以上 | 1,000円引き |
5Gギガライトで月額1,980円にするためには、ファミリー割引対象の家族が3人(3回線)以上いる必要があります。

同居していない家族や親族でも三親等まで組み入れることができます。

少しややこしいケースとしてありそうなのが、新プランとひと昔前のプランが混在している家族回線がある場合です。ファミリー割引の対象となる回線が3回線あり、「5Gギガライト」が1回線、そのほかの従来型プランが2回線あるようなケースでは、ファミリー割引のカウントは3つで1,000円引きに該当しますが、「みんなドコモ割」の割引対象となる5Gギガライトは1回線のため、1,000円×1人分というような計算方法になります。
※ただし、2in1、キッズケータイプラス、キッズケータイプラン、そのほか音声通話ができないプランはカウント対象外
月額1980円の内訳をまとめると
5Gギガライトで月額1,980円になる内訳を表にまとめると以下のいずれかの形になります。
●「5Gギガライト」で月額1,980円になる内訳表
※税抜
項目 | 月額料金 |
---|---|
5Gギガライト (1GBまでの利用) | 3,150円 |
dカードお支払割 | -170円 |
みんなドコモ割 (家族3回線以上) | -1,000円 |
合計 (1GBまでの利用) | 1,980円 |
合計 ※参考:3GBまでの利用 | 2,980円 |
合計 ※参考:5GBまでの利用 | 3,980円 |
合計 ※参考:7GBまでの利用 | 4,980円 |

家族回線が2回線の場合は+500円。家族回線が1回線の場合は+1,000円という計算になります。そのほかのオプションを付ける場合も、その分のオプション金額が加算されます。
また、1ヵ月数円レベルのユニバーサルサービス料と端末を購入した場合の端末代金はこの中には含まれていません。
ドコモ5G対応の大容量プランである「5Gギガホ」を利用した場合には最初の6ヶ月間、毎月1,000円割引になる「5Gギガホ割」が適用されるのですが、「5Gギガライト」については「5Gギガホ割」の割引対象外になり割引されない点には、注意しましょう。
ほかに適用できる割引・キャンペーン
5Gギガホライト組み合わせる割引・キャンペーンとして、「みんなドコモ割」などがありましたが、これら以外にも組み合わせることができる割引やキャンペーンがあるので一例をご紹介します。
ドコモ光セット割
ドコモのスマホのほかに家のネット回線もドコモ指定の回線(ドコモ光)にした場合に適用できる「ドコモ光セット割」があり、「5Gギガライト」で「ドコモ光セット割」を適用した場合、月額料金が毎月最大1,000円割引されるようになります。
ドコモ光セット割の割引期間は永年適用です。
●「ドコモ光セット割」の割引金額(税抜)
※税抜。5Gギガライトの場合。
1ヶ月間で 利用したデータ量 | 割引金額(月額) |
---|---|
~1GB (ステップ1) | 割引なし |
~3GB (ステップ2) | 500円割引/回線 |
~5GB (ステップ3) | 1,000円割引/回線 |
~7GB (ステップ4) |
※同一「ファミリー割引」グループ内で「ドコモ光ミニ」のみ利用の場合は500円引き(3GB~7GBの場合)、または200円引き(1GB~3GB)に減額。

月1GBまでのデータ利用の場合には、ドコモ光セット割の割引が発生しないため、月額1,980円に抑えるための要素には含まれませんが、月1GB以上データ利用する人はこの「ドコモ光セット割」を組み込めると少し月額料金を抑えることができます。
↓ドコモ光セット割についての詳しい内容は
ドコモ公式:ドコモ光セット割
はじめてスマホ割
はじめてスマホ割は2021年3月31日をもって新規申し込み受付が終了する割引キャンペーンです。
「はじめてスマホ割」は4G版の「ギガライト」や「ギガホ」のプラン開始にあわせて始まった割引キャンペーンで、ケータイ(フィーチャーフォン)からスマホへの変更で最大12ヶ月間、月額料金が1,000円引きされるキャンペーンでしたが、2020年12月19日以降は最大12ヶ月間、月額料金1,000円引きのほかに13ヶ月目以降も500円引きされるようになります。
