auのスマホ・ケータイ料金の仕組みが複雑で分からない人向けの説明ガイド

2019年10月30日

auのスマホ・ケータイ料金の仕組みガイド

auの携帯やスマホ料金のシステムやプランって複雑すぎてわかりにくいと思っている人はいませんか?

auのプラン内容がよくわからないので、わかる人(auショップの店員さん)の言われるまま加入してみたものの、自分がどんなプランにどれだけ支払っているかよく分からないまま、とりあえず払い続けている人も多いのではないでしょうか?

今回はよくわからないauの料金体系をなるべくわかりやすくご説明します。月々のスマホ料金の全体像を理解し、自分にとって最適なauのプランを見つけてみませんか?

2019年11月11日更新

2019年11月から始まったアップグレードプログラムNXの内容を加えました。

まずはauのスマホ・ケータイの種類を知ろう!

現在のスマホ・ケータイには大きく4つの種類があります。簡単に言えば通信速度の違いで2種機種のタイプの違いで2種があり、合計4種類です。

まずは、通信速度の違いとしては「3G」「4G」に分けられます。これは通信の規格のことを指していて

「3G3rd Generation)」は「第3世代移動通信システム」

「4G4th Generation)」は「第4世代移動通信システム」

が本来の意味です。

通信速度の違い「4G」のほうがより高速な通信が可能です。他にも「LTE」「WiMAX2」という規格がありますが、LTEやWiMAX2については、基本的には「4Gの一種」と捉えてもらって大丈夫です。

つづいてもうひとつの機種の違いですが、3G4Gそれぞれに対応した「スマホ(スマートフォン)「ケータイ(フィーチャーフォン・ガラケー)があり、その種類ごとに料金プランが用意されています。

auの携帯電話の4つタイプを大きく分けると・・・

  • 4Gスマホ
    4Gに対応した一般的なスマホ。単に「スマホ」と呼ばれることが多い(auで一番使われるタイプです)
  • 4Gケータイ
    4Gに対応したケータイ。「ガラホ」などと呼ばれることも
  • 3Gケータイ(新規受付終了)
    3Gに対応(4Gには未対応)したケータイ。いわゆる従来のガラケー
  • 3Gスマホ(新規受付終了)
    3Gに対応(4Gには未対応)したスマホ。代表的なのはiPhone4sなどの古いスマホ機種

※3Gのプランは現在、新規申込受付は終了し、2022年3月末でサービス(CDMA 1X WIN)が終了します。

先生

現在、新規申し込みができる料金プランは4Gタイプの機種や料金プランです。

スマホ・ケータイ端末の種類
3Gサービスの新規申込受付は終了。3Gのサービス自体は2022年3月末で終了に。
「au VoLTE」とは?

あまり目にすることのないことば、「au VoLTE(エーユー ボルテ)。昔からある古い機種では4Gのスマホやケータイでも音声通話時には3G回線に切り替えて使う仕様になっていましたが、この「au VoLTE」は音声通話時にも4G回線を使用するシステムです。3Gよりも情報量が増える4G回線をつかうことで音声品質の向上や着信速度が速くなるといった様々なメリットがあり、新しい様々な機種で「au VoLTE」に対応しています。

(参考)従来機種とau VoLTE着信速度比較動画
先生

auの「au VoLTE」は独自の規格で、ドコモやソフトバンクの同様の規格「VoLTE」との互換性がない点は注意が必要です。
(つまりドコモやソフトバンクのVoLTE対応機種でも「au VoLTE」に対応していない場合があります)

auの料金プランのしくみ

ここではauの大まかな料金体系を説明していきたいと思います。(他のキャリアも基本的には同じです)

スマホ料金のしくみ

スマホや携帯の料金プランの中身は大きく分けて3つ(必須)+1つ(端末を買った場合)の4つが最低限の構成です。

1.基本料金
(通話にかかる料金)
2.ウェブ使用料
(ウェブを使用するための料金)
3.データ通信料
(通信にかかる料金)
+
4.購入機種代金
(auで機種を購入した場合)

