携帯キャリア3社の身体障害者向け割引サービスのメリットを解説!

2017年9月26日

この記事では携帯電話会社3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の身体障害者向けの割引サービスについてご紹介したいと思います。

公共料金などと同様に、身体障害者の方はキャリアの携帯電話についても割引を受けることができます。(適用できる回線数は1名義1回線までです)

サービスの適用条件として、

  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 特定疾患医療受給者証
  • 特定疾患登録者証
  • 特定医療費(指定難病)受給者証

のいずれかを交付され、利用者として登録されていれば各携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で割引を受けることができます。

各キャリアの身体障害者向けサービス

携帯キャリアの身体障害者向け割引は以下のものがあります。

  • ハーティ割引(ドコモ)
  • スマイルハート割引(au)
  • ハートフレンド割引(ソフトバンク)

基本的にどのキャリアも基本料金からの割引が主となります。ではそれぞれのサービス内容を見ていきましょう。

ドコモの「ハーティ割引」

NTT docomo

ドコモ公式:ハーティ割引

ハーティ割引の特典

●基本使用料が安くなる

契約しているプランや契約時期によって金額が異なりますが2019年10月以降に契約したプランであれば基本使用料が最大370円割引となり、その他のプラン(FOMAやXiプラン)でも基本使用料の割引があります。

2019年10月1日以降に契約のプランの場合

料金プラン 基本料金 ハーティ割引適用後の
基本使用料
ギガホ 7,150円 6,780円
※370円割引
ギガライト 3,150円~6,150円
※使用したデータ量によって変動
2,780円~5,780円
※370円割引
データプラス 1,000円 800円
※200円割引
ケータイプラン 1,370円 1,000円
※370円割引
キッズケータイプラン 500円 500円
※割引無し

※「dカードお支払い割」との併用ができません。
※国内通話は30秒につき20円の通話料が発生します。(通話オプションを付けていない場合の料金です)

↓2019年9月以前に契約のプランの場合の割引金額についてはこちらを参照ください。
ドコモ公式:ハーティ割引とは(基本使用料割引)

●各種サービスの利用料金が60%に

その他、spモードやiモード、さらに留守番電話などの様々なオプション料金も安くなります。

↓対象になる各種サービスのリストはこちらを参照ください。
ドコモ公式:ハーティ割引とは(各種サービスの月額使用料60%割引)

●一部の契約事務手数料が無料

新規契約時の手数料(3,000円)や機種変更時の手数料(2,000円)などが無料となります。

●テレビ電話通信料が音声通話料と同額に

通常は音声通話料の1.8倍相当になるテレビ電話通信料が音声通話料と同額になります。

●「104」番号案内が無料

通常は有料の「104」の電話番号案内料(1案内200円+通話料)が無料になります。

●点字請求サービス

点字請求サービス(月額使用料無料)を申し込めば、請求書が点字で確認できるようになります。

↓ハーティ割引について詳しくは
ドコモ公式:ハーティ割引とは

注意点!ハーティ割引は2年契約できない!

ハーティ割引は「定期契約」つまり2年契約に加入することができません

一般的には2年契約を結ぶことで「ギガホ」プランだと通常料金7,150円の基本使用料から170円割引され、6,980円で利用することができますが、ハーティ割引に加入すると2年契約が不可のため通常料金からの割引になります。(下表参照)

「通常(定期契約あり)」と「ハーティ割引加入時」の基本料金
(ギガホの場合)※2019年10月以降に契約したギガホの場合です。

  通常(定期契約あり)
の場合
ハーティ割引
に加入
基本料金 7,150円
2年契約の割引 -170円
ハーティ割引 -370円
割引後の料金 6,980円 2,500円
先生

つまり、
通常で2年契約の場合と比べるとハーティ割引を適用した場合の方が基本料金が200円安くなる割引と考えると良いです。

あまり大きな割安感はないですが、通常の契約よりは確実に安くなるので「ハーティ割引」の対象となる方は検討されてみてはいかがでしょうか。

ドコモ「ハーティ割引」の申込み方法

●近くのドコモショップで申し込む

営業時間は店舗により異なります。

●電話(申込書取り寄せ→記入・返送)

ドコモインフォメーションセンター(受付時間9:00~20:00)に電話→自宅に申込書が届きますので、記入し返送します。

  • ドコモの携帯からは 151(無料)
  • 他社携帯や一般の電話機からは 0120-800-000
●PC・スマホ・ケータイ(SPモード)から

Mydocomoの「ドコモオンライン手続き」から
※PCは「dアカウント」、スマホ・ケータイ(spモード)は「ネットワーク暗証番号」が必要です。

●ケータイ(iモード)から

iMenuから → お客様サポート → お申込・お手続き → ドコモオンライン手続き

ハーティ割引申し込みに必要な持ち物・本人確認書類についてはこちらの記事をご覧ください。

auの「スマイルハート割引」

au

au公式:スマイルハート割引

スマイルハート割引の特典

●基本使用料が安くなる

契約しているプランや契約時期によって金額が異なりますが2019年10月以降に契約したプランであれば基本使用料がスマホ系プランでは370円割引になります。

2019年10月1日以降に契約のプランの場合

対象プラン 割引金額
<スマホ系プラン>
・auデータMAXプラン Netflixパック
・auデータMAXプランPro
・auフラットプラン25 NetflixパックN
・auフラットプラン20N
・新auピタットプランN
・auピタットプランN(s)
370円割引
<ケータイ系プラン>
・カケホ(ケータイ)
・スーパーカケホ(ケータイ)
1,700円割引
<そのほか>
・ジュニアケータイプラン
1,000円割引
<そのほか>
・VKプランS
・VKプランM
・VKプラン
・mamorino Watchプラン
50%割引 
先生

