「ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)」徹底解説!料金や旧プランとの違いは?

2020年3月下旬から主要キャリアで5Gサービスが開始しました。auについても2020年3月26日から5Gサービスを開始しました。
この5Gサービス開始に伴い、4G版のスマホ向けプランのひとつである「新auピタットプランN」が「ピタットプラン 4G LTE」にプラン名が変わりました。
auの「ピタットプラン」シリーズはデータ通信の利用量に応じて料金が段階的に変動するスマホライトユーザー向けのプラン。
段階制料金ということもあり、au公式ページを見ても実際の利用料金がどのくらいになるのか、よく分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、このプラン名が変わった「ピタットプラン 4G LTE」について改めてプランの内容・料金・メリットをはじめ、旧プランや競合プランとなるドコモの「ギガライト」やソフトバンクの「ミニフィットプラン」との違いなど詳しく徹底的に解説していきます。
- ピタットプラン5Gの価格を2020年10月からの改定内容に更新
現在、auで利用できるスマホ向けプランは以下のプランです。
5G用プラン
- ピタットプラン 5G
- データMAX 5G
- データMAX 5G Netflixパック
- データMAX 5G テレビパック
- データMAX 5G ALL STARパック
4G LTE用プラン
- ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN) ※この記事のプランです。
- データMAX 4G LTE
- データMAX 4G LTE Netflixパック
- データMAX 4G LTE テレビパック
ピタットプラン 4G LTEとは

「ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)」は2019年10月1日から始まった4Gスマホ向けのプランで、スマホ契約に必要な要素である
- 基本料金
(通話にかかる料金) - ウェブ使用料
(ウェブを使用するための料金) - データ通信料
(通信にかかる料金)
がセットでコミコミになった段階制の定額プランです。

かなり昔の料金プランではそれぞれの要素が分離した料金プランになっていることが多いですが、「ピタットプラン 4G LTE」では1つにまとまっています。
※厳密にはウェブ使用料は「LTE NET」という300円のサービスなのですが、au公式サイトの料金表ではこの分も加算した形で説明されているため、ここでの解説でもLTE NETの金額も加算した形で説明します。
↓スマホの契約に必要な要素・仕組みがよく分からない方はこちらの記事で解説しています段階制の定額プランとは
ピタットプラン 4G LTEはデータ通信の利用量に応じて料金が3段階に変動し、使ったデータ容量に相当するプラン料金が請求される仕組みです。
これにより毎月のデータ利用量が大きく変わるような人の場合はムダな料金を払わずに済ませることができるようになります。

月間で使えるデータの利用量は最大7GBまで。
もし利用量が7GBを超えた場合は速度制限がかかり、最大128kbpsまで通信速度が月末まで減速します。
※速度制限の解除は厳密には、翌月の1日に順次制限解除されていく形です。
対象者・適用条件
新規契約・他社からMNP・機種変更のいずれの場合も対象となります。ピタットプラン 4G LTEへの加入には使用する端末がスマホ(4G LTE)であることが必須。ケータイ(ガラケー)や5G機種には未対応のプランです。
プラン変更の方法
現在、auのほかのスマホ系プラン利用者がピタットプラン 4G LTEにプラン変更をしたい場合は以下の方法でプラン変更することが可能です。
- My auで手続き
パソコンやスマホから手続きしたい人。 - auショップで手続き
本人確認書類などが必要なので忘れずに。 - 電話で手続き:0077-7027(通話料無料)
受付時間は9:00~20:00。
※上記番号の発信ができない人は総合案内(157 または 0077-7-111)から問い合わせ。
月額料金1980円のからくり

au公式サイト「ピタットプラン 4G LTE」のページに書かれている「1,980円~」。
一見安く見える料金ですが、本来のピタットプラン 4G LTEの定価は3,150円~6,150円です。
●ピタットプラン 4G LTEの定価(割引前)
※税抜。2年契約Nなしの場合
データ容量 | ~1GBまで | 1GB超から4GBまで | 4GB超から7GBまで |
---|---|---|---|
基本料金 | 3,150円 | 4,650円 | 6,150円 |
でも、auの公式ページでは「1,980円/月~」と書かれていて金額があっていません。次はそのからくりについて解説していきます。
月額1,980円にするためには特定の条件に当てはまれば実現できる料金で、最小限のプランを選択し、データを最小限に利用し、家族3人以上で契約し、割引キャンペーンを適用させた結果、実現できる価格になります。
簡単に「1,980円」になる条件は以下の通りで、かなり難易度が高いです。
ピタットプラン 4G LTEで1,980円にするための4つの条件
- 通話タイプは国内通話30秒につき20円の一番基本料金が安くなるタイプを選択
(家族間通話以外の通話やSMS送信は一切しない) - 「2年契約」はあり
- 毎月利用するデータ容量は1ヵ月あたり1GB以下に抑える
- 家族3人以上でauを利用し、「家族割プラス」を適用する
条件が色々出てきましたので、一つずつ解説していきます。
通話タイプは3種類から選択
ピタットプラン 4G LTEに加入の場合、通話プランのタイプは標準のタイプのほかに通話オプションで月額料金にオプション料金を上乗せすることで利用することができる2つのオプションを合わせ、3種類から1つを選ぶ形になります。
ただし、選択したタイプによりベースとなる月額の基本使用料金が変わってきます。タイプの違いは国内通話の無料通話のカウント方法が変わります。
月額1,980円で済ませたい場合は、最も月額料金の安い標準の通話タイプ(30秒につき20円)を選択し、家族間通話以外の通話やSMS送信は行わないようにする必要があります。