5G用の「5Gギガライト」「5Gギガホ」についても「はじめてスマホ割」を適用することができます。
●「はじめてスマホ割」の割引金額(税抜)
毎月の割引金額 | |
---|---|
2020年12月18日までの申し込み | 1,000円割引 × 最大12ヶ月間 |
2020年12月19日以降の申し込み | 1,000円割引 × 最大12ヶ月間 13ヶ月目以降は500円割引/月 |
はじめてスマホ割の適用条件
以下の条件を満たす場合にはじめてスマホ割が適用できます。
対象オーダー
- 契約変更(FOMA→5G または Xi)
- 他社携帯会社のフィーチャーフォンからMNP
- 「ウェルカムスマホ割」適用中の方で対象プランへのプラン変更
- 以下の料金プランから対象料金プランへのプラン変更
- ケータイプラン ※定期契約なしもOK
- カケホーダイプラン(ケータイ) ※定期契約なしもOK
- カケホーダイライトプラン(ケータイ) ※定期契約なしもOK
- シンプルプラン(ケータイ) ※定期契約なしもOK
契約種別
5GまたはXi(クロッシィ)
契約者名義
個人名義・法人名義どちらもOK
対象料金プラン
- 「5Gギガライト」「5Gギガホ」
- 「ギガライト」「ギガホ」※定期契約なしでもOK
利用中端末
■「契約変更(FOMA→Xi)」「料金プラン変更」の場合
直近にドコモ販売店で購入手続きし、ドコモに登録されている最新購入機種が以下の対象機種かつ、18か月以上の利用。
※ドコモ公式ページ内の注意書きからいつの間にか18か月以上の利用の記述が無くなっていました(2021年1月13日加筆)
- ドコモケータイ
- らくらくホン(らくらくスマートフォンを除く)
- キッズケータイ
■「他社携帯会社のフィーチャーフォンからMNP」の場合
契約時に他社フィーチャーフォンからのMNPであることが確認できること
※利用中の端末で該当の回線の電話番号表示の目視確認などを行うようです。
ドコモ公式:はじめてスマホ割
ずっとドコモ特典
「ずっとドコモ特典」も4Gタイプの「ギガライト」「ギガホ」の開始にあわせてはじまったキャンペーンで、dポイントクラブのステージに応じて毎年の誕生月にdポイントが付与される特典です。
5G用の「5Gギガライト」「5Gギガホ」についても同様にこの特典が付きます。
dポイントクラブの ステージ | 進呈ポイント数 (期間・用途限定) |
---|---|
プラチナステージ | 3,000pt |
4thステージ | 2,000pt |
3rdステージ | 1,500pt |
2ndステージ | 1,000pt |
1stステージ | 500pt |
※「ケータイプラン」もずっとドコモ特典の対象ですが、3rdステージ~プラチナステージでもらえるポイントは1,200ptと少なくなります。
●dポイントクラブのステージ条件
ステージ | 条件1 ※ドコモ回線継続利用期間 | 条件2 ※6ヶ月間累計のdポイント獲得数 |
---|---|---|
1st | 4年未満 | 600pt未満 |
2nd | 4年以上 | 600pt以上 |
3rd | 8年以上 | 1,800pt以上 |
4th | 10年以上 | 3,000pt以上 |
プラチナ | 15年以上 | 10,000pt以上 |

条件1と条件2で良い方の条件が適用されます。
(条件1が3rd、条件2が1stに該当する場合は3rdが適用)
ドコモ公式:ずっとドコモ特典
1年間利用料が無料になるサービス
こちらも4G版「ギガライト」「ギガホ」時代からあるサービスですが、「5Gギガライト」「5Gギガホ」でも以下のサービスが1年間無料で利用することができます。
- Amazonプライム(ドコモのプランについてくるAmazonプライム)
※エントリーすることで年会費4,900円をドコモが負担する特典 - ディズニープラス(「ドコモのギガプラン」&「ディズニープラス」セット割)
※エントリーすることでディズニープラスが最大1年間月額700円引きになる特典

