格安スマホ向きか、キャリア向きかチェックしてみよう

格安スマホ(MVNO)にしようか迷っている方のために、格安スマホ向きな人とキャリア向きな人の特徴を説明しています。
自分が格安スマホに合っているかどうか確認して、乗り換えの不安を解消しましょう。
格安スマホとキャリアのどちらに向いているかは、主にスマホの利用状況やキャリアサービスへの依存度によって決まってきます。
ただし、キャリアサービスの代替手段もあるので、状況次第では柔軟な対応も可能です。

格安スマホ向きな人の5つの特徴

格安スマホ(MVNO)向きな人の特徴は主に以下の5つになるでしょう。

  • データ通信のライトユーザー、またはWiFiを主に利用
  • 夕方夜間と平日の昼はスマホを使わない
  • 通話をあまりしない
  • スマホやネットの一定の知識がある
  • リーズナブルなスマホでよい人

一般的に格安スマホが向くのはスマホのライトユーザーです。
しかも、普段利用する時間帯がいつなのかも重要な要素になってきます。

そして、料金が安い分、何かあったら自己対応しなくてはならない場面も出てきます。
格安スマホの安さは料金だけでなく、そこそこの性能の使いやすいスマホが安価で販売されている点にもあります。

格安スマホが向く人とは、格安スマホ(MVNO)のサービスの特徴に合致した人になります。
次に、格安スマホに向く人の利用のしかたや、格安スマホのサービスを具体的に解説していきます。
格安スマホに向いているかどうかの参考にしてみてください。

データ通信のライトユーザー、またはWiFi利用が主

FREE Wi-Fi

格安スマホ(MVNO)の安さとは第一に「データ通信料が安い」ことです。

つまり、通信をほとんどしない人にとっては、格安スマホに乗り換えることで支払う料金をぐっと下げられるのです。
スマホをLINEやSNS程度で済まし、動画視聴やゲームをしない人なら格安スマホが向いています

インターネットはモバイルデータ通信でなく、自宅のWi-Fiやカフェなどの施設のWi-Fiを利用しているという人も同様に格安スマホ向きです。

通信料が安いなら、「ヘビーユーザーも恩恵を受けられるのでは」と考える方もいることでしょう。
ヘビーユーザーの場合、長時間通信をする可能性が高いため、安定した通信が得られないことがあります。

大手キャリアではヘビーユーザー向けに動画の通信が一定額になるプランを出してきており、利用状況によっては一概に格安スマホが有利といえなくなってきています。
大容量の通信が必要な人は、格安スマホとキャリアのサービスを個別にチェックし最適なプランを選びましょう。

夕方夜間と平日の昼はスマホを使わない

格安スマホ(MVNO)は夕方から夜間、平日の昼休みの時間帯は混み合って、通信速度がかなり遅くなります

格安スマホはキャリアから通信回線を借りている関係上、キャリアほど回線が整っておらず、多くのユーザーが利用する時間帯は使いにくくなるときがあります。

フレックスタイム制やシフト勤務の方、主婦、時間に融通のきく学生など、夕方夜間と平日の昼間の時間帯にスマホを使わない人は格安スマホに向いています
現実的には、多少使う可能性があっても通信品質を許容できる方(LINEやSNSなどテキスト通信メインのライトユーザー)に向いています

また、格安スマホの安定した通信の利用にはある程度条件が整っていなければなりません。利用時間のほか、周囲の状況などにも左右されます。
混雑した電車内や各種イベント会場など、通信をする人が多い環境下の通信にはあまり期待が持てないので注意しましょう。

短時間通話が多い or 受け専門

スマホで電話しても短時間で済む人、電話は受けるだけの人はキャリアより格安スマホ(MVNO)向きです。

格安スマホは通話プランの基本料金がキャリアより低いケースが多いので、電話をほとんどしなければ、キャリアの高い基本料金を払わなくても電話番号を維持できます。

キャリアのかけ放題のないプランの通話料も格安スマホの通常の通話料も基本的には30秒20円で全く変わりません
連絡先の電話番号が必要で、長電話をしない人であれば格安スマホで十分です