家族以外への通話やSMS送信をすると別途通話料が発生するため、その時点で1,980円より高くなります。

●選べる3つの通話タイプ
通話タイプ | 内容 |
---|---|
(標準の通話タイプ) | 国内通話30秒につき20円の通話料が発生 ※家族割対象者への国内通話は無料 |
通話定額ライト2 ※月額プラス800円で利用できる通話オプション | 1回5分以内の国内通話し放題 ※1回5分以上の国内通話は30秒につき20円 ※家族割対象者への国内通話は無料 |
通話定額2 ※月額プラス1,800円で利用できる通話オプション | 国内通話24時間いつでも無料 |
「通話定額ライト2」や「通話定額2」の無料通話はあくまで通常の国内通話のみが対象なので、海外への通話や0570番号などの有料電話サービスへの通話は無料通話の対象外になります。
国内通話の30秒につき20円になる対象でも、2年契約あり&家族間(家族割適用者)の国内通話に関しては24時間いつでも無料のかけ放題になります。
標準の通話タイプとは異なり、「通話定額ライト2」「通話定額2」の通話オプションを付けた場合、以下のオプションが付加され、通話オプションの月額料金に含まれています。
- 電話きほんパック(300円/月)
※以下の4つのオプションが利用できるパック。- お留守番サービスEX(300円/月)
- 待ちうた(100円/月)※楽曲情報料は別途かかります。
- 三者通話サービス(200円/月)
- 迷惑電話撃退サービス(100円/月)
- 電話きほんパック(V)(400円/月)
※以下の5つのオプションが利用できるパック。- お留守番サービスEX(300円/月)
- 割込通話(200円/月)
- 待ちうた(100円/月)※楽曲情報料は別途かかります。
- 三者通話サービス(200円/月)
- 迷惑電話撃退サービス(100円/月)
※( )内の金額は標準タイプでそのオプションを利用したい場合の月額のオプション料金です。
●通話タイプ選択の目安
通話タイプ | 選択目安 |
---|---|
(標準の通話タイプ) | 利用者自身からの通話発信を行わない人に向いている ※月間の通話時間が20分未満の場合に最安になる ※通話時間が20分以上でも通話する相手が同じauで契約の家族だけという方も最安になります |
通話定額ライト2 ※月額プラス800円で利用できる通話オプション | 通話回数は多いが1回の通話時間が短い(5分以内)人に向いている ※月間の通話時間が20分以上かつ1回の通話あたりの通話時間が5分以内で抑えることができれば最安になる |
通話定額2 ※月額プラス1,800円で利用できる通話オプション | 1ヵ月あたりの通話時間が長い人、長電話をよくする人に向いている ※1回5分以上の国内通話で5分を超えてしまった長電話の合計時間(通話定額ライトで無料通話の時間を超してしまった時間)が25分以上になる場合には最安になる |
「2年契約N」有りの契約が前提
ピタットプラン 4G LTEの「1,980円~」の内訳には、auでの「2年契約N」(2年縛り)有りで適用されて料金が使われています。
これは2年間という契約期間の縛りをいれる代わりに月額料金を下げるといったもので、その代償として縛りの期間ではない契約更新月以外に解約もしくは他の携帯会社にMNPで乗り換えると契約解除料(1,000円)が発生します。
3年目以降も2年契約の縛りが発生し自動更新されていきます。(以下の図を参照)

2年契約Nに加入しない場合は基本料金にプラス170円/月と少し高額になってしまいます。
2019年9月30日までに契約する多くの料金プランでは、2年定期契約を付けなかった場合の月額料金の差は1,500円差があり、更新月以外の解約等で発生する契約解除料も9,500円と非常に高額で、解約のデメリットが大きなものでした。
ただ、2019年10月の法改正の施行により、定期契約の有無による月額料金の差額や契約解除料に上限金額が設定されたため、現在の水準になっています。
月間の使用データ量を1GB未満に抑える
「ピタットプラン 4G LTE」はその月に使用したデータ量に応じて3段階に料金が変わる段階制の定額料金制です。当然ながら月額1,980円に料金を抑えるためには一番安い料金の段階である1GBまでにデータ使用量を抑える必要があります。
- 第1段階:月間のデータ使用量が1GBまで
※月額1,980円にするためにはこの段階で抑える必要がある - 第2段階:月間のデータ使用量が1GB超~4GB
- 第3段階:月間のデータ使用量が4GB超~7GB
※7GB超は速度制限になり通信速度が最大128kbpsまで遅くなります。
1GBは普通にネットを使ってしまうと簡単に到達してしまうデータ容量なので、ネットはWi-Fiなど代わりの通信手段を利用してデータ消費を抑えたり、データ消費の激しい動画や音楽視聴はしないといった努力は必要になります。
参考:1GBの通信量目安
1GBでどの程度まで通信ができるかの目安をまとめると以下のようになります。
※これはあくまで一例なので、目安としてとらえてください。
コンテンツ | 分量 | 1GBあたり 利用可能な分量 |
---|---|---|
インスタグラム | 約100回分の投稿を閲覧 (動画のみ) | 約15回 (ひと月あたり2日に1回) |
YouTube 5分動画 | 720p(高画質) | 約20回 |
360p(中画質) | 約33回 | |
サイトの閲覧 | Yahoo!のトップページとニュース5記事 | 約150回 (累計900ページ) |
Googleマップ | 経路検索 | 約5,000回 |
ストリートビュー (渋谷駅からヒカリエまでたどる) | 約333回 |
なお、LINEやツイッターはメッセージ閲覧では通信量がほとんどかからず、画像投稿だと0.5~0.8MB程度になります。

料金の落とし穴
段階性料金で、データ容量に応じた無駄のない料金で、メリットの多そうな「ピタットプラン 4G LTE」ですが、加入前に知っておいてほしい点がいくつかあります。

条件があり、一部の人は割引が適用されないことがある内容です。
「家族割プラス」で毎月1,000円割引(家族3人以上でauを利用)
家族割プラスは「ピタットプラン 4G LTE」を含む一部のプランで利用できる家族割サービスです。
機種変更・新規契約・MNPで「ピタットプラン 4G LTE」などの対象プランに、同一住所に住んでいる家族で加入すると適用されます。対象人数や割引金額は利用するプランによって異なりますが、ピタットプラン 4G LTEの場合は、家族2人の場合は毎月500円引き/台、家族3人以上の場合は毎月1,000円引き/台が申し込み翌月から永年で割引適用されます。
月額1,980円に抑える場合には、auを同居する家族3人以上で利用した状態で「家族割プラス」を適用する必要があります。
●「家族割プラス」の毎月の割引金額(1台あたり・税抜)
3人以上で加入 | 永年で毎月1,000円引き |
---|---|
2人以上で加入 | 永年で毎月500円引き |
1人で契約 (家族割プラス未加入) | 割引なし |
「家族割プラス」の対象は同居家族のみである点は注意
ソフトバンクの「みんな家族割+」やドコモの「みんなドコモ割」と同じように家族回線が複数回線あると月額料金の割引を受けられるという点は同じなのですが、auの「家族割プラス」については同居している家族のみが対象で、別居している家族についてはこの割引の恩恵を受けられない点には注意しましょう。