どちらも動画系コンテンツがありますが、5Gギガライトを利用して回線で動画視聴してしまうとデータ消費が激しいため、「5Gギガライト」向きではありません。(家のネット回線やPCを利用して視聴するような工夫が必要)
毎月の料金・割引例
5Gギガライトを利用した場合の毎月の利用料金の推移や割引金額はどうなるのかイメージが付かない方もいらっしゃると思いますので、5Gギガライト利用時の毎月の利用料金と各キャンペーンの割引の推移を3つの通話タイプ別にシミュレーションしてみました。
※機種を購入した場合の機種代と(わずか数円の)ユニバーサルサービス料は含んでいません。
※「dカードお支払割」を利用しないなど、条件を満たさない項目がある場合は割引額を変えて計算してください。
5Gギガライト契約の最初の月は、契約事務手数料3,000円(税抜)が別途加算(一部2,000円もあり)されます。(ドコモオンラインショップで契約した場合は事務手数料が0円になりオススメです)

5Gギガライトに契約した最初の月の利用料金の日割り計算の有無については、新規契約・MNPの場合のみ日割り計算されます。機種変更やプラン変更については、月の途中でも日割り計算にならないので、注意しましょう。
通話タイプが通常(国内通話30秒につき20円)の場合
「5Gギガライト」で通話オプションを付けない標準(国内通話30秒につき20円)の従量課金型の通話タイプを選択した場合の月額料金は以下のようになります。
●通話オプションなし(国内通話は30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金
ファミリー割の 対象回線数 | 1回線 | 2回線 | 3回線以上 |
---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 3,150円~6,150円 | ||
dカードお支払割 | -170円 | ||
みんなドコモ割 | 適用なし | -500円 | -1,000円 |
合計(~1GB) (ドコモ光セット割なし) | 2,980円 | 2,480円 | 1,980円 |
合計(~3GB) (ドコモ光セット割なし) | 3,980円 | 3,480円 | 2,980円 |
合計(~5GB) (ドコモ光セット割なし) | 4,980円 | 4,480円 | 3,980円 |
合計(~7GB) (ドコモ光セット割なし) | 5,980円 | 5,480円 | 4,980円 |
ドコモ光セット割 | 適用無し(~1GB) -500円(~3GB) -1,000円(~7GB) | ||
合計(~1GB) (ドコモ光セット割あり) | 2,980円 | 2,480円 | 1,980円 |
合計(~3GB) (ドコモ光セット割あり) | 3,480円 | 2,980円 | 2,480円 |
合計(~5GB) (ドコモ光セット割あり) | 3,980円 | 3,480円 | 2,980円 |
合計(~7GB) (ドコモ光セット割あり) | 4,980円 | 4,480円 | 3,980円 |
※家族3人以上で月1GB未満の利用で全割引を適用した場合は1,980円(税抜)~
(最初の月だけは契約事務手数料が別途必要 ※プラン変更のみの場合は除く)
5分通話無料オプションを付けた場合
「5Gギガライト」に通話オプションで1回5分以内の国内通話無料になる「5分通話無料オプション」を付けた場合の月額料金は以下のようになります。
●通話オプション「5分通話無料オプション」選択の場合
※税抜・1人あたりの料金
ファミリー割の 対象回線数 | 1回線 | 2回線 | 3回線以上 |
---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 3,150円~6,150円 | ||
dカードお支払割 | -170円 | ||
通話オプション (5分通話無料オプション) | 700円 | ||
みんなドコモ割 | 適用なし | -500円 | -1,000円 |
合計(~1GB) (ドコモ光セット割なし) | 3,680円 | 3,180円 | 2,680円 |
合計(~3GB) (ドコモ光セット割なし) | 4,680円 | 4,180円 | 3,680円 |