※厳密には110番・119番などの緊急通報サービスを利用するためのユニバーサルサービス料も必ずかかる料金ですが、数円の誤差レベルのため、説明を省いています。

スマホ・ケータイの料金はこれらの要素で構成されていると考えてもらって問題ありません。これはドコモもソフトバンクも同様です。

これらを基準にして、あとは人によってオプションサービス料(テザリングなど)や・キャンペーンなどの追加料金や割引がかかってきます。

2019年10月現在のau主力料金プランとなっている「auピタットプラン」系や「auフラットプラン」系の料金プランはこれら1~3の項目がすべてコミコミで表現されているプランになっています。

auの料金プランが分からなくなりやすい原因のひとつ

auの料金プランがよくわからなくなる原因のひとつとして、従来型のプランと現在の主力プランで料金のカバーしている範囲が違っていることが挙げられます。

まずは、細かく1~3と要素が分かれている従来型プランから解説していきます。

1.通話にかかる料金(基本料金) ※従来型プランの場合(4Gケータイ利用者)

スマホ・ケータイには欠かすことのできない「通話」をするための料金です。通話は基本となる機能なので「基本料金(基本使用料)といいます。

ですので、

「基本料金」=「通話のための料金」

と捉えてもらってOKです。auの「基本料金」にはいくつか種類があります。

auの基本料金プラン一覧(従来型の料金プランの場合)
※月額料金は「2年契約」加入ありの場合

プラン名
(月額料金)
対象端末 内容 月額料金
カケホ
4Gスマホ
24時間国内通話かけ放題!
2,700円
3Gスマホ
4Gケータイ
3Gケータイ
2,200円
スーパーカケホ
4Gスマホ 1回5分以内の国内通話がかけ放題!
(家族間の通話は5分を超えても無料)
※5分を超えると30秒ごとに20円かかる
1,700円
4Gケータイ 1,200円
LTEプラン 4Gスマホ au端末同士の1時~21時間の国内通話無料
※相手がau以外の場合や1時~21時以外の通話は30秒ごとに20円かかる
934円
シンプル
コース用

プランZ
シンプル
3Gスマホ
3Gケータイ

au同士なら1時~21時まで国内通話が無料
SMSは24時間無料
934円
プランE
シンプル
Eメール(@ezweb.ne.jp)の送受信が無料 743円
プランSS
シンプル
無料通話1,000円分が付いている 934円
プランS
シンプル
無料通話2,000円分が付いている 1,550円
VoLTE対応
ケータイ用
VKプランS 4Gケータイ 無料通話1,100円分が付いている 998円
VKプラン 1時~21時のau同士の国内通話が無料 998円
VKプランM 無料通話2,600円分が付いている 1,620円
3G系のプランおよび4Gスマホプランについて

3Gスマホ・3Gケータイ系のプランは2018年11月7日で新規申込受付は終了しています。(サービス自体も2022年3月末に終了します。)
4Gスマホ系のプランは2019年8月31日で新規申込受付が終了しています。

現在は4Gケータイ系以外のプランは新規申込受付ができなくなっています。

auの従来型のプランを選択する場合は、ウェブ使用料(LTE NET)の300円データ通信料にあたるデータ定額のプランも別途選択する必要があります。

先生

現在のauの主力プランのauピタットプラン系やauフラットプラン系のプランの場合は、通話プランは3タイプありますが、1~3の要素がまとまっているため、後半でまとめて解説します。

カケホ・スーパーカケホ・LTEプランの違いは?

ここまで大まかな料金のしくみについて解説しましたが、auの基本料金で登場するプラン名、カケホ、スーパーカケホ、LTEプランの違いについて解説していきましょう。

従来型のプランと現在の主力プランで説明が変わるため、ここでは従来型プランを解説し、主力プランについては最後にまとめて解説していきます。

通常(従来)の料金プラン

これらは基本料金プラン、つまり最初に解説した3項目のうち、

  1. 基本料金(通話にかかる料金)
  2. ウェブ使用料(ウェブを使用するための料金)
  3. データ通信料(通信にかかる料金)

1.の「基本料金(通話にかかる料金)にあたる内容になります。2と3にあたる内容は含まれていないため、別途組み合わせる必要があります。

「カケホ」とは?