auの「家族割プラス」は別居家族でも適用可能なソフトバンクやドコモと比べると家族割適用は同居家族までと対象が狭い点には注意。
2019年9月以前にauスマートバリューに加入している場合は50歳以上の別居家族についても「家族割プラス」を適用することができます。
auスマートバリューを適用
ピタットプラン 4G LTEの「1,980円~」の内訳には直接影響を受けていませんが、データ量を月1GB以上使ってしまう場合には、「auスマートバリュー」の割引も適用できると月額の利用料金が抑えられます。
「auスマートバリュー」はスマホのほかに、自宅のブロードバンド回線(auひかりなどのネット+電話)またはauスマートポートとのセットで利用することで申し込みの翌月から割引適用になります。


auは「auスマートバリュー」適用後の料金を通常料金のように表示することが多いので、ご注意を!
「家族割プラス」と異なり、こちらは同居していない家族でも割引対象(ただし50歳以上の家族に限る)になります。割引は2ヵ月目以降から永年で割引が適用されます。
●auスマートバリュー適用時の月額割引金額
~1GB | 1GB超~4GB | 4GB超~7GB |
---|---|---|
割引対象外 | 500円引き |
割引金額は選択する通話プランのタイプやその月に使用したデータ容量で毎月変動します。

ピタットプラン 4G LTEで1GB以下の場合はauスマートバリューの割引されない点は注意しましょう。
これまでに説明した各内容をうまく組み合わせると月額1,980円を実現できるのですが、
「結局それぞれのプランや割引を適用するといくらになるの?」
と思う方がかなりいらっしゃると思いますので、各プランごとに料金や割引がどのように変わっていくのかを解説していきます。
料金シミュレーション
ピタットプラン 4G LTEを利用した時の毎月の利用料金と各キャンペーンの割引の推移の内訳を表にしてみました。
※機種を購入した場合の機種代、ユニバーサルサービス料は含まれていません。
契約した初月
auを契約した最初の月は、「家族割プラス」と「auスマートバリュー」の割引がまだ適用されません。
(2カ月目から適用されるため)
以下の料金を日割計算した金額とは別に契約事務手数料3,000円(税抜)が加算されます。
※2年契約Nありの場合の表なので、2年契約Nなしの場合は割引額を変えて計算してください。
●通話タイプは標準(国内通話30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1回線あたり
~1GB | ~4GB | ~7GB | |
---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 3,150円 | 4,650円 | 6,150円 |
2年契約N | -170円 | ||
合計 | 2,980円の日割計算 + 事務手数料 | 4,480円の日割計算 + 事務手数料 | 5,980円の日割計算 + 事務手数料 |
1GB未満のデータ使用であれば
2,980円(税抜)~の日割計算 + 契約事務手数料。
●通話タイプ「通話定額ライト2」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜・1回線あたり
~1GB | ~4GB | ~7GB | |
---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 3,150円 | 4,650円 | 6,150円 |
通話定額ライト2 | 800円 | ||
2年契約N | -170円 | ||
合計 | 3,780円の日割計算 + 事務手数料 | 5,280円の日割計算 + 事務手数料 | 6,780円の日割計算 + 事務手数料 |
1GB未満のデータ使用であれば
3,780円(税抜)~の日割計算 + 契約事務手数料。
●通話タイプ「通話定額2」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税抜・1回線あたり
~1GB | ~4GB | ~7GB | |
---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 3,150円 | 4,650円 | 6,150円 |
通話定額2 | 1,800円 | ||
2年契約N | -170円 | ||
合計 | 4,780円の日割計算 + 事務手数料 | 6,280円の日割計算 + 事務手数料 | 7,780円の日割計算 + 事務手数料 |
1GB未満のデータ使用であれば
4,780円(税抜)~の日割計算+契約事務手数料。
2カ月目以降
契約の2カ月目から「家族割プラス」「auスマートバリュー」の割引が始まります。
※auスマートバリューや2年契約Nなしの場合はその分の割引額が変更(もしくは無くなり)になります。
●通話タイプは標準(国内通話30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1回線あたり
~1GB | ~4GB | ~7GB | |
---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 3,150円 | 4,650円 | 6,150円 |
2年契約N | -170円 | ||
家族割プラス | 1人の場合:割引無し 家族割対象2人の場合:-500円 家族割対象3人以上の場合:-1,000円 | ||
合計 (auスマートバリューなし) ※人数は家族割プラスの対象人数 | 1人:2,980円 2人:2,480円 3人以上:1,980円 | 1人:4,480円 2人:3,980円 3人以上:3,480円 | 1人:5,980円 2人:5,480円 3人以上:4,980円 |
auスマートバリュー | 割引なし | -500円 | |
合計 (auスマートバリューあり) ※人数は家族割プラスの対象人数 | 1人:2,980円 2人:2,480円 3人以上:1,980円 | 1人:3,980円 2人:3,480円 3人以上:2,980円 | 1人:5,480円 2人:4,980円 3人以上:4,480円 |
月1GBまでのデータ利用&家族3人以上で全割引を適用した場合は1,980円(税抜)~。
●通話タイプ「通話定額ライト2」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜・1回線あたり
~1GB | ~4GB | ~7GB | |
---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 3,150円 | 4,650円 | 6,150円 |
通話定額ライト2 | 800円 | ||
2年契約N | -170円 | ||
家族割プラス | 1人の場合:割引無し 家族割対象2人の場合:-500円 家族割対象3人以上の場合:-1,000円 | ||
合計 (auスマートバリューなし) ※人数は家族割プラスの対象人数 | 1人:3,780円 2人:3,280円 3人以上:2,780円 | 1人:5,280円 2人:4,780円 3人以上:4,280円 | 1人:6,780円 2人:6,280円 3人以上:5,780円 |
auスマートバリュー | 割引なし | -500円 | |
合計 (auスマートバリューあり) ※人数は家族割プラスの対象人数 | 1人:3,780円 2人:3,280円 3人以上:2,780円 | 1人:4,780円 2人:4,280円 3人以上:3,780円 | 1人:6,280円 2人:5,780円 3人以上:5,280円 |
月1GBまでのデータ利用、家族3人以上で全割引を適用した場合、2,780円(税抜)~。
●通話タイプ「通話定額2」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税抜・1回線あたり
~1GB | ~4GB | ~7GB | |
---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 3,150円 | 4,650円 | 6,150円 |
通話定額2 | 1,800円 | ||
2年契約N | -170円 | ||
家族割プラス | 1人の場合:割引無し 家族割対象2人の場合:-500円 家族割対象3人以上の場合:-1,000円 | ||
合計 (auスマートバリューなし) ※人数は家族割プラスの対象人数 | 1人:4,780円 2人:4,280円 3人以上:3,780円 | 1人:6,280円 2人:5,780円 3人以上:5,280円 | 1人:7,780円 2人:7,280円 3人以上:6,780円 |
auスマートバリュー | 割引なし | -500円 | |
合計 (auスマートバリューあり) ※人数は家族割プラスの対象人数 | 1人:4,780円 2人:4,280円 3人以上:3,780円 | 1人:5,780円 2人:5,280円 3人以上:4,780円 | 1人:7,280円 2人:6,780円 3人以上:6,280円 |
月1GBまでのデータ利用&家族3人以上で全割引を適用した場合は3,780円(税抜)~。