合計(~5GB) (ドコモ光セット割なし) | 5,680円 | 5,180円 | 4,680円 |
合計(~7GB) (ドコモ光セット割なし) | 6,680円 | 6,180円 | 5,680円 |
ドコモ光セット割 | 適用無し(~1GB) -500円(~3GB) -1,000円(~7GB) | ||
合計(~1GB) (ドコモ光セット割あり) | 3,680円 | 3,180円 | 2,680円 |
合計(~3GB) (ドコモ光セット割あり) | 4,180円 | 3,680円 | 3,180円 |
合計(~5GB) (ドコモ光セット割あり) | 4,680円 | 4,180円 | 3,680円 |
合計(~7GB) (ドコモ光セット割あり) | 5,680円 | 5,180円 | 4,680円 |
※家族3人以上で月1GB未満の利用で全割引を適用した場合は2,680円(税抜)~
(最初の月だけは契約事務手数料も必要 ※プラン変更のみの場合は除く)
かけ放題オプションを付けた場合
「5Gギガライト」に通話オプションで国内通話24時間いつでもかけ放題になる「かけ放題オプション」を付けた場合の月額料金は以下のようになります。
●通話オプション「かけ放題オプション」(国内通話24時間無料)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金
ファミリー割の 対象回線数 | 1回線 | 2回線 | 3回線以上 |
---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 3,150円~6,150円 | ||
dカードお支払割 | -170円 | ||
通話オプション (かけ放題オプション) | 1,700円 | ||
みんなドコモ割 | 適用なし | -500円 | -1,000円 |
合計(~1GB) (ドコモ光セット割なし) | 4,680円 | 4,180円 | 3,680円 |
合計(~3GB) (ドコモ光セット割なし) | 5,680円 | 5,180円 | 4,680円 |
合計(~5GB) (ドコモ光セット割なし) | 6,680円 | 6,180円 | 5,680円 |
合計(~7GB) (ドコモ光セット割なし) | 7,680円 | 7,180円 | 6,680円 |
ドコモ光セット割 | 適用無し(~1GB) -500円(~3GB) -1,000円(~7GB) | ||
合計(~1GB) (ドコモ光セット割あり) | 4,680円 | 4,180円 | 3,680円 |
合計(~3GB) (ドコモ光セット割あり) | 5,180円 | 4,680円 | 4,180円 |
合計(~5GB) (ドコモ光セット割あり) | 5,680円 | 5,180円 | 4,680円 |
合計(~7GB) (ドコモ光セット割あり) | 6,680円 | 6,180円 | 5,680円 |
※家族3人以上で月1GB未満の利用で全割引を適用した場合は3,680円(税抜)~
(最初の月だけは契約事務手数料も必要 ※プラン変更のみの場合は除く)
ahamoや5Gギガホ・5Gギガホプレミアとの違い
2021年1月時点で利用できる5Gスマホ向けプランは「5Gギガホ」「5Gギガライト」の2種類で、どちらのプランが良いかは月7GB以上使うか、使わないかでプランを決めれば良いという非常に簡単な判断基準でしたが、2021年3月開始になるahamo(アハモ)の登場によって最適なプラン選びが複雑になってきます。
「5Gギガライト」の利用を考える場合、検討するドコモのプランとしては「ahamo」「5Gギガホ(または5Gギガホ プレミア)」になります。これらのプランの違いをかんたんにまとめると以下の様になっています。
5Gギガライト | ahamo ※2021年3月開始予定 | 5Gギガホ ※2021年3月末で 新規申込受付終了 | 5Gギガホプレミア ※2021年4月開始予定 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 ※2年契約なしの場合 | ・1GBまで:3,150円 ・3GBまで:4,150円 ・5GBまで:5,150円 ・7GBまで:6,150円 | 2,980円 | 7,650円 | ・3GBまで:5,150円 ・無制限:6,650円 |