「24時間国内電話かけ放題」の通話プランです。

海外への通話や0570番号などの有料電話サービス以外の通常の国内通話であれば通話料金はかかりません(これはほかのプランも同じです)が、基本料金はほかのプランと比べ高くなります。

「スーパーカケホ」とは?

「1回5分間以内の国内通話なら何度でも電話かけ放題」の通話プランです。

1回5分以上の国内通話をした場合には30秒につき20円の料金がかかります。
ただし、「2年契約+家族割」の適用者が家族に電話をした場合は5分以上通話をしても料金はかかりません

先生

「スーパーカケホ」の方が「カケホ」より多く電話できそうな気がしますが、実際は「カケホ」の方が長時間国内通話ができるプランなので、勘違いしないようにご注意ください。

「LTEプラン」とは?

「話した分だけ料金がかかる従量課金型」の通話プランです。

ただ、au同士だと午前1時から午後9時までの国内通話が無料になる特典が付いていますが、それ以外の時間帯での通話やau以外の人との国内通話は30秒につき20円の料金がかかります。

先生

細々とある「シンプルコース」系のプランも無料時間が一部あるものの従量課金型の通話プランです。

また、「LTEプラン」については現在の主力プランでは選択できない通話プランなのでauピタットプラン系やauフラットプラン系のプランとの組み合わせもできません。

月額料金を下げる「2年契約」について

誰でも基本料が割引になる「2年契約」という割引サービスがあります。
これは申し込むだけで、カケホやスーパーカケホの場合基本料が毎月1,500円割引LTEプランなどの場合基本料が半額になります。この割引を受けるには2年契約することが必須となります。

先生

au公式ページ内でよく記載されている料金はこの「2年契約」を適用した状態の料金で書かれているものがほとんどで、実際auを契約しているほとんど方が月額料金を下げるために利用している契約だと思います。

「2年契約」とは?
2年契約の場合の更新月

俗に「2年縛り」とよばれるものですが、これは「2年間まとまった期間で契約することを条件として月額料金を安くする」といったものです。

そのため、2年たたないうちに解約してしまうと2年間の契約という前提としている条件を満たさなくなってしまうので「契約解除料」という違約金を支払わないといけなくなり、端末代金の支払いがまだ残っている場合は、引き続き支払いが必要(しかも端末代割引の適用もなくなる)となります。

auの契約解除料

2019年9月末までに契約したプラン
※2019年9月に開始したauデータMAXプランNetflixパックは除く
9,500円
2019年10月以降に契約したスマホ系プラン
※2019年9月に開始したauデータMAXプランNetflixパックも含む
1,000円
2019年10月以降に契約したケータイ系プラン  9,500円
先生

2019年10月の法改正の影響で、契約解除料の金額に上限を設けられたことで、契約解除料が大きく変わっています。

「2年契約N」となっている2年定期契約の場合は契約解除料が1,000円。
なっていない2年定期契約は契約解除料が9,500円と考えておくとよいです。

※auだけは、ケータイ系のプランについては、法規制を受けたスマホとは違い、1,000円ルールの猶予期間中(2020年からルール適用開始)ということもあるためか、2019年10月以降の契約でも9,500円のままな点には注意しましょう。

2.ウェブを使用するための料金(LTE NET / EZ WINコース) ※従来型プランの場合(4Gケータイ利用者)

ウェブを使う権利まで

ウェブ(インターネット)そのものを使うための料金です。auを含む3大キャリアでは300円の料金設定になっているものです。auでは「LTE NET」(4Gの場合)「EZ WINコース」(3Gの場合)という名称です。

LTE NET /EZ WINコース 300円/月
先生

ウェブ使用料はインターネットを使う権利をもらうだけで、どのデータ容量まで使えるかについては、次の3番目の内容になります。

3.通信にかかる料金(データ通信料) ※従来型プランの場合(4Gケータイ利用者)

データ通信料はWEBサイトの閲覧やメールの送付、アプリの使用時など、データをやりとりする通信にかかる料金です。

従来型の通話プランを選択している場合には、データ定額にあたる料金プランを選択する必要があります。データ定額(1~30)などは快適に通信できる通信量の上限が決められていて、その選択したプランに応じて料金が変わります。