「ピタットプラン 4G LTE」は他のプランとは少し傾向が異なり、最初の●ヶ月間~1年間割引といった期間限定の割引の種類は比較的少ないので、料金構造は比較的分かりやすいプランではあります。
「ピタットプラン 4G LTE」は4Gタイプのスマホライトユーザー向けのプランということもあり、可能な限り利用するデータ量は少なく、「家族割プラス」の家族複数回線契約による割引とauスマートバリューも適用できると幾分月額料金も安くすることができるようになります。
↓auを利用したくなった人はこちら
ほかのプランとの違い・比較
ピタットプラン 4G LTEの内容や料金シミュレーションを解説していきましたが、次に気になるのはほかのプランとの比較だと思います。そこでau・ドコモ・ソフトバンクのほかのプランとの比較・違いについて解説していきます。
「ピタットプラン 5G」との違い・比較

5G版の「ピタットプラン 5G」との違いについては以下の点について異なります。
●「ピタットプラン 5G」と「ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)」との違い
※2020年11月18日時点
5G版「ピタットプラン 5G」 | 4G版「ピタットプラン 4G LTE」 ※2019年10月以降の契約分 | |
---|---|---|
回線種類 | 5G | 4G LTE |
基本料金 ※2年契約Nなしの場合 | 2020年10月から 3,150円~6,150円 ※2020年9月までは1,000円高かった | 3,150円~6,150円 |

2020年9月まではベースとなる基本料金が4Gの方が1,000円安かったのですが、2020年10月からピタットプラン 5Gの月額料金が値下げ改定され、同じ月額料金になり、4G回線か5G回線かの違いしかなくなっています。
3段階に切り替わる基本料金の利用データ量の境界や上記の表にない割引の適用(家族割プラスなど)については5G版、4G版ともに同じです。
注意点としては、どちらのプランを利用するかは使用するスマホ機種が5G対応かどうかで決まってしまうため、5Gスマホ機種を使う人が4G版の「ピタットプラン 4G LTE」を利用するといったことはできません。
「新auピタットプラン」との違い・比較

2019年9月30日で新規申込受付が終了した「新auピタットプラン」と「ピタットプラン 4G LTE」との違いは、あまり多くはなく以下のような違いがあるくらいです。
●「新auピタットプラン」と「ピタットプラン 4G LTE」との違い
新auピタットプラン ※2019年9月30日新規受付終了 | ピタットプラン 4G LTE ※2019年10月1日受付開始 | |
---|---|---|
2年契約有無による 月額料金の価格差 | 1,500円 | 170円 |
2年契約無しの場合の 月額料金 | 4,480円~7,480円 | 3,150円~6,150円 |
更新月以外の解約等による 契約解除料 | 9,500円 | 1,000円 |

毎月の利用料金は「新auピタットプラン」で2年契約がある状態の価格帯を維持しつつ、ペナルティ要素である、2年契約なしの場合の月額料金や契約解除料を法改正の制限の価格にまで抑えた形の違いがあるだけで、そのほかは大きな変更点は特にありません。
旧「auピタットプラン」との違い・比較

2019年6月30日で新規申し込み受付が終了した旧「auピタットプラン」 と「ピタットプラン 4G LTE」と比較し、違いについて解説していきます。
共通すること
「auピタットプラン」と「ピタットプラン 4G LTE」は名前はまあまあ似ていますが、ほとんど共通する点はなく、違っている点の方が多々あります。
違うこと
以下の点について、旧「auピタットプラン」と「ピタットプラン 4G LTE」では異なっています。
- 旧プランは5段階の定額制でデータ容量は最大20GBまで使えていた
- auスマートバリューの割引金額が旧プランの方が多い
- 旧プランは1年間1,000円割引になるスマホ応援割があった
- 旧プランは家族割による割引は無かった(家族間の無料通話のみ)
- 通話定額ライトの1年間の200円割引に当たる割引が旧プランには無い
旧「auピタットプラン」と「ピタットプラン 4G LTE」の段階別料金の違い
※2年契約ありの場合の料金です。(通話オプションやauスマートバリューや家族割などを含めていない基本料金のみ)
使用したデータ量 | auピタットプラン ※2019年6月30日新規受付終了 | ピタットプラン 4G LTE ※2019年10月1日受付開始 |
---|---|---|
~1GB | 2,980円 | 2,980円 |
~2GB | 3,980円 | 4,480円 |
~3GB | 4,980円 | 4,480円 |
~4GB | 5,980円 | 4,480円 |
~5GB | 5,980円 | 5,980円 |
~6GB | 6,980円 | 5,980円 |
~7GB | 6,980円 | 5,980円 |
~20GB | 6,980円 | – |

基本料金単体で見た場合にはピタットプラン 4G LTEの方が安くなる範囲は広くなっています。
割引方法の志向が違う
旧「auピタットプラン」と「ピタットプラン 4G LTE」で割引の適用条件や割引したい対象の方向性がかなり変わっています。(ドコモの「ギガライト」に合わせた割引に変わっています)
割引名・特典内容 | auピタットプラン ※2019年6月30日新規受付終了 | ピタットプラン 4G LTE ※2019年10月1日受付開始 |
---|---|---|
スマホ応援割 ※1年間1,000円割引 | 割引対象 ※ただし、通話タイプを30秒20円の「シンプル」選択の場合は割引対象外 | 対象外 |
auスマートバリュー ※家のネットをau指定の環境にするセット割 | 1GB未満:500円割引 ※ただし、通話タイプを30秒20円の「シンプル」選択の場合は割引対象外 1GB超~2GB:500円割引 2GB超~:1,000円割引 | 1GB未満:割引対象外 1GB超~:500円割引 |
家族割プラス ※同居する家族複数回線で契約すると受けられる割引 | 対象外 | 2回線:500円引き/回線 3回線以上:1,000円引き/回線 |