1ヶ月あたりの 高速データ通信が できる容量 | 7GBまで | 20GBまで | 100GBまで ※キャンペーン適用で無制限 | 無制限 |
速度制限時の 通信速度 | 最大128kbps | 最大1Mbps | 最大3Mbps | – |
店頭での 申込・サポート等の 各種対応 | 対応 | 未対応 (オンラインのみ) ※ドコモインフォメーションセンターも未対応です。 | 対応 | 対応 |
4Gスマホでの契約 | 契約できない | 契約できる | 契約できない | 契約できない |
標準の国内通話タイプ | 30秒につき20円 | 1回5分以内かけ放題 | 30秒につき20円 | 30秒につき20円 |
170円割引の有無 | ・dカードお支払割 | なし | ・dカードお支払割 | ・dカードお支払い割 |
ドコモ光とのセット割 の有無 (ドコモ光セット割) | あり ※1GB~3GB:月500円引き/回線 ※3GB~7GB:月1,000円引き/回線 ※1GB以下は割引なし | なし | あり ※月1,000円引き/回線 | あり ※月1,000円引き/回線 |
家族割の有無 (みんなドコモ割) | あり ※2回線:500円引き/回線 ※3回線以上:1,000円引き/回線 | なし | あり ※2回線:500円引き/回線 ※3回線以上:1,000円引き/回線 | あり ※2回線:500円引き/回線 ※3回線以上:1,000円引き/回線 |
5Gギガホ割の有無 (半年間1,000円引き) | なし | なし | あり | なし |
その他 | ずっとドコモ特典利用可能 | 海外82の国々・地域でもデータ通信可能 | ずっとドコモ特典利用可能 | ずっとドコモ特典利用可能 |
2021年2月までの最適プラン
ahamoのサービス開始前の2021年2月までは月7GBのデータを使うか使わないかで最適なプランが変わります。
- 毎月の利用データ量が7GB未満なら「5Gギガライト」を選択すればOK!
- 毎月の利用データ量が7GB以上なら「5Gギガホ」を選択すればOK!
2021年3月以降の最適プラン
2021年3月からahamoが開始しますが、このahamoは各種手続きやサポートなどはすべてオンライン限定のプランで近くのドコモショップでは申し込みを始め、各種サポートを受けることができなくなるものの、月20GBまでかつ月額料金が安く、1回5分以内の国内通話かけ放題といったコストパフォーマンスが非常に高いプランです。
ただし、ahamoはオンラインに限定されていて、利用者自身でスマホへのSIMカードの初期設定など自己対応が必要な工程が発生し、やや玄人向けのプランなので、携帯ショップのサポートが必要か必要にならないかでも最適なプランが変わってきます。
近くのドコモショップのサポートが必要な場合
近くのドコモショップやドコモインフォメーションセンターでのサポートが必要な人の場合は、ahamoが利用できません。この場合は従来通り月7GB以上データを使うか使わないかで最適なプランが判断できます。
- 毎月の利用データ量が7GB未満なら「5Gギガライト」を選択すればOK!
- 毎月の利用データ量が7GB以上なら「5Gギガホ(2021年3月まで)」「5Gギガホ プレミア(2021年4月以降)」を選択すればOK!
オンラインのみで自己完結可能な場合
近くのドコモショップやドコモインフォメーションセンターでのサポートを必要としない人の場合は、ahamoのプランが利用できるため、最適なプランの判断基準が少し複雑になります。
- 毎月の利用データ量が20GB以上なら「5Gギガホ(2021年3月まで)」「5Gギガホ プレミア(2021年4月以降)」を選択すればOK!
- 毎月の利用データ量が3GB~20GB未満なら「ahamo」を選択すればOK!
- 毎月の利用データ量が3GB未満の場合でも基本的には「ahamo」の選択がおススメ!