例えば「データ定額5」というプランがありますが、これは

「1ヶ月に使用する通信量が5GBまでなら(速い通信速度で快適に)使えますよ」

ということになります。

では仮に使用する通信量が5GBの場合、1ヶ月以内に5GBを超えるとどうなるのかというと、「速度制限」がかかり、通信の速度が極端に遅くなってしまいます(多くのプランは最大128kbpsまで減速)。まったく使えなくなったり、勝手に料金が上がったりするわけではありませんが、動画などの大容量のデータを使うのは困難になります。

また、その月でデータ容量の上限まで使い切れなかった場合でも、選択したデータ定額のプランによって通信量の残りを翌月の容量に上乗せすることが可能です(データ繰り越し)。その点も踏まえて自分に合った通信プランを選ぶと良いでしょう。

データ通信プラン一覧
(4Gスマホ・従来型プランの場合) ※2019年8月31日で新規受付終了

プラン名 データ容量 月額料金
データ定額1 1GB 2,900円/月
※「スーパーカケホ」の場合のみ選択できる
データ定額2 2GB 3,500円/月
※「カケホ」の場合のみ選択できる
データ定額3 3GB 4,200円/月
※「カケホ」「スーパーカケホ」の場合に選択できる。
データ定額5 5GB 5,000円/月
※データくりこし可
※「カケホ」「スーパーカケホ」の場合に選択できる。
データ定額20
(スーパーデジラ)
20GB 6,000円/月
※データくりこし可
※「カケホ」「スーパーカケホ」の場合に選択できる。
データ定額30
(スーパーデジラ)
30GB 4,200円/月
※データくりこし可
※「カケホ」「スーパーカケホ」の場合に選択できる。
LTEフラット 7GB 5,700円/月
※「LTEプラン」の場合に選択できる。


データ通信プラン一覧
(3Gスマホ・従来型プランの場合) ※2018年11月7日で新規受付終了

プラン名 データ容量 月額料金
データ定額
※注1
3,500円~上限5,700円/月
※「カケホ」の場合のみ選択できる
※モバイルPC・PDA・カーナビなどに接続した場合は上限9,900円/月(パケット単価:0.08円)
ダブル定額
スーパーライト

※注2・3
372円~上限5,700円/月
※「プランZシンプル」「プランEシンプル」「プランSSシンプル」「プランSシンプル」の場合に選択できる。
※モバイルPC・PDA・カーナビなどに接続した場合は上限9,900円/月(パケット単価:0.1円)
ISフラット 定額
※注2・4
5,200円/月

注1:スマホ(3G)利用の場合、0.08円/パケットで上限5,700円で3Gケータイの場合と価格が違います。
注2:直近3日間 (当日を含まない) に300万パケット以上の利用があった場合、通信速度を終日制限される。また、通信量が多すぎる場合は一時的に回線を止められる場合がある。
注3:3,720パケットまで372円。3,720パケット超分は0.1円/パケット加算。57,000パケット以上で5,700円。
注4:au ICカードを差し替えて、au携帯電話を利用したモバイルデータ通信を利用する場合は9,900円/月。


データ通信プラン一覧
(4Gケータイ・従来型プランの場合)

プラン名 データ容量 月額料金
データ定額1
(ケータイ)
1GB 2,900円/月
※「スーパーカケホ」の場合のみ選択できる
データ定額2
(ケータイ)
2GB 3,500円/月
※「カケホ」の場合に選択できる。
データ定額3
(ケータイ)
3GB 4,200円/月
※「カケホ」「スーパーカケホ」の場合のみ選択できる
データ定額5
(ケータイ)
5GB 5,000円/月
※データくりこし可
※「カケホ」「スーパーカケホ」の場合のみ選択できる
ダブル定額Z
(ケータイ)
2.5GB
※注1
0円~上限4,200円/月
※「カケホ」「スーパーカケホ」の場合のみ選択できる
 ダブル定額
(ケータイ)
2GB
※注2
500円~上限4,200円/月
※「VKプランS」「VKプラン」「VKプランM」の場合のみ選択できる