旧プランと比べると個人単位での契約の特典が薄くなり、家族複数台で契約すると特典が厚くなる方向性に変わっています。
旧auピタットプランの料金と割引額の一例(2~13カ月目)
旧auピタットプランで一番割引特典が付いている2~13ヶ月目の料金シミュレーションを一例としてご紹介します。
●通話プラン「シンプル」(国内通話は30秒につき20円)選択の場合
※税抜。2019年6月30日で新規受付は終了しています。
使用量 | 月額料金 (割引なし) | スマホ 応援割 | 2年契約 | au スマート バリュー | 全割引 適用時 |
---|---|---|---|---|---|
~1GB | 4,480円 | 割引対象外 | -1,500円 | 割引対象外 | 2,980円 |
~2GB | 5,480円 | -500円 | 3,480円 | ||
~3GB | 6,480円 | -1,000円 | 3,980円 | ||
~5GB | 7,480円 | 4,980円 | |||
~20GB | 8,480円 | 5,980円 |
【参考】
「ピタットプラン 4G LTE」の全割引適用時
・1人の場合:2,980円(~1GB)/ 3,980円(~4GB)/ 5,480円(~7GB)
・2人の場合:2,480円(~1GB)/ 3,480円(~4GB)/ 4,980円(~7GB)
・3人以上の場合:1,980円(~1GB)/ 2,980円(~4GB)/ 4,480円(~7GB)
●通話プラン「スーパーカケホ」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜。2019年6月30日で新規受付は終了しています。
使用量 | 月額料金 (割引なし) | スマホ 応援割 | 2年契約 | au スマート バリュー | 全割引 適用時 |
---|---|---|---|---|---|
~1GB | 4,980円 | -1,000円 ※1年間 | -1,500円 | -500円 | 1,980円 |
~2GB | 5,980円 | 2,980円 | |||
~3GB | 6,980円 | -1,000円 | 3,480円 | ||
~5GB | 7,980円 | 4,480円 | |||
~20GB | 8,980円 | 5,480円 |
【参考】
「ピタットプラン 4G LTE」の全割引適用時
・1人の場合:3,780円(~1GB)/ 4,780円(~4GB)/ 6,280円(~7GB)
・2人の場合:3,280円(~1GB)/ 4,280円(~4GB)/ 5,780円(~7GB)
・3人以上の場合:2,780円(~1GB)/ 3,780円(~4GB)/ 5,280円(~7GB)
●通話プラン「カケホ」(国内通話24時間無料)選択の場合
※税抜。2019年6月30日で新規受付は終了しています。
使用量 | 月額料金 (割引なし) | スマホ 応援割 | 2年契約 | au スマート バリュー | 全割引 適用時 |
---|---|---|---|---|---|
~1GB | 5,980円 | -1,000円 ※1年間 | -1,500円 | -500円 | 2,980円 |
~2GB | 6,980円 | 3,980円 | |||
~3GB | 7,980円 | -1,000円 | 4,480円 | ||
~5GB | 8,980円 | 5,480円 | |||
~20GB | 9,980円 | 6,480円 |
【参考】
「ピタットプラン 4G LTE」の全割引適用時
・1人の場合:4,780円(~1GB)/ 5,780円(~4GB)/ 7,280円(~7GB)
・2人の場合:4,280円(~1GB)/ 5,280円(~4GB)/ 6,780円(~7GB)
・3人以上の場合:3,780円(~1GB)/ 4,780円(~4GB)/ 6,280円(~7GB)
さらに昔のプランとの料金比較
ピタットプラン 4G LTEをさらに昔のauのデータ定額プラン(現在は新規受付終了)で月々の料金の比較をしてみました。
データ容量は3GB、1回の国内通話が5分以内無料になるスーパーカケホの場合の比較表です。
●昔のプラン(例:スーパーカケホ+データ定額3+LTE NET)との比較
※税抜
ピタットプラン 4G LTE | 昔のプラン ※現在は新規受付終了 | |
---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 4,650円 ※3GB使用の場合 | 3,200円 ※スーパーカケホ |
ウェブ使用料 | 300円 ※LTE NET | |
データ通信料 | 4,200円 ※データ定額3 | |
通話定額ライト2 | 800円 | – |
家族割プラス | 1人:割引無し 2人:-500円 3人以上:-1,000円 | 適用不可 |
2年契約N/2年契約 | -170円 | -1,500円 |
auスマートバリュー | -500円 ※3GB使用の場合 | -934円 |
合計 (2ヵ月目以降) | 1人:4,780円 2人:4,280円 3人以上:3,780円 | 5,266円 |
利用料金は「ピタットプラン 4G LTE」の方が得
昔のプランの場合は割引適用後が5,266円、一方「ピタットプラン 4G LTE」だと3,780円~4,780円と「ピタットプラン 4G LTE」のほうが安くなります(従来プランはデータ利用量に応じた変動型料金ではなく、データ使用量に関わらずの定額制料金です)。
旧プランを利用している場合、かつては端末代割引に「毎月割」が利用できました。この割引は現在の端末代の割引よりも割引額が多い割引サービスで、機種によっては実質負担額がかぎりなくゼロに近づく割引サービスだったのですが、2019年9月30日で「毎月割」をはじめとした割引の新規受付が終了してしまい、新プランより優位だった点が現在は無くなっています。(これも2019年10月の法改正の影響です。)
ドコモ、ソフトバンクとの比較
auのピタットプラン 4G LTEのほかにドコモやソフトバンクの似たようなプランも検討している人がいると思います。
ドコモ「ギガライト」 ソフトバンク「ミニフィットプラン」
候補となるドコモ、ソフトバンクの4G対応のスマホライトユーザー向けのプランとして、ドコモは「ギガライト」。ソフトバンクは「ミニフィットプラン」が競合プランになります。
簡単に各プランの違いをまとめると以下のようになります。
●「ピタットプラン 4G LTE」と「ギガライト」と「ミニフィットプラン」の割引・サービスの主な違い
※税抜
ピタットプラン 4G LTE (au) | ギガライト (ドコモ) | ミニフィットプラン (ソフトバンク) | |
---|---|---|---|
1ヵ月に高速通信可能 データ容量 | 月7GBまで | 月7GBまで | 月5GBまで |
月額基本料金 | 1GBまで:2,980円 4GBまで:4,480円 7GBまで:5,980円 ※2年契約Nありの場合 | 1GBまで:2,980円 3GBまで:3,980円 5GBまで:4,980円 7GBまで:5,980円 ※支払方法がdカード払いの場合 | 1GBまで:4,980円 2GBまで:6,980円 5GBまで:8,480円 ※「データプランミニフィット」+「基本プラン(音声)」+「5G基本料」の場合 |
通話オプション料金 (1回5分以内国内通話無料) | 通話定額ライト2 +800円 ※お留守番サービスEXなども利用可 | 5分通話無料オプション +700円 | 準定額オプション+ +800円 ※留守番電話プラスなども利用可 |
通話オプション料金 (国内通話かけ放題) | 通話定額2 +1,800円 ※お留守番サービスEXなども利用可 | かけ放題オプション +1,700円 | 定額オプション+ +1,800円 ※留守番電話プラスなども利用可 |
期間限定割引 | 割引なし | 割引なし | 半年おトク割 (-1000円×6ヶ月間) |
家族割引による 割引額 | 家族割プラス 1回線:割引なし 2回線:-500円 3回線以上:-1,000円 | みんなドコモ割 1回線:割引なし 2回線:-500円 3回線:-1,000円 | 割引なし |
家のネット回線との セット割 | auスマートバリュー 1GBまで:割引なし 1GB超~7GB:-500円 | ドコモ光セット割 1GBまで:割引なし 1GB超~3GB:-500円 3GB超~7GB:-1,000円 | おうち割光セット -1,000円 |
テザリング料金 | 無料 | 無料 | 有料 (500円) |
2年定期契約の 契約解除料 | 1,000円 | 0円 ※2年契約自体がありません | 0円 ※2年契約自体がありません |
それぞれのプランで色々な違いがあり、料金差のイメージがしづらいと思いますので、さらに8ヶ月目時点の各プランの料金シミュレーションもしてみました。比較結果としては以下のような感じになります。
●「国内通話30秒につき20円」の通話タイプを選択の場合
※税抜・1回線あたり。
ピタットプラン 4G LTE (au) | ギガライト (ドコモ) | ミニフィットプラン (ソフトバンク) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 1GBまで:2,980円 4GBまで:4,480円 7GBまで:5,980円 ※2年契約Nありの場合 | 1GBまで:2,980円 3GBまで:3,980円 5GBまで:4,980円 7GBまで:5,980円 ※支払方法がdカード払いの場合 | 基本プラン(音声) 980円 |
データ通信料 | データプランミニフィット 1GBまで:3,000円 2GBまで:5,000円 5GBまで:6,500円 | ||
通話オプション | なし | なし | なし |
家族割引 | 家族割プラス 1回線:割引なし 2回線:-500円 3回線以上:-1,000円 | みんなドコモ割 1回線:割引なし 2回線:-500円 3回線以上:-1,000円 | 割引なし |
合計 ※家のネット回線との セット割なしの場合 (8ヶ月目時点) | 月1GBまで 1回線:2,980円 2回線:2,480円 3回線以上:1,980円 月4GBまで 月7GBまで | 月1GBまで 1回線:2,980円 2回線:2,480円 3回線以上:1,980円 月3GBまで 月5GBまで 月7GBまで | 月1GBまで:3,980円 月2GBまで:5,980円 月5GBまで:7,480円 |
家のネット回線 とのセット割 | auスマートバリュー 1GBまで:割引なし 1GB超~7GB:-500円 | ドコモ光セット割 1GBまで:割引なし 1GB超~3GB:-500円 3GB超~7GB:-1,000円 | おうち割光セット -1,000円 |