※家族割のみんな家族割が利用できる場合は「5Gギガライト」の方が「ahamo」より安くすることは可能。(2回線で1GBまでのデータ利用の場合や、3回線以上で3GBまでのデータ利用の場合はahamoより月額料金が安くなる(ただし5Gギガライトはかけ放題がないので通話をする人は正直ahamoの方が最終的には安くなる可能性が高い))
4G版のギガライトとの違い
いままでの4G版のギガライトとの違いについて気になる人もいると思いますので違いを表にすると以下のような違いがあります。
※4G版のギガライトは2019年10月以降の別名「ギガライト2」のギガライトで比較しています。
●「5Gギガライト」と4G版「ギガライト」の違い
4G版「ギガライト」 ※2019年10月以降の契約分 | 5Gギガライト | |
---|---|---|
回線種類 | Xi(4G LTE) | 5G |
2年の期間縛りの有無 | ある ※dカードお支払割適用の場合は縛りがなくなる | なし |
2年定期契約をした場合で 更新月以外の解約等による 契約解除料 | 1,000円 | なし ※定期契約自体がない |
月額料金を 170円引きする手段 | ・2年の定期契約をする または ・dカードお支払割を適用する | ・dカードお支払割を適用する |

料金や1ヶ月に利用できるデータ量などは4G版も5G版も違いはなく、2年の定期契約の存在が5Gでは無くなり、月額料金が170円少なくする手段としての2年定期契約が5Gギガライトでは利用できなくなり、dカードお支払割の1つになっている点の違いとなっていて、いくつか内容に違いがある4G版「ギガホ」、「5Gギガホ」との差と比べてしまうとほとんど違いはありません。
ひと昔前のプラン「ベーシックパック」との比較
4G版の「ギガライト」などのプランよりもひと昔前のプランで現在は新規受付が終了しているドコモの「ベーシックパック」の料金シミュレーションもまとめてみました。
※ドコモの長期利用で適用される割引「ずっとドコモ割プラス」の計算は入れていません。(最大の割引になるプラチナステージの場合には以下の表からさらに最大で200円~800円が割り引かれます)
●通話プラン「シンプルプラン(スマホ/タブ)」(国内通話30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金。現在は新規受付終了しているプランです。
プラン名 | ベーシックパック (現在は新規申込受付終了) |
---|---|
基本料金 (割引なし) | 2,480円 |
2年契約(自動更新) | -1,500円 |
ウェブ使用料 (spモード) | 300円 |
パケットパック | 2,900円~7,000円 |
合計(~1GB) (ドコモ光セット割なし) | 4,180円 |
合計(~3GB) (ドコモ光セット割なし) | 5,280円 |
合計(~5GB) (ドコモ光セット割なし) | 6,280円 |
合計(~20GB) (ドコモ光セット割なし) | 8,280円 |
ドコモ光セット割 | -100円(~1GB) -200円(~3GB) -800円(~20GB) |
合計(~1GB) (ドコモ光セット割あり) | 4,080円 |
合計(~3GB) (ドコモ光セット割あり) | 5,080円 |
合計(~5GB) (ドコモ光セット割あり) | 5,480円 |
合計(~20GB) (ドコモ光セット割あり) | 7,480円 |
- ドコモ光セット割なしの場合:2,980円(~1GB)~5,980円(~7GB)
- ドコモ光セット割ありの場合:2,980円(~1GB)~4,980円(~7GB)
●通話プラン「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金。現在は新規受付終了しているプランです。
プラン名 | ベーシックパック (現在は新規申込受付終了) |
---|---|
基本料金 (割引なし) | 3,200円 |
2年契約(自動更新) | -1,500円 |
ウェブ使用料 (spモード) | 300円 |
パケットパック | 2,900円~7,000円 |
合計(~1GB) (ドコモ光セット割なし) | 4,900円 |
合計(~3GB) (ドコモ光セット割なし) | 6,000円 |
合計(~5GB) (ドコモ光セット割なし) | 7,000円 |
合計(~20GB) (ドコモ光セット割なし) | 9,000円 |
ドコモ光セット割 | -100円(~1GB) -200円(~3GB) -800円(~20GB) |
合計(~1GB) (ドコモ光セット割あり) | 4,800円 |
合計(~3GB) (ドコモ光セット割あり) | 5,800円 |