注1:500KBまでは0円。500KB超過分は0.03円/KB。137.2MB以上は4,200円。2.5GB以上の利用で通信速度が128kbpsに速度制限。
注2:10MBまでは500円。10MB超過分は0.02円/KB加算。190.6MB以上は4,200円。2GB以上の利用で通信速度が128kbpsに速度制限。


データ通信プラン一覧
(3Gケータイ・従来型プランの場合) ※2019年11月7日で新規受付終了

プラン名 データ容量 月額料金
データ定額 3,500円/月(カケホの場合のみ選択可能)
※モバイルPC・PDA・カーナビなどに接続した場合は上限9,900円/月(パケット単価:0.08円)
ダブル定額
スーパーライト

※注1・2
372円~上限4,200円/月
※「プランZシンプル」「プランEシンプル」「プランSSシンプル」「プランSシンプル」の場合に選択できる。
※モバイルPC・PDA・カーナビなどに接続した場合は上限9,900円/月(パケット単価:0.1円)

注1:直近3日間 (当日を含まない) に300万パケット以上の利用があった場合、通信速度を終日制限される。また、通信量が多すぎる場合は一時的に回線を止められる場合がある。
注2:3,720パケットまで372円。3,720パケット超分は0.1円/パケット加算。42,000パケット以上で4,200円。

先生

auの従来型のプランは1~3までのプランの組み合わせになりますが、スマホかケータイか通話プランの選択内容によって利用できるデータ定額のプランや料金が違うので、本当に本当に分かりづらい料金体系になっています。

auの主力プランauピタットプラン系、auフラットプラン系プランの場合は1~3までを含んでいる

現在のauのスマホ系のプランについては主力プランである「auピタットプラン」系のプランと「auフラットプラン」系のプランで大きく2種類がありますが、これらは毎月使用するデータ容量が多いか少ないかで適したプランが変わってきます。

auピタットプラン系のプランとは?

新auピタットプランN
auピタットプラン系のプランのひとつ「新auピタットプランN」

auピタットプラン系のプランは基本料金だけを指すのではなく、基本料金(通話料)・ウェブ使用料・データ通信料がセットになったプラン。

その月に使用したデータ通信量に応じて月額料金が3~5段階で変動する定額制プラン毎月5GBにも満たない程度であまりデータを多く使わない人に向いたプランです。

現在利用可能なauピタットプラン系のプランは次の2種類あります。

  • 新auピタットプランN
  • auピタットプランN(s)※ケータイからスマホに変える人だけが利用できる限定プラン

旧「auピタットプラン」は2019年6月30日で新規受付が終了になりました。
※「新auピタットプラン」「auピタットプラン(s)」は2019年9月30日で新規受付が終了になりました。

「新auピタットプランN」は使用したデータ量に応じて3段階に月額料金が変わり、さらに通話タイプ(標準のほかに通話オプション「通話定額」・「通話定額ライト」の3種類のいずれか)を選択します。

「auピタットプランN(s)」は使用したデータ量に応じて5段階に月額料金が変わり、さらに通話タイプ(「カケホ/s」・「スーパーカケホ/s」の2種類のいずれか)を選択します。

データ容量使った分だけお支払い
新auピタットプランNの場合(データ容量は1GBまで/4GBまで/7GBまでの3段階制)
auピタットプランの段階性料金のバー
auピタットプランN(s)の場合(データ容量は1GBまで/2GBまで/3GBまで/5GBまで/20GBまでの5段階制)

選択する通話プランのタイプやその月に使ったデータ容量に応じて料金が変動してきます。パターンがかなり多いため、詳しくは以下の「新auピタットプランN」の解説記事がありますので、こちらをご覧ください。
(利用できる対象者が一部に限られる「auピタットプランN(s)」は後日解説記事を載せる予定です)

auフラットプラン系のプランとは?

auフラットプラン7プラスN
auフラットプラン系の一例「auフラットプラン7プラスN」

auフラットプラン系のプランについても基本料金だけを指すのではなく、基本料金(通話料)・ウェブ使用料・データ通信料がセットになったプラン。こちらはフラットとあるように、その月に使ったデータ通信量に関わらず料金が変わらない完全定額制プランで、毎月5GB以上はデータを使う人に向いたプランです。