合計 ※家のネット回線との セット割ありの場合 (8ヶ月目時点) | 月1GBまで 1回線:2,980円 2回線:2,480円 3回線以上:1,980円 月4GBまで 月7GBまで | 月1GBまで 1回線:2,980円 2回線:2,480円 3回線以上:1,980円 月3GBまで 月5GBまで 月7GBまで | 月1GBまで:2,980円 月2GBまで:4,980円 月5GBまで:6,480円 |
【補足事項】
※「ピタットプラン 4G LTE」の場合、
・2年間の契約の縛り(2年契約N)を付けない場合は月額料金が170円高くなります。
※「ギガライト」の場合、
・支払い方法をdカード払いの「dカードお支払割」または2年間の契約の縛りのいずれかを適用しない他の支払い方法にすると月額料金が170円高くなります。
※「ミニフィットプラン」の場合、
・2ヶ月目~7ヶ月目までは「半年おトク割」で毎月1,000円引き。
●「1回5分以内の国内通話無料」の通話タイプを選択の場合
※税抜・1回線あたり。
ピタットプラン 4G LTE (au) | ギガライト (ドコモ) | ミニフィットプラン (ソフトバンク) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 1GBまで:2,980円 4GBまで:4,480円 7GBまで:5,980円 ※2年契約Nありの場合 | 1GBまで:2,980円 3GBまで:3,980円 5GBまで:4,980円 7GBまで:5,980円 ※支払方法がdカード払いの場合 | 基本プラン(音声) 980円 |
データ通信料 | データプランミニフィット 1GBまで:3,000円 2GBまで:5,000円 5GBまで:6,500円 | ||
通話オプション | 通話定額ライト2 800円 | 5分通話無料オプション 700円 | 準定額オプション+ 800円 |
家族割引 | 家族割プラス 1回線:割引なし 2回線:-500円 3回線以上:-1,000円 | みんなドコモ割 1回線:割引なし 2回線:-500円 3回線以上:-1,000円 | 割引なし |
合計 ※家のネット回線との セット割なしの場合 (8ヶ月目時点) | 月1GBまで 1回線:3,780円 2回線:3,280円 3回線以上:2,780円 月4GBまで 月7GBまで | 月1GBまで 1回線:3,680円 2回線:3,180円 3回線以上:2,680円 月3GBまで 月5GBまで 月7GBまで | 月1GBまで:4,780円 月2GBまで:6,780円 月5GBまで:8,280円 |
家のネット回線 とのセット割 | auスマートバリュー 1GBまで:割引なし 1GB超~7GB:-500円 | ドコモ光セット割 1GBまで:割引なし 1GB超~3GB:-500円 3GB超~7GB:-1,000円 | おうち割光セット -1,000円 |
合計 ※家のネット回線との セット割ありの場合 (8ヶ月目時点) | 月1GBまで 1回線:3,780円 2回線:3,280円 3回線以上:2,780円 月4GBまで 月7GBまで | 月1GBまで 1回線:3,680円 2回線:3,180円 3回線以上:2,680円 月3GBまで 月5GBまで 月7GBまで | 月1GBまで:3,780円 月2GBまで:5,780円 月5GBまで:7,280円 |
【補足事項】
※「ピタットプラン 4G LTE」の場合、
・2年間の契約の縛り(2年契約N)を付けない場合は月額料金が170円高くなります。
※「ギガライト」の場合、
・支払い方法をdカード払いの「dカードお支払割」または2年間の契約の縛りのいずれかを適用しない他の支払い方法にすると月額料金が170円高くなります。
※「ミニフィットプラン」の場合、
・2ヶ月目~7ヶ月目までは「半年おトク割」で毎月1,000円引き。
●「国内通話24時間いつでもかけ放題」の通話タイプを選択の場合
※税抜・1回線あたり。
ピタットプラン 4G LTE (au) | ギガライト (ドコモ) | ミニフィットプラン (ソフトバンク) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 1GBまで:3,980円 4GBまで:5,480円 7GBまで:6,980円 ※2年契約Nありの場合 | 1GBまで:2,980円 3GBまで:3,980円 5GBまで:4,980円 7GBまで:5,980円 ※支払方法がdカード払いの場合 | 基本プラン(音声) 980円 |
データ通信料 | データプランミニフィット 1GBまで:3,000円 2GBまで:5,000円 5GBまで:6,500円 | ||
通話オプション | 通話定額2 1,800円 | かけ放題オプション 1,700円 | 定額オプション+ 1,800円 |
家族割引 | 家族割プラス 1回線:割引なし 2回線:-500円 3回線以上:-1,000円 | みんなドコモ割 1回線:割引なし 2回線:-500円 3回線以上:-1,000円 | 割引なし |
合計 ※家のネット回線との セット割なしの場合 (8ヶ月目時点) | 月1GBまで 1回線:4,780円 2回線:4,280円 3回線以上:3,780円 月4GBまで 月7GBまで | 月1GBまで 1回線:4,680円 2回線:4,180円 3回線以上:3,680円 月3GBまで 月5GBまで 月7GBまで | 月1GBまで:5,780円 月2GBまで:7,780円 月5GBまで:9,280円 |
家のネット回線 とのセット割 | auスマートバリュー 1GBまで:割引なし 1GB超~7GB:-500円 | ドコモ光セット割 1GBまで:割引なし 1GB超~3GB:-500円 3GB超~7GB:-1,000円 | おうち割光セット -1,000円 |
合計 ※家のネット回線との セット割ありの場合 (8ヶ月目時点) | 月1GBまで 1回線:4,780円 2回線:4,280円 3回線以上:3,780円 月4GBまで 月7GBまで | 月1GBまで 1回線:4,680円 2回線:4,180円 3回線以上:3,680円 月3GBまで 月5GBまで 月7GBまで | 月1GBまで:4,780円 月2GBまで:6,780円 月5GBまで:8,280円 |
【補足事項】
※「ピタットプラン 4G LTE」の場合、
・2年間の契約の縛り(2年契約N)を付けない場合は月額料金が170円高くなります。
※「ギガライト」の場合、
・支払い方法をdカード払いの「dカードお支払割」または2年間の契約の縛りのいずれかを適用しない他の支払い方法にすると月額料金が170円高くなります。
※「ミニフィットプラン」の場合、
・2ヶ月目~7ヶ月目までは「半年おトク割」で毎月1,000円引き。
ソフトバンクのスマホライトユーザー向けのプランとして、「ミニフィットプラン」を例に挙げましたが、家族複数台数で契約できる人で月1GB以上のデータ利用する場合には、毎月50GBまで利用できる大容量プランの「メリハリプラン」を選択した方が月額料金が安くなります。
※メリハリプランでは家族割にあたる「みんな家族割+」が適用可能で、この割引分月額料金が安くなります。
端末購入サポートサービスについて
「ピタットプラン 4G LTE」で利用できる端末代の割引サービスについてご紹介します。
かえトクプログラムの利用
auのかえトクプログラムは業界初の残価設定型と呼ばれるスマホ購入プログラムで、24回の分割払いで機種を購入する形になりますが、月々の支払う端末代金はドコモやソフトバンクとは異なっています。
かえトクプログラムでは、auが2年後の残価をあらかじめ設定をしておき、残価以外の代金を23回の分割払い(2ヶ月目から25ヶ月目)で支払いますが、24回目(25ヶ月目)の最終回では3つの選択肢から選ぶことができるプログラムになっています。(自動車を購入する際の残クレに近い内容です。)
auのかえトクプログラムを簡単にまとめるとこんな感じ…
- 残価 = 2年後のスマホ端末の価値(auの買取保証額)で価格設定
※残価率は機種により異なり、一律ではありません。 - 支払い回数は24回の分割払い
- 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
端末代金の支払いは購入した翌月から開始するので2ヶ月目~24ヶ月目の23回 - 25ヶ月目の分割払いの最終回(24回目の支払い)は3つの選択肢から選べる
※買い替えや返却は13ヶ月目から可能だが、23回の分割払いは発生する- 新しいauの端末に買い替え(使っていたスマホはauに返却)
→残価分の代金支払いが免除 - そのままスマホを使い続ける
→残価を一括払いまたは24回払いに再分割し支払う
※再分割の場合でも支払い期間中に新しいauの端末に買い替え&使っていたスマホを返却すると残金の支払いを免除することも可能 - 使っていたスマホをauに返却するのみで買い替えをしない
→下取り時点の端末の下取り価格での買い取りに(残価での買取ではない点に注意)
- 新しいauの端末に買い替え(使っていたスマホはauに返却)
25ヶ月目にとる3つの選択肢の内容で特典内容が変わりますが、一番端末代金を抑えやすいものとしては、auで対象となるスマホ機種を購入してから25ヶ月目に購入したスマホ機種をauに返却し、次のauの機種に買い替えた場合で、残価分の支払いが免除されます。
※auを引き続き利用する人は返却のタイミングで次の機種を購入する感じになります。
かえトクプログラムを利用した場合の残価率は機種により異なり20%台~40%台の水準で設定されています。※あくまで残価の支払い免除は、13ヶ月目から25ヶ月目にauに購入した対象スマホ機種を返却し、次のauの新しい端末を購入する必要があります。
返却時のauの査定で故障端末と判定された場合には最大で22,000円(不課税)追加費用が必要
※au指定の故障紛失サポート系のオプション加入している場合は2,200円~(不課税)に追加費用が下がります
※残価設定額が22,000円より少ないので、サポートオプションに入っていない場合で故障させてしまった場合には、引き取ってもらえない形になると思います。
また、上記の形になる「かえトクプログラム」を特典利用をした場合は、残価の支払い免除を受けるためには購入した対象機種をauに返却し、端末は回収されてしまうため、auで機種変更をする際に使う「下取りプログラム」との併用はできない点は考慮しておく必要があります。
かえトクプログラムの加入条件は非常にシンプルです。
- 対象のスマホを24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要)
※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや36回、48回払いは割引対象に含まれなくなる点は注意
※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。