スマホ系プランとケータイ系プランでは割引金額に大きな差があるように見えますが、これは、2年の定期契約の有無による月額料金差(スマホ系プランでは170円差に対して、ケータイ系プランでは1,500円差)が影響しています。これらのプランでは、実質的な割引額は同水準で、ケータイ系プランが優遇されているということではありません。

↓2019年9月以前に契約のプランの場合の割引金額についてはこちらを参照ください。
au公式:スマイルハート割引

●通話料が安くなる
au携帯や一般の電話の場合 通話料50%OFF
他社携帯やPHS同士の場合 通話料20%OFF

※「スーパーカケホ」「スーパーカケホ(ケータイ)」は通話料割引の対象外。

●SMS(Cメール)の送信料が割引
au電話への送信は 50%OFF
他社携帯電話・PHSへの送信は 20%OFF

※SMS受信は無料です。

注意点!スマイルハート割引は「2年契約」「2年契約N」が適用できない!

スマイルハート割引はドコモと同様に定期契約(2年契約や2年契約N)に加入することができません。つまり「2年契約」や「2年契約N」が適用不可ということ。

先生

「2年契約」「2年契約N」は2年契約(2年縛り)することを条件に、基本料金を割り引くサービスです。

一般的には2年の定期契約を結ぶことでたとえばauフラットプラン7プラスNの場合だと通常料金5,650円の基本使用料から170円割引され、5,480円で利用することができますが、スマイルハート割引に加入すると2年契約が不可のため通常料金(5,650円)からの割引になります。(下表参照)

「通常(定期契約あり)」と「スマイルハート割引加入時」の基本料金
(auフラットプラン7プラスNの場合)

  通常(定期契約あり)
の場合
スマイルハート割引
に加入
基本料金 5,650円
2年契約の割引 -170円
スマイルハート割引 -370円
割引後の料金 5,480円 5,280円
先生

つまり、ドコモと同じような感じで、
一般的なスマホプランやケータイプランを契約した場合、通常で2年契約の場合と比べるとスマイルハート割引を適用した場合の方が基本料金が200円安くなる割引と考えると良いです。(そのほかとなっている対象プランは少し特殊ですが・・・)

あまり大きな割安感はないですが、通常よりは確実に安くなるので「スマイルハート割引」の対象となる方は検討されてみてはいかがでしょうか。

au「スマイルハート割引」の申込み方法

●お近くのauショップから

auの場合は店舗での申し込みとなります。

スマイルハート割引申し込みに必要な持ち物・本人確認書類についてはこちらの記事をご覧ください。

ソフトバンクの「ハートフレンド割引」

SoftBank

ソフトバンク公式:ハートフレンド割引(基本プラン(音声))

先生

2019年9月13日以降から始まった「基本プラン(音声)」に対してのハートフレンド割引の内容で解説します。

ハートフレンド割引(基本プラン(音声))の特典

特典内容は基本料金の割引、一部事務手数料が無料、一部オプションサービスの割引があります。

●基本使用料が安くなる

基本使用料が200円割引となります。

2019年9月13日以降の契約プランには2年定期契約がありません

ドコモ、auでは現在も2年定期契約があり、定期契約有無による月額料金の差がありますが、ソフトバンクについては、2019年9月13日以降のプラン契約については、2年の定期契約を撤廃しています。

ドコモ、auより月額料金の割引が少ないように見えますが、実際は同水準の割引額になっています。

●各種手数料が無料に

契約事務手数料(3,000円)・契約変更手数料(3,000円)・機種変更時の手数料(2,000円)・譲渡承認手数料(3,000円)が無料となります。

●一部オプションの月額使用料が60%割引に

以下の4つのオプション料金の月額使用料が60%割引になります。

  • 留守番電話プラス
  • 割込通話
  • 位置ナビ
  • 電話帳バックアップ

↓新規受付が終了している2019年9月12日以前の契約プランのハートフレンド割引の内容をはこちらを参照ください。
・ソフトバンク公式:ハートフレンド割引(通話基本プラン)
・ソフトバンク公式:ハートフレンド割引(スマ放題/スマ放題ライト)
・ソフトバンク公式:ハートフレンド割引(ホワイトプラン)
・ソフトバンク公式:ブループラン ハートフレンド割引
・ソフトバンク公式:オレンジプラン ハートフレンド割引

ソフトバンク「ハートフレンド割引」の申込み方法

新規契約・のりかえ(MNP)の場合

ソフトバンクショップやネットショップなどで契約時に申し込むことができます。

機種変更・プラン変更の場合

ソフトバンクショップなど店頭での申し込みが必要となります。

ハートフレンド割引申し込みに必要な持ち物・本人確認書類についてはこちらの記事をご覧ください。

身体障害者向け割引の主なメリット

身体障害者向け割引のメリットをまとめますと、3キャリアとも若干の違いはありますが、主な割引特典としては基本料金(通話にかかる料金)の割引、そして契約解除料が不要というのが相場のようですね。

また、契約するキャリアや選択するプランによってオプションや各種手数料などの料金も優遇されます。

まとめ

いかがだったでしょうか?
携帯会社の身体障害者向けの割引サービスは「ハーティ割引(ドコモ)」「スマイルハート割引(au)」「ハートフレンド割引(ソフトバンク)」があり、基本的には通常プランと比べ、基本料金が200円安いこと、2年契約の縛りがないということが共通点で、そのほか事務手数料などが無料になるといった特典が各キャリアで少し違いがあるといった内容となっていました。

現在、ご家族の方が利用しているキャリアや、使用するデータ容量などでぴったりなキャリアが変わってくると思いますので、利用状況と照らし合わせてじっくり検討してみてください。

また、次回をお楽しみに!

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