格安スマホでもかけ放題サービスはあります。
しかし、キャリアのような時間無制限ではなく、各社それぞれ1回につき3分から10分までの通話時間が定められていることが多いので注意しましょう。

スマホやネットの一定の知識がある

格安スマホ(MVNO)はサービスの合理化をはかり、通信料金を安くしています。
申し込みから利用開始、解約までネットで手続きも可能です。
スマホ利用人口は多いため、一般的なスマホの知識があればちょっとした疑問はネットで調べて解決もできるでしょう。

格安スマホ会社はユーザーがつまづきやすい初期設定などの操作方法など、ユーザーに役立つ資料をホームページで提供しています。
それでも解消しないときはメールや電話等でも相談できますが、自分で調べるにせよ、相談するにせよ、スマホやネット通信に関してある程度の知識が求められます。

最近はこの状況が変わりつつあり、実店舗で相談ができる格安スマホも出てきました。
スマホやネットに自信がなくてもショップの営業時間に聞きにいくことができるのです。
ただし、店舗展開の規模が大手キャリアには及びませんので、格安スマホの店舗がある都市部の方に限られます。

リーズナブルなスマホでよい人

常に高性能な最新スマホを手にしていたいのなら、キャリアのスマホのほうが満足度が高いでしょう。
しかし、なかにはそこそこの性能でリーズナブルな価格のスマホを長く使いたい人もいます。
3~4年以上同じスマホを使い続けるなら、格安スマホ会社の通信と手頃なスマホのセットは魅力的です。

注意点として、価格を重視するあまり、使いにくい低スペックスマホを選ばないようにしましょう。
激安の旧スペックのスマホは実用的でなく長く愛用できません。リーズナブルな人気の中堅モデルを選ぶのが無難です。

格安スマホに向かない人、キャリア向きな人に当てはまる特徴

格安スマホに向かない人、つまり、大手3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のほうが向いている人とは、以下にあげる特徴にどれか1つでも当てはまる人です。

  • いつでも良好なデータ通信をしたい
  • 長電話をする
  • キャリア独自のサービスを利用する
  • 実店舗の有人窓口で相談したい
  • 2016年夏前のモデルでテザリングしたい

スマホの利用のしかたによっては格安スマホが合わないこともあります。
格安スマホは時間帯によっては通信が使いにくくなります。
また、格安スマホでかけ放題プランを持つ会社は数えるほどしかありません。

キャリア独自のサービスにはキャリア決済やキャリアメールがあり、豊富な店舗展開は格安スマホ会社の規模では難しいのが現状です。
特殊な例として、格安スマホを検討している方に多い、数年以上前の一部のスマホでテザリングをしたい場合があります。

キャリア向きの特徴に当てはまるけれども、代替手段があるケースもあれば、キャリアでないとできないこともあるので、念のために確認しておきましょう。

いつでも良好なデータ通信をしたい

どんなときでも通信速度や品質にこだわる人は、格安スマホではなくキャリアのままが良いでしょう。

2019年1月現在、格安スマホは利用者の多い昼休みや夜間の時間帯だと速度や品質が安定しにくい傾向があります

利用時間帯を気にせずどんなときでも快適に高速通信をしたい人や、料金の安さより通信品質にこだわりたい人はキャリアスマホにしたほうがストレスなく利用できます。

長電話をする人

電話をよくかけ、しかも一回の通話時間が長い人は格安スマホよりキャリア向きです。

格安スマホで完全かけ放題に対応するプランを持つ会社はわずかで、ワイモバイルとQTモバイルの2社しか選択肢がありません。

完全かけ放題のプランを持つ国内の通信会社はたった5社です。
キャリアと同じソフトバンクが運営する格安スマホのワイモバイルか、かけ放題の料金がキャリア並みのQTモバイル、標準料金の大手キャリアのドコモとau、ソフトバンクです。