現在利用可能なauフラットプラン系のプランは次の5種類があります。

  • auフラットプラン7プラスN ※7GBまで利用可能
  • auフラットプラン20N ※20GBまで利用可能
  • auフラットプラン25 NetflixパックN ※25GBまで利用可能
  • auデータMAXプラン Netflixパック ※データ無制限で利用可能
  • auデータMAXプランPro ※データ無制限で利用可能

※「auフラットプラン30」は、2019年6月30日で新規受付が終了しました。
※Nが付いていない「auフラットプラン7プラス」「auフラットプラン20」「auフラットプラン25 Netflixパック」や「auデータMAXプラン」は2019年9月30日で新規受付が終了しました。

「auフラットプラン7プラスN」、「auデータMAXプラン Netflixパック」、「auデータMAXプランPro」の通話タイプは標準のもの以外に通話オプションの「通話定額」・「通話定額ライト」の3種類のいずれかを選択します。

「auフラットプラン20N」「auフラットプラン25 NetflixパックN」の通話タイプは「カケホ」・「スーパーカケホ」・「シンプル」の3種類のいずれかを選択します。
※従来型プランの「カケホ」「スーパーカケホ」とは別物扱いのため、こちらは2019年8月31日で新規受付は終了しません。(非常に紛らわしいですね…)

auフラットプラン7プラスNは7GBまで
auフラットプラン7プラスNの場合(データ容量は7GBまでの完全定額制)
auフラットプラン20Nは20GBまで
auフラットプラン20Nの場合(データ容量は20GBまでの完全定額制)

それぞれデータ容量が違う選択したフラットプランで月額料金が異なりますが、同じフラットプランでもさらに選択する通話タイプによってさらに月額料金が変わります。auピタットプラン系のプランと比べれば段階による料金変動が無い点では分かりやすいですが、プラン自体の種類がドコモ、ソフトバンクと比べて多く複雑になっています。

各プランの詳細を知りたい人は以下にそれぞれの解説記事がありますので、こちらをご覧ください。

4.端末本体代金 ※auで端末を購入する場合

こちらは、auでスマホ・ケータイの端末を購入したときに必要になる料金で、一括払い分割払いで支払う形になります。

端末を購入するあたり、端末代金の割引サービスが気になると思いますが、2019年10月の法改正により、今までの端末代割引のサービスが9月末で終了したことで、割引サービスの種類が少なくなり、現在は以下の割引サービスを利用する形になっています。

2019年11月以降は「アップグレードプログラムNX」を利用

店頭でauスマートフォン(4GLTE)を購入後、25カ月目にアップグレードプログラムNXを利用した場合の支払いイメージ

2019年11月1日からは新たに「アップグレードプログラムNX」のプログラムが始まりました。

auのアップグレードプログラムNXとは、36回割賦(36回の分轄払い)で機種を購入した場合で、購入した翌月以降にauに端末を返却すると分轄払いが残っている端末代(最大12か月分)の支払いが免除されるという端末購入サポートプログラムです。

2019年10月に展開していた「アップグレードプログラムDX」はソフトバンクの「トクするサポート」に近いプログラムでしたが、今度の「アップグレードプログラムNX」はドコモの「スマホおかえしプログラム」に近いプログラム(36回分割払いで購入し、後日端末をキャリアに返却することで最大12ヶ月分の端末代の残割賦分を免除する形)になっています。

先生

auの分割払いの支払回数は現在24回、36回、48回の3種類がありますが、アップグレードプログラムNXの適用は36回払いの場合のみです。

つまり対象機種を購入してから25ヶ月目までにauに端末返却すると24回分の支払いのみで済む形になります。また、このプログラムは別途プログラム料がかからず0円です。(プログラム特典を使うも使わないのも自由ということです)