au以外の携帯会社を利用している人も端末購入、プログラム加入が可能です。
そのほかのアップグレードプログラムは新規受付終了
「かえトクプログラム」のほかにアップグレードプログラム●●とかがあった気が・・・」と思った人もいるかもしれませんが、各種アップグレードプログラムは現在は新規受付が終了しているため新たに加入することができません。現在利用できるのはかえトクプログラムのみとなっています。
●現在新規受付終了したアップグレードプログラム
プログラム名 | 新規受付終了日 |
---|---|
アップグレードプログラムNX | 2020年2月20日 |
アップグレードプログラムDX | 2019年10月31日 |
アップグレードプログラムEX | 2019年9月30日 |
アップグレードプログラムEX(a) | 2019年9月30日 |
アップグレードプログラム(a) | 2019年9月30日 |
アップグレードプログラム(ジュニア) | 2019年9月30日 |
アップグレードプログラム(タブレット) | 2019年9月30日 |
以前の端末代金割引と比べて、各携帯会社の機種代金の実質負担額が多いように感じている人も多いと思いますが、実際その通りで、この原因についても始めの方で触れた2019年10月の法改正が影響していて、回線と端末代は切り離した契約にする(ことを義務化してしまった)ことで、以前のような端末代金の大幅な割引ができなくなっています。
また、契約期間を縛らない形でも回線と端末セット契約による端末代の割引に関しても上限2万円まで(端末代は0円以下になってはいけない)のルールも加わっているため、販売店独自キャンペーンの割引額も大きな制限を2019年10月以降は設けられてしまい大幅な割引ができなくなってしまっています。
メリット
「ピタットプラン 4G LTE」を使う人は以下の条件に当てはまる方にメリットがあり、向いているプランです。
- 毎月利用するデータ容量が少ない人(毎月4GB以下)で4Gスマホ機種を利用する人
※家族まとめてauを利用する人だとよりお得(3人以上が理想)
※家族4人以上で4GB以上使う人はデータMAX 4G LTEの方が少しだけ得です。