合計(~5GB) (ドコモ光セット割あり) | 6,200円 |
合計(~20GB) (ドコモ光セット割あり) | 8,200円 |
- ドコモ光セット割なしの場合:3,680円(~1GB)~6,680円(~7GB)
- ドコモ光セット割ありの場合:3,680円(~1GB)~5,680円(~7GB)
●通話プラン「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」(国内通話24時間無料)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金。現在は新規受付終了しているプランです。
プラン名 | ベーシックパック (現在は新規申込受付終了) |
---|---|
基本料金 (割引なし) | 4,200円 |
2年契約(自動更新) | -1,500円 |
ウェブ使用料 (spモード) | 300円 |
パケットパック | 2,900円~7,000円 |
合計(~1GB) (ドコモ光セット割なし) | 5,900円 |
合計(~3GB) (ドコモ光セット割なし) | 7,000円 |
合計(~5GB) (ドコモ光セット割なし) | 8,000円 |
合計(~20GB) (ドコモ光セット割なし) | 10,000円 |
ドコモ光セット割 | -100円(~1GB) -200円(~3GB) -800円(~20GB) |
合計(~1GB) (ドコモ光セット割あり) | 5,800円 |
合計(~3GB) (ドコモ光セット割あり) | 6,800円 |
合計(~5GB) (ドコモ光セット割あり) | 7,200円 |
合計(~20GB) (ドコモ光セット割あり) | 9,200円 |
- ドコモ光セット割なしの場合:4,680円(~1GB)~7,680円(~7GB)
- ドコモ光セット割ありの場合:4,680円(~1GB)~6,680円(~7GB)
月額料金を比較すると新プランの方が月額利用料金は相当安く、さらに家族回線を複数もっている人であれば、さらに料金メリットがある結果になりました。
ただし、新プランの「5Gギガライト」についてはかなり重要な割引サービスが利用できないデメリットが存在します。
デメリット
ドコモの公式ページ内に「ご注意事項」というページがあり、この内容の中に重要なことも書かれているので、押さえておくべきポイントをご紹介します。
利用できない割引サービス
「5Gギガライト」は総務省の指導により通信代+端末代をセットにした割引ができなくなっています。その影響で「ウルトラデータパック」などの時代では利用できた以下の割引サービスが利用できません(新規申込受付も既に終了)。
- 月々サポート
- docomo with
- eビリング割引
など
特に月々サポートやdocomo withの割引が使えなくなることで、ひと昔前のプランと比べ、通信料は抑えられる代わりに、端末代金が高くなる傾向があり、トータルで見ると安くなる人も、逆に高くなってしまう人もいるという点には注意が必要です。
5Gギガライトにプラン変更すると割引が終了してしまう
現在、上記の割引サービスを利用している状態で、ひと昔前のプランから「5Gギガライト」にプラン変更(5Gの機種が必要になるため、実質機種変更)してしまうとプラン変更以降の割引が終了してしまう点には特に注意が必要です。

以下の割引を利用している状態で機種変更&プラン変更をする場合には、変更するタイミングは考えましょう。
月々サポートの場合
割賦代金の支払いの完済前にプラン変更してしまうと、以降の割引が無くなり、現在利用している端末代金の支払い金額が高くなってしまいます。
docomo withの場合
元々の終了条件である、docomo with以外の対象機種への機種変更をしない場合でも、プラン変更してしまうことで1,500円の割引適用が終了してしまいます。
「スマホおかえしプログラム」は利用可能
上記の割引は利用できなくなりましたが、「5Gギガライト」で利用できる代わりの端末代の割引サービスとして、購入したスマホ代の最大3分の1の支払いが免除できる「スマホおかえしプログラム」が2019年6月より利用できるようになっています。

ただし、昔の端末代割引の水準と比べると実質的な割引額は少ない傾向で、購入した端末を返却して支払い免除となるので、実質的には2年間程度のレンタルプランみたいなプログラムです。
「5G WELCOME割」も利用可能
5Gサービス開始に伴い、5G対応機種の購入で契約内容に応じて機種代金が税込5,500円~22,000円の割引を受けられる「5G WELCOME割」も利用することができます。