完全かけ放題のある格安スマホは限定されているので、それが問題なければキャリアから乗り換えするのもいいですが、通話だけでなく大容量の通信プランも利用したい場合、利用時間や通信品質の制約を受けやすいので留意しましょう。

キャリア決済やキャリアメールを利用

キャリア独自のサービスを利用している場合は格安スマホ向きとはいえないのですが、代替手段さえ用意できれば、格安スマホへの乗り換えは難しくないでしょう。

キャリア決済から切り替えできない

後払い方式のキャリア決済はクレジットカードに切り替えして格安スマホに乗り換えできます

しかし、レアケースとしてキャリア決済のみ対応のサービスを利用している場合、例えば某アイドルグループやアーティスト等のサービスを利用していると乗り換えは非常に難しいでしょう。

キャリアメールから変更できない

キャリアメールを利用し続けている人も格安スマホと相いれないかと思いきや、現在はGメールなどの代替手段があります
ただ、何らかのサービス利用に連絡先としてキャリアメールが必須な場合、例えば一部の銀行や証券口座などを利用しているとキャリアに残らざるを得ないでしょう。

キャリアメールはかつては信用を証明できるアドレスとして価値がありましたが、現在はGメールのようなフリーアドレスでも受付してもらえるのが普通です。
キャリアメールを必須とするサービスは旧式のシステムのため、徐々にフリーメールが使える措置が取られ始めています。

実店舗の有人窓口で相談したい

全国どこにいても実店舗の有人窓口で相談したいという人は格安スマホには向かないでしょう。
大手の格安スマホ会社のなかには大都市圏に複数の店舗を開設しているところもありますが、よくても各県庁所在地に1店舗のみの展開では利便性に欠けます。

以下のような事情のある方は、全国どこにでも店舗がある大手キャリアが向いているでしょう。
都市圏に住んでおらず困ったときに気軽に相談に行きたい人や、当日に契約を済ませたい人、多少知識はあるがネットできる手段はスマホのみのため万一のときに店舗で相談したい人です。

2016年夏前のモデルでテザリングしたい

2016年夏以前のドコモのAndroidスマホは他キャリアでテザリング不可で、同じ回線を利用している格安スマホでもできません

格安スマホを検討中の方は同じスマホを長期間利用する傾向が高いですが、手持ちのスマホが該当する場合、スマホの買い替えをするほかないので注意しましょう。

格安スマホ向きな人とキャリア向きの人のまとめ

最後に、格安スマホ向きの人と、キャリア向きの人の特徴を対比させてまとめてみました。
ご自分が気になる項目の欄をチェックして、これからの参考にしてみてください。

格安スマホ向きとキャリア向きと特徴比較表

  格安スマホ向き キャリア向き
データ通信 利用具合 Wi-Fiもしくはライトユーザー ヘビーユーザー
  利用時間 夜間、昼休みの知恵案は許容可 いつでも良好な通信を希望
電話
1回3~10分以下か、ほぼかけない 1回の電話が長い
サポート
一定のスマホの知識がある 自信がなく、ショップで相談希望
独自サービス
キャリア決済 クレジットカードあり 必須のサービスを利用
キャリアメール 必須のサービスを利用中
スマホ
手ごろなスマホが欲しい 2016年以前のドコモの端末でテザリング希望

格安スマホは料金が安い分、手軽に使いたいライトユーザーにおおむね向いています

大手キャリアは充実した通信・通話サービスやサポートが必要な人向けです。

キャリア独自のシステムにより、格安スマホに乗り換えしにくい方であっても代替手段があります。
しかし、キャリア独自のシステムが必須なサービスの場合、サービス元の利用基準が緩和されるのを期待するほかありません。

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