少しイメージしづらいと思うので、期間別に必要な支払い回数をまとめると以下のような感じになります。

返却月ごとの必要な支払い回数表

購入してから
返却した経過月数
必要な
端末支払い回数
免除される
端末支払い回数
1ヵ月目~25ヶ月目 24回 12回
(実質33.3%引き)
26ヶ月目 25回 11回
(実質30.6%引き)
27ヶ月目 26回 10回
(実質27.8%引き)
28ヶ月目 27回 9回
(実質25%引き)
29ヶ月目 28回 8回
(実質22.2%引き)
30ヶ月目 29回 7回
(実質19.4%引き)
31ヶ月目 30回 6回
(実質16.7%引き)
32ヶ月目 31回 5回
(実質13.9%引き)
33ヶ月目 32回 4回
(実質11.1%引き)
34ヶ月目 33回 3回
(実質8.3%引き)
35ヶ月目 34回 2回
(実質5.6%引き)
36ヶ月目 35回 1回
(実質2.8%引き)
37ヶ月目以降 36回 なし

※端末代の支払いは購入した月は発生せず、購入翌月からカウントされます。
(ドコモ、ソフトバンクと同じカウント方法です)

先生

かつてあったアップグレードプログラムとの違いに、今回のアップグレードプログラムNXはauの回線を利用しているかどうかは問わない点があります。かつてのアップグレードプログラムは機種変更(au回線利用)が必要でしたが、アップグレードプログラムNXはauに端末返却で特典適用(au回線利用については関知しない)という点が異なります。

auの回線契約は必要ないものの、auで購入する端末にはauのSIMロックがかかっている点には注意が必要です。au以外のドコモ・ソフトバンク系の回線を利用している人の場合にはSIMロックを解除する必要があり、通常であれば購入してから101日以降でauショップでSIMロック解除の手続きをしないと使用できないものですが、購入した端末の2か月分の割賦代金を預かり金として支払うことを条件で、auショップで即日SIMロック解除の手続きができます。(auショップでのSIMロック解除手続きには別途手数料3,000円も必要です。)
※この条件はauの回線を利用していない場合の条件のため、au回線を利用している場合は、この条件を満たしても購入後100日以内でのSIMロック解除ができません。(違う条件があります)

また、旧機種は回収されてしまうため、アップグレードプログラムNXと下取りプログラムの割引の併用利用ができない点も考慮しておく必要があります。

アップグレードプログラムNXの適用条件には以下の条件を満たす必要があります。

  • 対象のスマホ36回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要
    ※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや24回、48回払いは割引対象に含まれなくなる点は注意
    ※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。
  • スマホをauに返却する
    ※次の機種に機種変更する条件は付いていない
    ※返却の受付開始は2020年夏以降に受付開始予定
    ※返却はau取扱店(一部店舗除く)で、au Online Shopではできません。
    ※機種変更と同時に特典適用する場合は、機種変更した月の翌月末までに返却(&au側の検品完了まで)させる必要があります。

    ※故障していたりすると最大22,000円(不課税)別途追加費用が発生します。
  • au ID会員であること
    ※au IDはau利用者以外も会員になれます。
アップグレードプログラムNXについての詳しい解説はこちらをご覧ください。
アップグレードプログラムNXを使わないauユーザーは下取りプログラムを使おう

アップグレードプログラムNXの特典と下取りプログラムはどちらもauに端末を回収させることが条件に含まれているため、どちらか一方の特典しか利用ができません。

もし、アップグレードプログラムNXに加入したものの長期間利用して、残割賦がほとんど残っていない(つまり免除額が少ない)場合は、下取りプログラムを利用した方が還元額が多くなる場合もあるため、このケースに当てはまる人はどちらの特典を利用した方が還元が多いか調べてから利用する特典を決めることをお勧めします。

auに新規契約、またはMNPをする場合で、新たにauの端末を購入する人の場合は、アップグレードプログラムNXに加入している機種が無い状態なので、下取りプログラムで回収できる端末であれば、下取りプログラムを利用して端末を回収してもらうと少しお得になります。

↓下取りプログラムについて詳しくは
au公式:下取りプログラム

そのほかのアップグレードプログラムは新規受付終了

「アップグレードプログラムNXのほかにEXとかDXとかがあった気が・・・」と思った人もいるかもしれませんが、NX以外のアップグレードプログラムは現在は新規受付が終了しているため新たに加入することができません。現在利用できるのはアップグレードプログラムNXのみとなっています。