ただ、冷静に考えてみると、使うデータ容量が少なく、機種を購入しないのが向いているのであれば、通信速度が最速でないといけないといったこだわりがないかぎりは、ワイモバイルやUQモバイル、MVNOの携帯会社も十分検討範囲になっているのでは、とも思えます・・・
au利用者がプラン変更した場合に割引特典は継続できるか?
auのほかのプランを利用している人が「ピタットプラン 4G LTE」にプラン変更した場合、以前利用していたプランのキャンペーンなどの割引特典は継続するか、終了するのか気になる方もいるのではないでしょうか?
継続するものと終了するものの両方があるので、それぞれ該当するキャンペーン・割引をまとめてみました。
割引特典が継続できるもの
以下のキャンペーン・割引は「ピタットプラン 4G LTE」に変更しても特典継続することができます。
- auスマートバリュー
- 電話きほんパック無料特典
- 家族割プラス
- ケータイ→auスマホ割
- 新カケホ割60
※2020年11月18日時点。

前半で紹介した「ピタットプラン 4G LTE」で適用できる割引のほかにケータイからスマホに変更する人が利用できる「ケータイ→auスマホ割」とシニア向けの割引の「新カケホ割60」は割引特典が継承できる対象になっています。
割引特典が終了してしまうもの
以下のキャンペーン・割引は「ピタットプラン 4G LTE」に変更してしまうと特典が終了してしまいます。
- 通話定額ライト スタートキャンペーン
- auスマートバリューmine
- スマホ応援割プラス
- auデータMAXプラン スタートキャンペーン
- スマホ応援割
- iPhoneギガトクキャンペーン
- ケータイ→auスマホ割プラス
- ケータイ→auスマホ割(s)
- カケホ割60
- 毎月割
- 学割
- スマホはじめる割
- auスマホはじめるプログラム
- auスマホデビュープログラム
※2020年11月18日時点。

従来のプランで適用されているキャンペーンや割引の多くの特典は「ピタットプラン 4G LTE」にプラン変更してしまうと特典が終了してしまうので、該当のキャンペーンを利用している場合は、プラン変更のタイミングには注意しましょう。
そのほかの注意点
ピタットプラン 4G LTEについて、ご紹介した以上の内容のもの以外については、以下の点に注意しましょう。
- データくりこしやデータギフトなどは利用不可。
- テザリングオプションはオプション費用なしで利用可能ですが、この機能を使うと必然的にデータ消費が多くなるのでこのプランでの利用には適していません。
- ぷりペイド専用電話による「ピタットプラン 4G LTE」への加入は不可。
まとめ
「新auピタットプランN」から名称が変わった「ピタットプラン 4G LTE」は、他社も含む他のプランと比べて「格段にに安い!」というわけではありません。「1,980円~」というのはさまざまな条件をクリアした場合のみ可能な内容です。
自分の使用したデータ量に応じて月ごとに最適な料金が「ピタッ」と決まるため、無駄な料金を払わずに済むという点もありますが、毎月使うデータ量が少なく、家族複数人で契約できるとお得に利用できるプランになります。
毎月利用するデータ容量が4GB以下に抑えられるにとっては月額料金が抑えられるプランだと思いますので、ご自身の利用状況と照らし合わせてじっくり検討してみてください。
↓ピタットプラン 4G LTEについて詳しい内容は
au公式:ピタットプラン 4G LTE
いかがでしたでしょうか?
また、次回をお楽しみに!
↓auを利用したくなった人はこちら