この5G WELCOME割は先ほどの「スマホおかえしプログラム」との併用も可能です。
※「はじめてスマホ購入サポート」「端末購入割引」との併用はできません。
●5G WELCOME割の対象機種・割引金額
※2020年11月6日時点。税込。
対象機種 | 他社からのMNP の場合 | 契約変更 の場合 | 新規契約 機種変更 の場合 |
---|---|---|---|
Galaxy A51 5G SC-54A | 22,000円 割引 | 13,200円 割引 | 7,700円 割引 |
Galaxy S20 5G SC-51A | 22,000円 割引 | 13,200円 割引 | 対象外 |
AQUOS R5G SH-51A | 22,000円 割引 | 5,500円 割引 | 対象外 |
Xperia 1 II SO-51A | 22,000円 割引 | 5,500円 割引 | 対象外 |
LG V60 ThinQ 5G L-51A | 22,000円 割引 | 5,500円 割引 | 対象外 |
Galaxy S20+ 5G SC-52A | 22,000円 割引 | 5,500円 割引 | 対象外 |
arrows 5G F-51A | 22,000円 割引 | 5,500円 割引 | 対象外 |
iPhone 12 Pro Max | 22,000円 割引 | 対象外 | 対象外 |
iPhone 12 Pro | 22,000円 割引 | 対象外 | 対象外 |
iPhone 12 | 22,000円 割引 | 対象外 | 対象外 |
iPhone 12 mini | 22,000円 割引 | 対象外 | 対象外 |
Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A | 22,000円 割引 | 対象外 | 対象外 |
Xperia 5 II SO-52A | 22,000円 割引 | 対象外 | 対象外 |
arrows NX9 F-52A | 22,000円 割引 | 対象外 | 対象外 |
LG VELVET L-52A(本体のみ) | 22,000円 割引 | 対象外 | 対象外 |
LG VELVET L-52(デュアルスクリーンセット) | 22,000円 割引 | 対象外 | 対象外 |
Galaxy S20+ 5G SC-52A | 22,000円 割引 | 対象外 | 対象外 |
ドコモオンラインショップで購入した場合には、端末代を割り引く形ではなく、個人の方であればdポイント(期間・用途指定)、法人の方であればドコモポイントで還元を受ける形になります。
※ポイント還元時にdポイントクラブまたはドコモビジネスプレミアクラブ会員であることが必要。
↓5G WELCOME割について詳しい内容は
ドコモ公式:5G WELCOME割
5Gギガライトはデータ容量を分け合えない
現在新規受付が終了しているひと昔前のプランには「ベーシックシェアパック」という1つのデータ容量を家族複数人で分け合って利用するプランがありましたが、
5Gギガライトや5Gギガホでは家族複数人で1つのデータ容量を分け合って利用するプランが用意されていません。
ベーシックシェアパックから新プランにプラン変更する場合には、家族それぞれが5Gギガライトがよいか、5Gギガホ(5Gギガホプレミアム)もしくはahamoがよいか、もしくは4G版のギガライトやギガホなどがよいかを判断して、それぞれプラン変更する必要がある点には注意が必要です。

タブレットなどの通話機能を持たない端末とデータシェアするオプション(5Gデータプラス)はありますが、通話機能を持っている複数回線でのデータシェアのサービスは現在申し込めるプランにはありません。
まとめ
ドコモの「5Gギガライト」は、5Gに対応した機種を利用する人でデータをあまり利用しないスマホライトユーザー向けのプランで、公式サイトにある月額「1,980円」というのはさまざまな条件をクリアした場合のみ可能な内容です。
現時点では5G対応エリアが少ないですが、5G機種を購入し、ちょっと試しに5Gスマホを少し使ってみようといった人は「5Gギガライト」を検討してみてはいかがでしょうか。
また、5Gギガライトでは利用できない割引やキャンペーンもあり、ひと昔前のプランから5Gギガライトにプラン変更&機種変更してしまうことで割引が打ち切られてしまい、料金が高額になってしまう可能性もあるため、該当する人はプラン変更をするタイミングについてはよく考えましょう。
↓5Gギガライトについて詳しい内容は
ドコモ公式:5Gギガライト
いかがでしたでしょうか?
また、次回をお楽しみに!
↓ドコモを利用したくなった人はこちら
※ドコモの契約は事務手数料がかからないオンラインショップがオススメです