現在新規受付終了したアップグレードプログラム

プログラム名 新規受付終了日
アップグレードプログラムDX 2019年10月31日
アップグレードプログラムEX 2019年9月30日
アップグレードプログラムEX(a) 2019年9月30日
アップグレードプログラム(a)  2019年9月30日 
アップグレードプログラム(ジュニア) 2019年9月30日
アップグレードプログラム(タブレット) 2019年9月30日
機種代金が割高になっているのも法改正が影響

以前の端末代金割引と比べて、各携帯会社の機種代金の実質負担額が多いように感じている人も多いと思いますが、実際その通りで、この原因についても始めの方で触れた2019年10月の法改正が影響していて、回線と端末代は切り離した契約にする(ことを義務化してしまった)ことで、以前のような端末代金の大幅な割引ができなくなっています

また、契約期間を縛らない形でも回線と端末セット契約による端末代の割引に関しても上限2万円まで(端末代は0円以下になってはいけない)のルールも加わっているため、販売店独自キャンペーンの割引額も大きな制限を2019年10月以降は設けられてしまい大幅な割引ができなくなってしまっています。

店舗での購入の場合「頭金」がかかる場合がある点には注意

街中のauショップ・au取扱店で購入する場合端末代金に「頭金」が加算されている場合があります。頭金は、販売店側の利益になる料金で、通常の端末代に頭金が上乗せされています。料金も販売店に裁量を持たせているようで店舗によって価格が変動しています。

店舗で端末を購入する場合には、頭金が加算されていないか注意しましょう。

ただし、店舗ではなく、auオンラインショップでの契約の場合には、頭金が0円になります

先生

頭金と事務手数料と混同しがちですが、二つは違うものなので注意しましょう。
(事務手数料はしっかりとかかります。)

↓関連記事:事務手数料0円。頭金0円。などのスマホの色々な0円解説
少しでも得に購入したい場合の販売店見極めポイント(2019年10月以降版)

auの路面店やauオンラインショップなど、複数の販売店から少しでもお得なお店で購入したいと考えている方は、結局どのauの販売店で購入するのがお得なのかを判断する材料として、以下のポイントを押さえて、最終的に利用するお店を決めることをお勧めします。

  • 端末代金の割引・キャッシュバックは(キャリア公式+ショップ独自の合計で)2万円であること
    ※2019年10月の法改正で最大で割引できる金額が2万円までなので最大限の還元額が2万円です。
    ※定価で2万円を切る端末の場合には割引後の端末価格が1円になる還元額がベスト。
  • 端末代金に頭金がかからないこと
    ※定価の端末代金とは別に頭金(数千円から数万円)を徴収する場合が一部の販売店であります。
  • 還元の条件に余計なオプション加入が無いこと
    ※販売店からのキャッシュバック還元条件などで余計なオプション加入が必要な店舗も一部あります。

機種変更でも2万円還元を受けれるお店があれば、機種変更でも良いかもしれませんが、なかなかこの条件を出すのは困難なようで、MNPや新規契約であればこの条件を引き出しやすいようです。

先生

2019年9月まではキャッシュバック還元はできるだけ多いお店でという判断軸がありましたが、10月の法改正で上限金額が設定されてしまったので、最大限の2万円の還元が受けられて、かつ余計な条件を付けないお店で契約するのが今後のショップ選びの判断軸になりそうです。

まとめ

auをはじめとしたスマホ・ケータイの料金は基本的に「通話にかかる料金」「ウェブを使用するための料金」「通信にかかる料金」(+「購入した端末代」)の3~4つで構成されていて、この料金をベースにオプション料金やキャンペーンによる割引などの料金の増減があります。

従来型のプランと主力プラン(auピタットプラン系、auフラットプラン系のプラン)とでは料金のくくり方、組み合わせ方が違っていて、非常にauの料金携帯が分かりづらい要因となっています。

最低これだけ知っておくだけでも、auの月額料金がかなり見やすくなるのではないかと思います。月々の請求額の中身を理解することで、より自分自身に合ったプランを探しやすくなるのではないでしょうか?

いかがでしたでしょうか?
また、次回もお楽しみに!

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